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ゴジラ老人シマクマ君の日々

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2024.11.12
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「三島暦師の館」
  徘徊日記 2024年10月20(日)三島あたり その2

​​​​​ 三島大社を東の裏口から出て金木犀が匂う住宅地を、ほんの数分歩くとなんだか立派なお屋敷があって、玄関にはカンカンと叩く板木(ばんぎ)が置いてあります。
 ちょうど、庭あたりで掃除をしていらっしゃったオジサンがお声をかけてくださいました。​

​「その、板、叩いてごらんなさい。」​

​​ で、4人組の二人が交互にカンカンと叩くと、中から​​

​​​センセー!という雰囲気のおじいさん​​​​

​​ が出ていらっしゃって、お屋敷の案内が始まりました。

​​​三嶋暦師の館の主(ぬし)​​

 のようです。​​​​​

​ お屋敷は、昔の代官所の建物を移築保存していらっしゃるようで、玄関の正面には三島の宿の古地図です。というわけで、ご講義が始まりました。​
​ そもそも「三嶋暦」とは何かに始まって、三島の地理、歴史、三島暦の歴史、ああ、それから中国の暦と日本の暦の歴史、​
​​イヤアー、ベンキョーになります(笑)。​​
​​​ で、これがパンフレットです。「三嶋暦師の館」というのは三島市が管理運営している公共の場のようです。​
​​​ こちらが、今も作り続けていらっしゃる三嶋暦です。大判とポケットサイズとあります。購入を希望すると、​
​「いやあ、来年の暦の時期になってましてね。新しいのが来週届くのですが、これでいいですか?」
「もちろん!です。」
「じゃあ、ポケットサイズはサービスです。持ってってください。」​
 ​お年は、平均年齢70歳越えの4人組の一回り上という雰囲気で、頑固なオジーさんの雰囲気でしたが、とても御親切で丁寧な方でした。​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​
​​​ これが、三嶋暦です。大きい方は見開きで吊り下げられるカレンダーです。一年間の月の形の変化が印刷されているのが、まあ、あたり前ですが特徴です。
 壁掛けタイプが500円でしたよ。
 開いてみるとレイアウトというか、デザインというかはこんな感じ。​​​

​​ ​​お伺いした日の2024年10月20日を調べて見ると、​縦向きに​​
「九月十八日・月は十八夜・ひのとみ・日・友引・秋の土用の入り・19:07~09:16」
​ ​でした。最後が月の出、月の入りの時刻でしょうね。​​​
 庭には小さなお社があります。お祀りしてあるのは加茂神社の神さんらしいです。
​​​​​ で、その前の庭に何気ないのですが日時計です。月齢の旧暦ですが、一日の暮らし日時計という感じでしょうね。なんか、いい雰囲気でしたね。​​​​​
 これが、建物の看板です。三島市歴史的風致形成建造物だそうです。
​​​​​ もしもですが、三島の町とか徘徊なさることがおありでしたらおススメですね。もっとも、シマクマ君は、たとえば二十四節季とかが、結局、「太陽暦」なのか「陰暦」なのか、まあ、よくわからないままなので、必ずしも、かしこくなれるとは限りませんけど(笑)。​​​​
 さて、いったん三島大社に帰って、次はどこでしょうね。​




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​​​​​​​​​

​​​​​​

​​​​​追記​
 

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​​​​​​​​






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最終更新日  2024.11.23 22:17:40
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