ジョニー・デップ「モディリアーニ!」キノシネマ神戸国際
寒いですね。出かけるの億劫です(笑)。ジョニー・デップの映画や!
ということでガンバって見に行きました。でも、ジョニー・デップさんは監督をしてはるだけらしくて、画面には名前しか出てませんでした。というわけで、見たのはジョニー・デップ監督の作品「モディリアーニ!」です。 1916年の3日間ですから、今から110年前の画家モディリアーニの、まあ、チラシによればですが、「創造か死か」
を描いたということですが、ピン!とはきませんでした(笑)。
おそらく、当時の画家たちの伝記的史実を背景にして描かれているに違いないのですが、ボクには、画面に登場する画家たちが、なんだかとても現代人にしか見えなくて、100年前のパリで格闘しているような実感は、ちょっと、湧いてきませんでしたね。
実は、モディリアーニって好きな画家というか、彫刻家なんですね。でも、この映画を見ていて、「なんで、この不思議な絵なの?」
という、ボクの中にあるモディリアーニに対する、かなり大事な疑問に、ちっとも答えてくれなくて、ありがちな苦悩というか、デカダンスというかのクローズアップばかりが仰々しく描かれて、ちょっと納得できませんでしたね。
でもね、いいシーンというのはあるんです。先日、「殺人のプロット」という映画でしたが、ナカナカな役どころで出ていたアル・パチーノが、この映画でも美術品のコレクター、芸術の目利きですね、といういい役で出てましたね。主人公を演じるリッカルド・スカマルチョとのにらみ合いのシーンは見せ場というか、いいシーンで面白かったです。ただ、その後の展開は、ちょっと「共鳴」するところまで描き切れていない印象でしたね。
もう一度言いますけど、モディリアーニの絵とか彫刻とかって、好きなんですけど、どうしてでしょうね(笑)。 監督・製作 ジョニー・デップ
製作 バリー・ナビディ モニカ・バカルディ アンドレア・イェルボリーノ
原作 デニス・マッキンタイア
脚本 ジャージー・クロモロウスキ メアリー・オルソン=クロモロウスキ
撮影 ダリウス・ウォルスキー ニコラ・ペコリーニ
美術 デビッド・ウォーレン
衣装 ペニー・ローズ
編集 マーク・デイビース
音楽 サッシャ・パットナム
キャスト
リッカルド・スカマルチョ(アメデオ・モディリアーニ 画家)
アントニア・デスプラ(ベアトリス・ヘイスティングス 恋人)
ブリュノ・グエリ(モーリス・ユトリロ 画家)
ライアン・マクパーランド(シャイム・スーティン 画家)
スティーブン・グレアム(レオポルド・ズボロフスキー 画商)
ルイーザ・ラニエリ
アル・パチーノ(モーリス・ガンナット コレクター)
2024年・108分・PG12・イギリス・ハンガリー合作
原題「Modi Three Days on the Wing of Madness」
2026・01・19・no013・キノシネマ神戸国際no55