リチャード・カーティス「ラブ・アクチュアリー」シネリーブル神戸 予告編を見ながらオールスター、アホらし映画かな?
と、ちょっと、疑いながら見ました(笑)。ハハハ、サイコーでした(笑)。
リチャード・カーティス監督の20年前の作品「ラブ・アクチュアリー」です。
ビル・ナイ、リーアム・ニーソン、コリン・ファース、まあ、ボクでも存じ上げているイギリス映画の名優たちが、これでもか!というアホぶり!
で笑わせてくれます。監督も、俳優さんたちも上手いもんですねえ(笑)。
総理大臣と給仕係の恋から、小学生の少年の初恋、売れないロックスターの純情、社長の浮気、愛のことばがいえない作家の朴訥、モテないヤンキー青年のアメリカ女漁り行脚。まだ、まだ、あるんですがもういいですよね。笑えて泣けます(笑)。これだけ錯綜するシーンを見ながら、ゴチャゴチャやのに、納得させられる快感!
これだけ、あれこれ出てくると、ホントは落ち着かないはずなのですが、これが映画っていうものなんだというか、醍醐味なんだという感じでしたね(笑) 何といっても、ヒースロー空港の何十枚もとられた、親子、友達、恋人、エトセトラ、エトセトラの愛の出会い!
のシーンが圧巻でしたね。マジ、泣けました。
はい、ご活躍の皆さんに拍手!
監督のアイデアというか、センスに拍手!
もう、こういうのばっかり見ていたいという気分でした。
監督・脚本 リチャード・カーティス
撮影 マイケル・コールター
美術 ジム・クレイ
衣装 ジョアンナ・ジョンストン
編集 ニック・ムーア
音楽 クレイグ・アームストロング
キャスト
ビル・ナイ(ビリー:ロック歌手)
ヒュー・グラント(デビッド:英国首相)
マルティン・マカッチョン(ナタリー:官邸の給仕)
リーアム・ニーソン(ダニエル)
トーマス・サングスター(サム:ダニエルの息子)
オリビア・オルソン(ジョアンナ:サムの憧れの少女)
コリン・ファース(ジェイミー:作家)
ルシア・モニス(オーレリア:ポルトガル人のメイド)
ローラ・リニー(サラ:デザイン会社員)
ロドリゴ・サントロ(カール:サラの同僚)
エマ・トンプソン(カレン:社長の妻・首相の妹)
アラン・リックマン(ハリー:デザイン会社社長)
ハイケ・マカチュ(ミア:デザイン会社員)
キーラ・ナイトレイ(ジュリエット:ピーターの新妻)
キウェテル・イジョフォー(ピーター)
アンドリュー・リンカーン(マーク:ピーターの友人)
ローワン・アトキンソン(ルーファス:宝石店員)
ビリー・ボブ・ソーントン(アメリカ大統領)
2003年・135分・PG12・イギリス・アメリカ・フランス合作
原題「Love Actually」
2024・12・06・no158・シネリーブル神戸no285