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ゴジラ老人シマクマ君の日々

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2025.06.21
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​内藤正典・三牧聖子「自壊する欧米」(集英社新書)​
​​​​​​ 毎日フラフラ徘徊している老人は、ここのところ「パレスチナ」、とりわけイスラエルが、その領土内のガザに対して繰り返している殺戮行為、まあ、ボクはイスラエルが今までやってきたことは無差別大量殺戮だと思っているわけですが、そのジェノサイドの事が気になって、少しづつですが読んでいる本の一冊がこの本です。​​​​​​
​​​ 内藤正典というトルコという国やイスラムの人々の暮らしの専門家と三牧聖子という今のアメリカの社会思想の研究者の対談本で「自壊する欧米」(集英社新書)です。​​​
​​​​​​​​​​ 「ガザ危機が問うダブルスタンダード」という副題がついていますが、イスラエルのガザに対するジェノサイドに対して、例えばアメリカ大統領だったバイデンは口では平和を希求するかの発言をしながら、なぜ、ジェノサイドには目をつむり、武器の援助を続けているのか。あるいは、今年封切られた映画で選挙が話題になっていますが、2023年バチカンのフランシスコ教皇が、ハマス、イスラエル双方の行為に対して
​「戦争ではなくてテロ行為である」​​
と断言し即時停止のアピールをしているにもかかわらず、ヨーロッパのキリスト教諸国が、イスラエルに対して「攻撃中止!」を呼びかけることさえしないのはなぜか。​​​​​​​​​​
​​ まあ、そういう、アメリカやヨーロッパ諸国の「二枚舌」政治の現状についての緊急対談というわけで、2024年の4月、ちょうど1年前に出版された本です。​​
​​ お二人の話からわかってくるのは、第二次大戦後、世界平和の理想によって作られてきたはずの国際連合とか、国際司法裁判所とかいう機関が、作ったはずのアメリカやヨーロッパ先進(?)諸国によって、軽視、無力化されている今の世界の、あまりにも無残な姿に、読みすすめて行くのが、とても疲れる本でした。​​
​​​ 大統領がトランプに代わったアメリカで、なぜ、ハーバード大学が弾圧されているのかなんてうことの理由も、まあ、読み取ることができるわけで、うっとうしいですが、世界の現実に興味のある方にはおススメです。​​​
​ で、ボクが
​​「ああ、そうなのか!」​​
と納得したところを、まあ、たくさんあるのですが、一つだけ紹介します。​
​​「リベラルが崩壊する時代のモラル・コンパスを求めて」と題された最終章、三牧聖子さんの論評です。​​
イスラエルのジェノサイドを問う裁判
 2024年1月中旬、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸のラマラにあるネルソン・マンデラ広場に南アフリカの国歌の大合唱が響き渡った。南アフリカは今、パレスチナ人にとって、一つの希望となっている。
 イスラエルがガザ全土で展開してきた軍事行動は、1月14日に100日を迎えた。この時点でガザ市民の犠牲は2万4000人超にのぼり、そのうち1万人超を子どもが占める。この空前絶後の破壊と犠牲への抗議として多くの国でパレスチナ連帯デモが行われてきたが、ついに2023年12月末、南アフリカが動いた。イスラエルの軍事行動は、ジェノサイド条約が定める「ジェノサイド」にあたると国連の司法機関である国際司法裁判所(ICJ)に訴えたのだ。ジェノサイド条約は、第二次世界大戦中に進行したホロコーストへの反省を背景に、1948年、国連で採択された。ジェノサイドを「国民的、人種的、民族的または宗教的集団の全部または一部を破壊する意図をもって行われた行為」と定義し、国際法上の犯罪と位置づけ、締結国に防止と処罰を求めている。南アフリカがICJに提出した84ページの訴状は、イスラエルがガザのパレスチナ住民2万人以上を殺害してきたことに加え、必要物資の輸送を阻害し住民を強制移動させていることなどを詳細にに記載し、「イスラエルによる行為と不作為」は「パレスチナ人の国民的、人種的、民族的または宗教的集団の相当部分を破壊することを意図しており、大量虐殺的な性格を持つ」と述べている。
​ 改めてなぜ地理的にもガザから遠く離れた南アフリカが、パレスチナ人の命と権利のために戦うのか。そこには冷戦時代に遡る歴史的経緯がある。
 イスラエルが建国され、多くのパレスチナ人が居住地を追われて難民化した1948年は、南アフリカで白人支配者による黒人に対するアパルトヘイトが確立した年でもある。イスラエルは西側諸国と共に、南アフリカの白人政権の戦略的なパートナーとして、アパルトヘイトを強力に支持し、その存続を支えた。ネルソン・マンデラが率いた反アパルトヘイト運動とは、南アフリカの白人政権のみならず、このような国際的なアパルトヘイトとの戦いだった。長い闘争の果てにアパルトヘイトの撤廃を実現し、1994年、すべての人種が参加した選挙で、同国初の黒人大統領となったマンデラがこう改めて強調したことはよく知られている。「パレスチナ人にも自由が与えられなければ、私たちの自由も完全ではない」(P252~P253)​
​ ​​​​1948年の意味ですね。第二次世界大戦後の世界の姿を歴史的に見直すことの必要性ですね。シオニズムのイスラエルと、アパルトヘイトの南アフリカ、それぞれの地域で「自由」を奪われている人は誰で、それはそんな理由によるのか。そういう問いを、きちんと考えていくことの大切さです。
 皆さん、ハッとしませんか?(笑)​​​​

 



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​​​​​​​​​​​​​​​​​ 追記
 ところで、このブログをご覧いただいた皆様で楽天IDをお持ちの方は、まあ、なくても大丈夫かもですが、ページの一番下の、多分、楽天のイイネボタンを押してみてくださいね。ポイントがたまるんだそうです(笑)​​​​

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最終更新日  2025.06.27 17:15:39
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