チャン・ダーレイ「銀幕の友」シネリーブル神戸 話題の「アノーラ」を見たあと、全編、24分!
ということで、ついでに見ました。チャン・ダーレイという監督の「銀幕の友」です。イヤー、なんといっていいか・・・
でした(笑)。
チラシの雰囲気もいいし、出だしもいいんです。1990年代の中国という映像で、実は、その頃、シマクマ君は人生唯一の外国体験で、映画は1990年のアジア大会でしたが、2008年でしたかに開催された北京オリンピック目指して、北京とか上海とかの飛行場を始めいろんな施設が新しくなり始めた、90年代の終わりころの北京とか上海、中国の地方都市とか何度かを見たことがありますが、映像はその雰囲気で、妙になつかしかったですね。 ただね、ドラマというかがね、登場人物も出そろった雰囲気で「いよいよ始まりますね・・・」
と期待したところで終わっちゃったんです。いや、ホント、どうしていいかわからない感じでした(笑)。「アノーラ」という映画が、2時間余り、まあ、最後のシーンまで、これでもか、という作品だったわけで、この終わり方で、劇場にかける勇気というか、根性というか、亡くなった監督の遺作とかでならわかりますが、ギャップがすごくて、そういう意味で記憶に残りそうです。 一応、断っておきますと、1300円均一料金で、若い人たちには少しお安いんでしょうが、老人には普段と一緒なんですね。不思議と、腹が立ったりはしませんでしたが、いや、ホント、よう、やりますね!
でした(笑)。
監督・脚本 チャン・ダーレイ
キャスト
ワン・イーボー(リー・モー旅から帰って来た詩人)
ジョウ・シュン(シャオ・ジョウ受付のお姉さん)
2022年・24分・G・中国
原題「我的朋友」「All Tomorrow's Parties」
2025・03・03・no032・シネリーブル神戸no307