ジェレミー・マー「Count Basieカウント・ベイシー」シネリーブル神戸
先日「マイケル」を見た勢いで今日はジェレミー・マーという監督の「カウント・ベイシー」でした。2018年に製作されたドキュメンタリィー映画でした。
たしか、1984年だったかに亡くなったカウント・ベイシーの思い出を楽団のメンバーの方、たとえば、クインシー・ジョーンズとか、家族のお友達の方が、それぞれベイシーの人柄を懐かしく語っているあたたかい作品でした。
今秋、カウント・ベイシー楽団が来日するらしい企画に合わせての上映のようですが、カウント・ベイシー楽団って、まだあるんですね!
ちょっと、驚きました。 映画はしみじしちゃうエピソード満載でよかったですよ。
なにしろ、1904年生まれで、多分、無声映画の伴奏とかでピアノをマスターして、スウィングジャズの時代の代名詞のような人ですからね。考えてみれば、ジャズという音楽の100年の歴史の始まりのお勉強でしたが、退屈しませんね。
家族のこと、公民権運動の時代のアメリカのこと、ビッグバンドの旅の話、みんな、面白いんですけど、やっぱり聴こえてくる音楽がいいですね。
ピアノを弾くベイシーの姿が音色と一緒に映し出されてサイコー!でした。
映画の中でカウント・ベイシーのカウントって「伯爵」とかの意味で、デューク・エリントンのデュークが「男爵」の意味だから、それを越えようと名乗ったというエピソードをベイシー自身の映像が語っているシーンがあって、「ああ、そうだったよな。」
と思い出して、面白かったですね。 ついでですが、見ていて、思い出したことがもう一つありました。彼の音楽を初めて聴いたのは1970年代の半ば、大学1年生だった時に、当時、仙台の大学にいたI君という、まあ、ロックにしろジャズにしろ、高校時代から音楽の師匠のような友達の下宿でした。「折角、神戸から来てるんやから、日本で一番音のええジャズ喫茶行ってみるか?」
とか、何とか誘われて、仙台から、多分、列車に乗って一関のベイシーという有名なジャズ喫茶に行ったことですね。
で、今日、映画を見終えて帰って来て「ベイシー」と検索すると今でもあるそうです。スゴイですね。 まあ、それだけの話ですが、ボク自身の記憶の奥を掘り返してくれる、なんだか懐かしい作品でした。拍手!
監督 ジェレミー・マー
キャスト カウント・ベイシー
2018年・75分・G・イギリス
原題「Count Basie Through His Own Eyes」
2026・07・06・no129・シネリーブル神戸no393