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カテゴリ:映画「シネリーブル神戸」でお昼寝
フリーヌル・パルマソン「きれっぱしの愛」シネリーブル神戸 アイスランドとかフィンランドとかの映画って好きなんですよね。そんなに見たことがあるわけじゃありませんが、どこか、ぶっ飛んでるんですね(笑)。まあ、そこが好きなんですけど(笑)。 今回、見たのは、2年ほど前に「ゴッド・ランド」という作品で名前を覚えたフリーヌル・パルマソンという監督の「きれっぱしの愛」です。 「ゴッド・ランド」は、なぜかカメラを担いだ宣教師が主人公だったのですが、今回はホーム・ドラマ仕立てでした。 夫と別れてオネーチャンのイダちゃん、双子の兄弟のグリム―ル君とソルギス君、そして愛犬パンダという三人と一匹と暮らすアンナさんの四人家族のお話でした。 で、彼女は、所謂、前衛芸術家、絵描きです。この映画の面白さの一つは、彼女の作品の制作過程が、結構、丁寧になぞられていて、その面白さですね。 まあ、こう書くとシングル・マザーと家族の日々となるはずなのですが、なぜかそうはなりません。というのは、ここからがぶっ飛んでいるのですが、家から追い出されたはずの元夫で、子どもたちのお父さんのマグヌスさん、大きな漁船に乗っている漁師さんなのですが、その男性が、ほとんど、お父さんで夫のままとしか思えない風情でアンナさんたちの家に出入りし、「愛」をまき散らすんですね。 「どうなってんの、これ?」 ガチョウの卵を盗んで帰るインチキ画廊オーナーのセスナの墜落。子供たちが海の見える草原に作った射的の鎧兜の人形。その人形が動き出し、兜を取ってみたら女だったりする不思議。家族の会話やテレビから流れる不穏な話題。スカートでマグヌスの顔をまたぐアンナ。スカートの中を見上げてパンツに見入るマグヌス。 「雄鶏はセックスするだけ」とか語り合う子供たち。その雄鶏を撲殺し、結果、巨大な雄鶏に襲われるマグヌス。弓矢遊びで怪我をした息子の元へ行こうと漁船から海に飛び降り、そのまま、海面に浮かび続けるマグヌス。 虚なのか、実なのか。 普通なのに不思議な日常、背景に広がるアイスランドの美しい風景、そんなスクリーンに飛び散るように見える それぞれの「愛」のきれっぱし!まあ、よくわかんないシーンが繰り広げられて、わかった!とは言わせないと作っているとしか思えないフリーヌル・パルマソン監督に不思議な面白さを感じてしまって、拍手!でした(笑)。はい、結局、説明できませんけど(笑)。 あのね、これがチラシの裏なんですけどね。クレーンだかの先端に座っているのがアンナなんですけどね、こういうシーンが、ボクにとってはいかにもアイスランドなんですよね。好きなんです。で、映画のラスト、アイスランドあたりの、多分、かなり冷たいに違いない海に浮かんでいたマグヌスさん、あれからどうなったんですかね。そんなに、悪いやつじゃないと思うんですけど。とか、気にかかっちゃうんですよね(笑)。 この映画に出てくる子どもたちって、監督の実のお子さんたちらしいんですけど、かわいかったですね。拍手! 監督・製作総指揮・脚本・撮影 フリーヌル・パルマソン 製作 アントン・マウニ・スバンソン カトリン・ポルス 美術 フロスティ・フリズリクソン 衣装 ニーナ・グロンルンド 編集 ユリウス・クレブス・ダムスボ 音楽 ハリー・ハント キャスト サーガ・ガルザルスドッティル(アンナ 芸術家) スベリル・グドナソン(マグヌス 元夫) イダイダ・メッキン・フリンスドッティル グリムールグリムール・フリンソン ソルギスソルギス・フリンソン パルミイングバール・シーグルズソン マルティンアンデシュ・モッスリング 2025年・109分・G・アイスランド・デンマーク・スウェーデン・フランス合作 原題「Ástin Sem Eftir Er」 2026・07・08・no131・シネリーブル神戸no395
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