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カテゴリ:映画「ちょっと遠くの映画館」でお昼寝
フランシス・フォード・コッポラ「メガロポリス」キノシネマ神戸国際no33 ![]() ボクにとっては、人生の最初の映画体験の思い出の一つが「ゴッド・ファーザー」で、最初に名前を覚えた俳優がマーロン・ブランドなわけで、そのコッポラ監督の最新作が公開されています。「メガロポリス」ですね。 コッポラ監督は1939年生まれだそうで、今年86歳だそうです。で、この「メガロポリス」という作品はどうしても撮りたかった映画らしくて、私財を投じて作ったらしいですね。 で、見ました。 ははは、コッポラは、やっぱり、コッポラでした(笑)。映画の底に流れる合言葉というか、コンセプトというかは 「時よとまれ!」のようで、なんといっても、カエサル君(アダム・ドライバー)が 時を止めたシーン は、まあ、高いところがお嫌いな方なら余計に、ちょっと唸っちゃうくらい壮観で、見ごたえありました(笑)。 もっとも、なんで、彼にそれができて、それにどんな意味があるのかとか考え始めると 「はぁー・・・・?」 なんですけどね(笑)。 一応、映画の設定は未来社会なのですが、そこがコッポラというか、ボクがそう感じただけなのかもしれませんが、目の前で展開するシーンが、妙に既視感=どこかで見たことある気がする、にあふれていたのが不思議というか、ある意味カンドー的で、 「ああー、コッポラ、集大成やな。ポケットにあるもん、みんな出してるんかな?」としみじみしてしまいました。 映画の筋書きというか、展開というかは、話が大きすぎて、そのうえ、カエサルだのキケロだのという、歴史的固有名詞があふれていて、なおかつ、登場人物たちの人間関係が錯綜していて、たとえば、多分、闇社会の顔役で登場したダスティン・ホフマンが、いったい何をしたのか「わけわからん!」と、俳優が俳優だけに ポカーン!でした(笑)。 ![]() 「ナルホド、そういうことですか!?」なわけで、それでも、コッポラに拍手!でしたね(笑)。 ボク自身は、コッポラの映画って、実は、分からないまま好きみたいな作品が多いので気にならないのですが、人によっては酷評でしょうね。まあ、そこがまたコッポラらしくていいんですけど(笑)。 監督・製作・脚本 フランシス・フォード・コッポラ 製作 バリー・ハーシュ フレッド・ルース マイケル・ベダーマン 撮影 ミハイ・マライメア・Jr. 特殊撮影 ロン・フリック 美術 ブラッドリー・ルービン ベス・ミックル 衣装 ミレーナ・カノネロ 編集 キャム・マクラクリン グレン・スキャントルベリー 音楽 オスバルト・ゴリジョフ キャスト アダム・ドライバー(カエサル・カティリナ) ジャンカルロ・エスポジート(フランクリン・キケロ) ナタリー・エマニュエル(ジュリア・キケロ) オーブリー・プラザ(ワオ・プラチナム) シャイア・ラブーフ(クローディオ・プルケル) ジョン・ボイト(ハミルトン・クラッスス3世) ローレンス・フィッシュバーン(フンディ・ロマイーネ) タリア・シャイア(コンスタンス・クラッスス・カティリナ) ジェイソン・シュワルツマン(ジェイソン・ザンデルツ) キャサリン・ハンター(テレーザ・キケロ) グレース・バンダーウォール(ウェスタ・スウィートウォーター) クロエ・ファインマン(クローディア・プルケル) ジェームズ・レマー(チャールズ・コトペ) D・B・スウィーニー(スタンリー・ハート) イザベル・クスマン(クローディン・プルケル) ベイリー・アイブス(ヒューイ・ウィルクス) マデリーヌ・ガルデラ(クローデッタ・プルケル) バルサザール・ゲティ(アラン・ガザジャン) ロミー・マース(女性レポーター) ヘイリー・シムズ(サニー・ホーム・カティリナ) ダスティン・ホフマン(ヌッシュ・“ ザ・フィクサー”・バーマン) 2024年・138分・PG12・アメリカ 原題「Megalopolis」 2025・06・20・no092・キノシネマ神戸国際no33 ![]() ![]() ![]() ![]() 追記 ところで、このブログをご覧いただいた皆様で楽天IDをお持ちの方は、まあ、なくても大丈夫かもですが、ページの一番下の、多分、楽天のイイネボタンを押してみてくださいね。ポイントがたまるんだそうです(笑)
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