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ゴジラ老人シマクマ君の日々

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2025.04.19
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​​フェルナンド・トルエバ「ボサノヴァ 撃たれたピアニスト」キノシネマ神戸国際
​​​​​​​​​​ 音楽とかにはトンと無知というか、ボサノヴァとかいわれても、​
​どこの音楽なの?​​
 ​も知らないのですが、​
​​​なんかありそうだな・・・​​​
 ​という予感(?)がして見ました。
 フェルナンド・トルエバという監督アニメーション作品​「ボサノヴァ 撃たれたピアニスト」​です。​​​​​​​​​​
​なんか、ありましたよ!​​
 ​​​​​​​​このところ、ヨーロッパ製アニメーション映画を時々見ます。先だって見たのは「FLOW」という、クロネコ君の冒険譚でした。美しい画面に対して、擬音とか、人間的な声、音が全く遮断されているアイデアに唸りましたが、今日のこの作品は、線の太い輪郭の絵で、いかにも、まあ、よく知りませんがアメリカのマンガ的スケッチ風の画面ですが音楽が鳴り続け、ナレーションの声が喋りつづけている映画でした。​​​​​​​​
​​​​音楽ジャーナリストの新刊本の紹介イベントで、著者が内容について、集まった客たちに語るというという設定の映画ですから喋りつづけるわけですね。
 たぶん、それだけだと飽きちゃったんでしょうが、この映画が飽きさせなかったポイントは。少なくとも、二つあって、​
​​一つは音楽です。​​
​​​​​​​​​​​​​​​​​​ 音楽ジャーナリストが紹介している
​ボサノバの天才ピアニストの謎の失踪​​
​ について、関係者たちを取材した実録本・真相究明本のようで、そのピアニストの演奏が、このアニメ映画の背景音楽として響き続けるのが​
実に心地よい!​
 ​のです。
 もっとも、スクリーンから流れてくる端正なピアノ演奏を聴いているだけだと心地よい眠り、ということになってしまったでしょうが、そこで語られていく、​
​いつ、どこで、どういう理由で、ピアニストは撃たれたのか?​
 ​という展開に、​
​​エッ?それって事実?​
 ​と心騒いで、寝るどころではありませんでしたよ(笑)。​​​​​​​​​​​​​
​​​​​​​​ というわけで、おもしろさ、興味を強く惹かれた二つ目は、ジャーナリスト失踪したピアニストの足跡を追う取材によって明らかになる​
アルゼンチン、ブラジル、ボリビア、チリという南アメリカの国々の1950年代から半世紀の歴史事実
 が暴かれていることでした。ようするに、アメリカが後ろから、多分、こっそりと支えた、それぞれの国の、その時々の​
​軍事政権による暴力の歴史​
 ​がとき明かされていくことです。​​​​​​​​
​​​​​​​ たとえば、この映画の舞台であるアルゼンチンが、今はどうか知りませんが、1980年代に至っても、まだ、市民に対する国家的テロ=暴力的思想弾圧を平気で行使する国だったなんてことをボクは忘れていましたが、この映画製作意図の底には、現代史における​
​アメリカのダブルスタンダード
​​ ​な外交思想に対する批判がこめられていることは明らかな気がしました。​ 音楽を介しながら、南アメリカ現代史を、実に興味深く「劇画」化している印象でした。今、まさに、戦地となっているパレスチナ旧ソ連地域だけではなく、南アメリカ、あるいは、アフリカ、極東アジアの過去半世紀の歴史に目を向けたときに​
​​​見えてくるものは何か!?​​
​ という問いが浮かんでくる、刺激的な作品でした。拍手!​​​​​​​​​​

監督・脚本 フェルナンド・トルエバ  
監督 ハビエル・マリスカル
アニメーション監督 カルロス・レオン・サンチャ
編集 アルナウ・キレス
キャスト
ジェフ・ゴールドブラム
トニー・ラモス
ロバータ・ウォラック
アベル・アヤラ
2023年・103分・G・スペイン・フランス・オランダ・ポルトガル合作
原題「Dispararon al pianista」
2025・04・16・no055・キノシネマ神戸国際no27



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追記
 ところで、このブログをご覧いただいた皆様で楽天IDをお持ちの方は、まあ、なくても大丈夫かもですが、ページの一番下の、多分、楽天のイイネボタンを押してみてくださいね。ポイントがたまるんだそうです(笑)​​
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最終更新日  2025.04.19 13:02:42
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