フランシス・ローレンス「ロングウォーク」シネリーブル神戸
スティーブン・キングが、どっちかというと苦手なんですが、彼のデビュー作の映画化ということで興味が湧いて見ました。 フランシス・ローレンスという監督の「ロングウォーク」です。「歩くか即死」
チラシに踊っている宣伝文句です。50人の出場者が「時速4.8キロをキープすること」「速度が下回ると警告開始」「3つの警告で即死」「最後の1人になるまで歩き続けること」というルールで「歩く」話でした。
現実には、まあ、ありえない、実に殺伐とした設定のお話なのですが、妙に納得して見終えました。要するに、人が生きているっていうのはこういうことなんだな・・・
そういう、納得です。あんまり読んでいないので、具体例が浮かびませんが、いかにもスティーブン・キングでした。
最後まで生き残るのは一人だけというレースのルール上、どっちかが先に死んでしまう、という役柄を演じているレイ(クーパー・ホフマン)とピーター(デビッド・ジョンソン)という二人の青年がよかったですね。彼らを中心に、青年たちのありさまというか、死に曝されて歩きながら、ただ、お喋りし続けるシーンが続きます。 女性は、レイの母親(ジュディ・グリア)以外、一人も出てこない所が原作の時代を感じさせる面もあります。
まあ、スピードを維持できなくなっている年齢を自覚せざるを得ない眼には、少々しんどかったのですが、青年たちの歩き方に見入りました。ラストは「そうでなきゃ!」
という、なんかホッとする結末で、特に主人公のお二人と監督に拍手!でした。
帰って来て調べてみるとスティーブン・キングさん、78歳だそうで、まだ歩き続けていらっしゃるようで拍手!でした。 監督・製作 フランシス・ローレンス
製作 ロイ・リー スティーブン・シュナイダー キャメロン・マコノミー
原作 スティーブン・キング
脚本 J・T・モルナー
撮影 ジョー・ウィリアムズ
編集 マーク・ヨシカワ
音楽 ジェレマイア・フレイツ
キャスト
クーパー・ホフマン(レイ・ギャラティ 歩く人)
ジュディ・グリア(ミセス・ギャラティ レイのお母さん)
デビッド・ジョンソン(ピーター・マクヴリーズ 歩く人)
ギャレット・ウエアリング(ビリー・ステビンズ 歩く人)
トゥット・ニュオット(アート・ベイカー 歩く人)
チャーリー・プラマー(ゲイリー・バーコヴィッチ 歩く人)
ベン・ウォン(ハンク・オルソン 歩く人)
ローマン・グリフィン・デイビス(アダム・カーリー・ホワイト 歩く人)
ジョーダン・ゴンザレス(リチャード・ハークネス 歩く人)
ジョシュア・オジック(コリー・パーカー 歩く人)
ジョシュ・ハミルトン
マーク・ハミル(少佐 歩かせる人)
2025年・108分・R15+・アメリカ
原題「The Long Walk」
2026・07・07・no130・シネリーブル神戸no394