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カテゴリ:映画「ちょっと遠くの映画館」でお昼寝
カビール・カーン「バジュランギおじさんと、小さな迷子」キノシネマ神戸国際
![]() 生まれて初めてインド映画を見ました(笑)。見たのは、10年前、2015年に作られて、世界中で評判になったらしい作品の再上映で、カビール・カーンという監督の「バジュランギおじさんと、小さな迷子」でした。 今から50年ほど昔の事ですが、そのころ、シマクマくんは大学生で、アルバイト以外にはすることもない日々で、今考えれば学校に行けよ!なのですが、映画館に通いっぱなしの映画オタクでガッコーどころじゃなかったんですね。で、そのころ、さっさと卒業した同級生Kくんが、就職するわけでもなく、何をしに行ったのか分からないんですが、ともかくインドに行ってしまって、何年後だった分からないのですが、多分、ヒッピー暮らしでもしてたんでしょう、帰ってきて、まだ、大学生だったシマクマくんのところにやってきて、 「アンナー、インドって映画の国やねん。映画の数も、見にいく人の数もゴッツイネン!で、どれもこれもオモロイねん。」 という話を聞かせてくれたことがあります。 で、それから50年、ただの1本もインド映画とかいうものを見たことがないことを、この映画の予告編を見ながら思い出したのが見た理由ですが、あの時、K君が熱弁していたインドの映画事情について、ようやく納得しました(笑)。 「全世界を笑いと涙に包んで大ヒット!」 チラシの謳い文句に付け加えるなら、「歌」も「踊り」も「アクション」も、「危機一髪=ハラハラドキドキ」も「純愛=ウットリ」も、ああ、それから、お好きな人には「インドの汽車」とか「パキスタンの田舎のバス」とか、その上、「大草原」や「ヒマラヤ」の絶景の見ごたえにも目を瞠ります。 単なる娯楽やろと疑う人には、「印パ紛争の国境の現場の実況」も、「イスラム教とヒンズー教の信仰の実態」も映し出されて、とどのつまり、迷子の子供を親の元へ帰すことに命を懸ける主人公の「愛」の深さが、言葉を話せない子供に「言葉」を取り戻させるというクライマックスの見事さに拍手!、拍手!となるに違いないでしょうくらいですかね(笑)。 それにしても、シャヒーダちゃんの可愛らしさとラスィカーさんの美女ぶり、パワン君の純情一途なおサルさん信仰には拍手! ![]() 映画といえばの「面白さ」のすべてを込めて見せている かのカビール・カーン監督、 オソルベシ!でした(笑)。 なんか、遅ればせも甚だしいのですがインド映画ファンになってしまいそうですよ(笑)。 監督・脚本 カビール・カーン 製作 サルマーン・カーン カビール・カーン スニール・ルーラ ロックライン・ベンカテーシュ 原案 V・ビジャエーンドラ・プラサード 脚本 パルベーズ・シーク V・ビジャエーンドラ・プラサード 撮影 アセーム・ミシュラー 美術 ラジニーシュ・ヘダオ 編集 ラメーシュワル・S・バガト 音楽 プリータム・チャクラボルティー キャスト サルマーン・カーン(パワンあるいはバジュランギおじさん) ハルシャーリー・マルホートラ(シャヒーダー 迷子の少女) カリーナ・カプール(ラスィカー 恋人) ナワーズッディーン・シッディーキー(チャンド・ナワーブ 記者) シャーラト・サクセーナ(ダヤーナンド 恋人の父) オーム・プリー 2015年・159分・G・インド 原題「Bajrangi Bhaijaan」 2025・06・13・no087・キノシネマ神戸国際no32
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最終更新日
2025.06.18 00:18:48
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