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ゴジラ老人シマクマ君の日々

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2025.02.13
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​​キリアン・リートホーフ「ステラ ヒトラーにユダヤ人同胞を売った女」シネリーブル神戸
 ​​かなり迷って、まあ、他に見るものもないしとか適当な理由をつけて出かけて行って見ました。「寒くても出かける!」が、ここのところの合言葉ですからね(笑)。 
 見たのはキリアン・リートホーフという監督の「ステラ ヒトラーにユダヤ人同胞を売った女」です。​​

​ ここのところ、ちょっとしんどくなっている、いわゆるナチスものです。ナチスのユダ人狩りに対して、ユダヤ人を密告することで生き延びたユダヤ人の女性の伝記でした。​
​​​​​​​​​​​​​ 1940年、ジャズシンガーを夢みる18歳の少女ステラが、ジャズのスタンダード「シング・シング・シング」を歌うシーンから映画は始まり、1943年彼女が密告者としてなりふりかまわぬ活動に走り、1957年ソビエトの収容所から帰ってきた彼女祖国で裁判にかけられ、1994年72歳の彼女がアパートの窓から投身自殺するシーンで終わりです。​​​​​​​​​​​​​
​​​​​ 印象に残ったのは、両親が収容所に送られる別れの日にも、20代の彼女のことを「点子ちゃん」と呼ぶ父親と、命を絶つことを決めた彼女が20代のときと同じ手順でお化粧する姿でした。​​​​​
​​ チラシには
​「被害者か?加害者か?」​​
​ というコピーが踊っていますが、どなたかこの問いにお答えになることがお出来になる方って、今の世の中にいらっしゃるのでしょうか。​​
​​​​​​ ボクは父親から「点子ちゃん」と呼ばれていた主人公のこの女性を自己正当化と虚勢の塊のように、いかにも傲慢な人物として徹底的に、まあ、情け容赦なく描きながら、とどのつまりには、あの頃のように可愛らしくお化粧するシーンを入念に映し出し、そのまま窓から飛び降りさせて映画を終えた監督に目を瞠りました。 ​​​​​​​​​​​​​​帰り道に指折り数えて
​​「そうか、72歳か!」​​
​ と確認しながらこの映画に納得しました。
 点子ちゃんは、もちろんケストナーの描いた、あの永遠の少女ですが、あの朝、ステラお父さん彼女
​「点子ちゃん!」​​
 ​と呼ぶ声を聴いてしまったのでしょうね。
 あの世から呼んだという話ではなくて、​
​素直な「反省!」​
​​​ ​を信条にしていた点子ちゃんに、ふと戻っってしまった72歳ステラにはもうこれ以上の「生」を求める気力はなかったでしょうね。まあ、そういう納得です。
 キリアン・リトホーフ、なかなかな監督だと思いました。拍手!​​​​​​​​​​​​​​


監督・脚本 キリアン・リートホーフ
脚本 マルク・ブルーバウム
撮影 ベネディクト・ノイエンフェルス
編集 アンドレア・メルテンス
音楽 ペーター・ヒンデルトゥール
キャスト
パウラ・ベーア(ステラ・ゴルトシュラーク)
ヤニス・ニーブナー(ロルフ・イサークソン)
カーチャ・リーマン(トニ・ゴルトシュラーク)
ルーカス・ミコ(ゲルト・ゴルトシュラーク)
ベキム・ラティフィ(アーロン・サロモン)
ジョエル・バズマン(ジョニー)
ダミアン・ハルドン(マンフレート・キューブラー)
ゲルディ・ツィント(ドッベルケ)
メイブ・メテルカ
2023年・121分・PG12・ドイツ・オーストリア・スイス・イギリス合作
原題「Stella. Ein Leben.」
2025・02・12・no021・シネリーブル神戸no302





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追記
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最終更新日  2025.02.13 23:47:12
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