|
カテゴリ:映画「ちょっと遠くの映画館」でお昼寝
瀬々敬久「少年と犬」109シネマズハット
![]() 「なんだかなあ???」という気分が強くて見る気がしないんですが、この人だけは、なんというか、 あのころ見た日本映画の空気! を伝えてくれている気がして、だから、まあ、どの映画も 実直でダサい展開(笑) なのですが、世の中に対して 「それでいいのかよ!」 って、いいたい気分が漂っている作品を作っていらしゃる気がするんですよね。 今という時代、そういう雰囲気で頑張るのって大変だと思うのですが、よく頑張っていらっしゃるんじゃないでしょうか(笑)。 で、見たのは「少年と犬」でした。 よかったですね!(笑) 今や、もう、過去の話なのでしょうがAKB48という、老人には騒がしいだけで、意味不明のボーカルグループが「ヘビー・ローテーション」という、ドタバタいそがしい盆踊りみたいな歌で、一世を風靡したことがありましたが、まさか、あの歌で、これまた、馳星周の「少年と犬」という、一世を風靡した「震災後小説集」をネタに、70歳を越えた老人のこころをこれだけ揺さぶる 「ボーイ・ミーツ・ガール」の物語として紡ぎ出してみせるとは!でしたね。 出てくる役者さんたちは、まあ、みなさんヘタクソで、柄本明の演技が、妙に浮いて見える映画なのですが、にもかかわらず、少年を演じた高橋文哉くんと、少女を演じた西野七瀬さんには拍手!でしたね。 ![]() 「アイ・ウォン・チュー♪」 でしたね。もっとも、聞こえてきたのは、劇中では一度も聞こえてこなかった「SEKAI NO OWARI」とかいう歌で、ずっこけましたけど、瀬々敬久監督には拍手!でした。 監督 瀬々敬久 原作 馳星周 脚本 林民夫 企画プロデュース 撮影 鍋島淳裕 編集 早野亮 音楽 小瀬村晶 主題歌 SEKAI NO OWARI キャスト 高橋文哉(中垣和正) 西野七瀬(須貝美羽) 伊藤健太郎(沼口正) 伊原六花(中垣麻由美) 柄本明(片野弥一) 宮内ひとみ(内村久子) 斎藤工(内村徹) 嵐莉菜 木村優来 栁俊太郎 一ノ瀬ワタル 江口のりこ 渋川清彦 美保純 眞島秀和 手塚理美 益岡徹 2025年・128分・G・日本 2025・03・20・no044・109シネマズハットno58
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[映画「ちょっと遠くの映画館」でお昼寝] カテゴリの最新記事
|