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カテゴリ:映画「元町映画館」でお昼寝
エマ・セリグマン「シヴァ・ベイビー」元町映画館 今週の日曜日から三日間、病院にいました。釘抜き手術です。で、退院して家にいてもふさぎ込みそうなので元町映画館です。エマ・セリグマンという監督の「シヴァ・ベイビー」というアメリカ映画みたいです。なんの予備知識もありませんが、短そうな作品で、とりあえず映画館に行けば元気になれるかなという目論見です。嬉しいことに、受付には馴染みのWくんとIさんがいておしゃべりしてくれました。 まあ、そういう会話がうれしいのがこの映画館なのですが 見終えてガッツ!でした(笑)。
題名の「シヴァ・ベイビー」というのは、「シュガー・ベイビー」とかのモジリのようですね。そんな言葉知りませんでしたが、日本語では「パパ活」とかいうそうで、ようするに、女子学生とかの合意売春(?)のことをアメリカではそういうらしいですね。 映画は「シュガー・ベイビー」で稼いでいるらしい女子学生が主人公です。「シヴァ」というのはユダヤ教の葬儀のことらしいですが、誰だか知らない、遠い親族の葬儀に参列して、その場で彼女のウソだらけの実態が暴露していくお話で、ある種、ドタバタコメディ設定の心理映画の展開なのですが、その場を作っている、まあ、通俗そのもののユダヤ人社会の描き方といい、秘密にしているパパ活と口から出まかせのウソで、優秀な女子大生を装っている主人公、ダニエルという女子学生の、まあ、この年の老人からみれば「哀れ」としかいいようのない有様といい、 ただのコメディ映画ではなかったですね。ダニエルを演じたレイチェル・セノットという女優さん、だんだんウソが暴かれていく、しかし、見ているこっちには、なにがどうなっているのか、わけのわからない展開の中、パニックっていく、実は純真な女子大生役、なかなかいい演技でしたよ。拍手! 性的であれ、社会的であれ、モラルも規範もない平等と自由、名目的・経済的な結果がすべての自己責任が横行する現代を「ただの女子大生」の姿で描こうとしている
コメディという触れ込みですが、この作品を笑える人は、よっぽど能天気なバカか、いい度胸で開き直っている人である気がしますね。ボクたちは、この作品が描いているクソな現実に生きているわけで、笑っている場合じゃないでしょう(笑)。 とりあえず、この、エマ・セリグマンとおっしゃる若い監督の 才気に拍手!でした。ノンビリした後味はありませんが、ちょと、元気が出ましたよ。 監督・製作・脚本 エマ・セリグマン 製作 キーラン・アルトマン ケイティ・シラー リジー・シャピロ 撮影 マリア・ルーシェ 美術 シャイアン・フォード 衣装 ミシェル・J・リー 編集 ハンナ・パーク 音楽 アリエル・マークス キャスト レイチェル・セノット(ダニエル) モリー・ゴードン(マヤ) ポリー・ドレイパー(デビ―) ダニー・デフェラーリ(マックス) フレッド・メラメッド(ジョエル) ダイアナ・アグロン(キム) 2020年・78分・G・アメリカ・カナダ合作 原題「Shiva Baby」 2026・03・011・no046・元町映画館no349
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