ヨシタケシンスケ「ヨチヨチ父」(ポプラ社)
このブログでゆかいな仲間と呼んでいる我が家で大きくなって遠くに行ってしまった人たちが、あちら、こちらで新しいゆかいな仲間と暮らしているわけですが、その一人、信州にいるカガクくんのところには新しいお姫さんたちが三人いて、信州とかには本屋さんもないだろうからと、時々、絵本を送ったりしているのですが、その絵本を探していて気になった名前がヨシタケシンスケでした。 イラストレイターというお仕事のようですが、絵本もたくさん書いていらっしゃるようで、あれこれ見つくろいながら気になったのがこの本です。
ヨシタケシンスケ「ヨチヨチ父」(ポプラ社)ですね。
で、送るはずの目的を忘れて買っちゃいました。赤ちゃんと暮らし始めたお父さんの哲学書
でした。
どこが、どう哲学なのかということは、まあ、手に取ってもらうほかありませんが、間違いなく人間の始まりと出会う、もう、自分は人間だと思い込んでしまっている大人が、実に、ナイーブに揺さぶられている姿を笑いながら描いている「哲学書」ですね(笑)。 たとえば「相性問題」の章。
1.2人目3人目のパパになってみて
わかること。それは
何か気が合う
何か気が合わない
やっぱり「相性」はあるんだなということみたいです。
2.よくドラマなんかで
兄さんさえいれば
オレは
どうでも
いいんだろ!?
とか、
いつも妹ばかり
かわいがられてたわ・・・
なんて話をききますが、
3.親の立場になってみると、
ああ・・・
相性も
あったんだろうな・・・
いろいろ理解できてしまう、という
人生の奥深さ。
4.兄弟を育てる上で、「同じように愛情をそそぐ」
のは大前提な訳ですが、何をもって
「同じよう」とみなすか。
最大の難問ですネ。
寝顔は
同じくらい
かわいいんだ
ケドね・・・。
セリフだけ書き写しても、この本のよさはわかりませんね。ページを貼って見ますね。
こんな感じです。
ボクは4人のゆかいな仲間と暮らしました。「相性」ですか。深いですね・・・・
スラスラ読めそうですが、結構立ち止まりますね。
で、同居人と会話です。 「なあ、あなたねえ、自分の中から出てきた人たちに相性ってある。」
「そりゃあ、あるかも。」
「だれとだれはとかいえる。」
「それはいえません。」
全部で55章とあとがきで130ページくらいの「絵本」でした。
なんとなくですが、おススメです(笑)。2026-no055-1270