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カテゴリ:映画 「109ハット」でお昼寝
マイク・フラナガン「サンキュー、チャック」109シネマズ・ハット ボクとしては、実に珍しいことなのですが、この映画の原作者がスティーブン・キングだということに気付いて興味が湧いて見ました。ホントいうと、スティーブン・キングという人の小説作品は苦手です。知り合いにファンがいて、読み終えると送ってきてくださることもあって、本棚にそろってはいるのですがほとんどん読んだことがありません。でも、「シャイニング」以来、映画化作品は、まあ、その時、その時、評判になったこともありますが、面白がって見ているんですよね。 で、今回はマイク・フラナガンという知らない監督の「サンキュー、チャック」でした。 連休中ということもあって、三宮のキノシネマはほぼ満員、そういうわけで109ハットです。空いてました(笑)。ホント、いい映画館です(笑)。 「The Life of Chuck」というのが原題で、原作もその題なのですが、邦題は「サンキュー、チャック」で、三章仕立ての構成でチャールズ・クランツという人物の39年間の人生を描いた作品でした。 チャックの生い立ちといい、ダンスのエピソードといい、チャックという男の描き方はとてもいい作品だと思いました。 「サンキュー、チャック」の看板が、なぜだか、街に溢れる終末世界が映画のはじまりとして描かれ、そこに至るお話がチャックの人生の時間を遡行して描かれていきます。 路上で大道芸の少女のドラムスに合わせて踊り出す会計士チャールズ・クランツのダンスなんて、何ともいえずいいシーンですし、チャックがダンスを覚える始まりである、台所でお祖母ちゃんと踊る少年チャックといい、ダンスクラブのシーンといい、とてもいいんです。 チャックの話とは別ですが、終末世界を彷徨う教員アンダーソンさんとフェリシアさんのカップルのありさまもとてもいい作品なのです。 でもね、原作が原作なのでしょうね、全三章をまとめる全体の論旨に、ちょっとカッコつけて言いますが 「映画的説得力?」を感じないんですよね。チャックの姿を見ていても、町中の「サンキューチャック」の看板に脅えるアンダーソンさんたちを見ていても、なんか、意味不明でしたね(笑)。 原作を読んだわけではありませんから、まあ、あてずっぽうなのですが、スティーブン・キングの意図はなんとなくわかるんですけど、映画は描き切れていない、まあ、そんな感じでした。 映画そのものは楽しかったので拍手!なのですが、 ????が正直な感想でした(笑)。 まあ、そういうわけで、不思議な印象で終わっちゃったんですけど、ある意味、とても現代的ともいえる気がしました。実社会の壊れ方に、作家は鋭い終末観を提出しているのですが、映画を作っている人たちに、たぶん、新しい指針がないんですよね。まあ、指針がないのは映画製作者たちだけではないんでしょうけど。 監督・脚本・製作・編集 マイク・フラナガン 製作 トレバー・メイシー 原作 スティーブン・キング 撮影 エベン・ボルター 美術 スティーブ・アーノルド 衣装 テリー・アンダーソン 音楽 ザ・ニュートン・ブラザーズ 音楽監修 ジャスティン・フォン・ウィンターフェルト 振付 マンディ・ムーア キャスト キウェテル・イジョフォー(マーティー・アンダーソン 教員) カレン・ギラン(フェリシア・ゴードン マーティーの元妻) トム・ヒドルストン(チャールズ・“チャック”・クランツ) ジェイコブ・トレンブレイ(チャールズ・“チャック”・クランツ青年) ベンジャミン・パジャック(チャールズ・“チャック”・クランツ少年) マーク・ハミル(アルビー・クランツ祖父) ミア・サラ(サラ・クランツ 祖母) ザ・ポケットクイーン(テイラー・フランク葬儀屋) ケイト・シーゲル(ミス・リチャーズ) カール・ランブリー コーディ・フラナガン 2024年・111分・G・アメリカ 原題「The Life of Chuck」 2026・05・06・no085・109シネマズ・ハットno82
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