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ゴジラ老人シマクマ君の日々

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映画「ちょっと遠くの映画館」でお昼寝

2022.06.12
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​​​樋口真嗣「シン・ウルトラマン」109シネマズ・ハット
 昨日も今日も、お目当てはウクライナ映画で、目的地は元町映画館だったのです。ですが、昨日は出遅れて諦め、今日は映画館の玄関まで到着しましたが、予想外の混雑で逃げ出しました。
 「さて、どうしよう?そういえばピーチ姫が見るとか言っていたな!」
​ 思いついたのがウルトラマンです。​
​​​​​ ぼくはテレビのウルトラマン世代だったらしいのですが、あんまり見た記憶がないということもあって、思い入れはありません。樋口真嗣という監督は名前も知りません。作品も、たぶん初めてです。脚本の庵野秀明に興味があります。エバンゲリオンを知りませんから、「どんなんかな?」という興味です。    
 まあ、贔屓の長澤まさみが出ているというので「ちょっと見てみたい!」がありました。​​​​​

 「はやっているらしいけど、109ハットなら空いているに違いない!」
​ というわけで、急遽、劇場変更です。で、二日連続でやってきた109シネマズ・ハットでした。​
​見たのは樋口真嗣監督、庵野秀明脚本「シン・ウルトラマン」です。​
 なつかしの「ウルトラQ」のテーマで始まったあたりから、怪獣退治ごっこまでは嫌いじゃない展開でしたが、後半はついていけませんでした。
​​ 期待の長澤まさみも、奇怪さが「キングダム」楊端和役を蹴散らす勢いでした。まあ、映像として巨大化するところまではいいですが、そのあと、寝ぼけ顔でウロウロするあたりでは「長澤さん、よくこんな役を引き受けましたね。」とハラハラと気を揉みながら見ていましたが、目を覚まして、バカでかいブルーシートから這い出して「私なんでこんな所に寝てるんだろ?」って言うにいたって、のけぞりました。
 笑うところだったんでしょうかね。でも、何とか隊の気鋭のアナリストが、あの状況でそんなこと言いますかね? ​​

​​​​ キャッチ・コピーに「空想と浪漫。そして友情」とありますが、意味不明でした。国際関係がどうのとか、国防がどうのとか思わせぶりに騒いだり、宇宙の果てからやってきたメフィラスとかにつまらない四文字熟語を言わせたり、​ウルトラマン​「人間愛(?)」語らせるって?????でした。​​​​
​ 50年前「正義の味方」を持ち出してみたのはいいのですが、「正義」が相対化してしまった現代に右往左往している「正義の味方」という印象で、制作者の歴史意識、時代感覚を疑わせる作品で、映像上の「ウルトラマン」に関しても、フィギアオタク的印象ばかり強くて、完成度は今一だと思いました。​
​​ 科学特捜隊早田隊員ウルトラマンの関係がどうだったのか忘れましたが、今回、何とか隊の神永隊員の身体をどうしたのか、命はどうなったのか、結局、ごまかして終わったように見えてシラケましたね。​​
 おそらく、ぼく自身の現代社会に対する感じ方がズレているのでしょうね(笑)。ザンネンながら、「やっぱり、どこかが弛緩している日本映画」という印象でした。拍手はなしですね(笑)。
監督 樋口真嗣
脚本 庵野秀明
撮影 市川修  鈴木啓造
照明 吉角荘介
録音 田中博信
美術 林田裕至  佐久嶋依里
編集 栗原洋平  庵野秀明
音楽 宮内國郎  鷺巣詩郎
主題歌 米津玄師
キャスト
斎藤工(神永新二)
長澤まさみ(浅見弘子)
有岡大貴(滝明久)
早見あかり(船縁由美)
田中哲司(宗像龍彦)
西島秀俊(田村君男)
山本耕史(メフィラス)
2022年・112分・G・日本
20220607no78109シネマズハット

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最終更新日  2022.06.12 10:49:01
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2022.06.08

ジョセフ・コジンスキー「トップガン マーヴェリック」109シネマズハット
 本当は別の映画を観ようと、家は出たのですが、玄関を出てみると、あいにくの天気で、いつものホンダ・スーパーカブ号はあきらめて、市バスで移動ということになってしまいました。で、JRの舞子駅に着いたときには、予定の映画の開演に間に合わないことになってしまったのでした。
 東に向かう電車でスマホをいじりながら、「あっ、トム・クルーズがあるやん!」と思いついてやってきたのが109シネマズハットです。
​​​​ お目当てはジョセフ・コジンスキー監督の、いや、トム・クルーズ「トップガン マーヴェリック」です。前作から35年くらいたったのでしょうか。今回はトニー・スコット監督ではありません。彼は数年前に他界してしまいました。​​​​
​​ もちろん、三宮でもやっていますが、シネマズミントなんて混んでいるに違いなのでハット神戸です、と思いきや、この日の109シネマズハットは混雑していました。月曜日なのに入場口におチビたちの列ができています。プログラムを見ると「クレヨンしんちゃん」がほぼ同時の上映開始のようです。胸をなでおろしてチケットを購入しましたが、こちらも、シネマズハットとは思えない入場者でした。せっかくなので中央で見てやろうと目論んでいましたがあきらめて周囲に人のいない席を選んで着席です。​​
 暗くなって、懐かしい音楽のタイトルロール、で、35年前の映画とそっくりなオープニング映像です。低い位置から撮っているようにに見えます。航空母艦に発着するジェット戦闘機の火を噴くエンジンと甲板上の作業員の動き、そして海と空です。
​​ オープニングから静かに流れるBGM、やがて、ぼくでも曲名を知っている「デンジャー・ゾーン」へと変わっていく映像と音楽を聴きながら涙を流している自分に気づいて、ちょっと驚きました。涙もろいのは年齢のせいもあるのでしょうが、まさか「トップガン」の続編で泣くとは思いませんでした。それもオープニングです。だいたい、ぼくは前作を劇場では見ていないにもかかわらずです。​​
 涙もろさのせいもありますが、映画の作り方が実にうまいのです。ハリウッド映画(?)の底力というか、常套手段というのでしょうか、監督個人というより、製作者の観客に対する意図が徹底して追及されているのでしょうね。コロリとやられました(笑)
​​​​​​​​ 帰ってきたトム・クルーズマーヴェリックことピート・ミッチェル海軍大佐の描き方も、エピソードも、言ってしまえばありきたりです。しかし、映像に映し出される、あの時から流れた「時間」が、老けたトム・クルーズのしゃべり方や表情の作り方にはじまって、若い大尉たち、女性のパイロット、​マーベリック​をフォローするバシール・サラディン演じるホンドーこと、バーニー・コールマン海軍准尉の描き方まで絶妙でした。35年前の「トップ・ガン」ファンにとっては堪えられない出来でしょうね。思い入れなんてかけらもないシマクマ君でさえ、涙するのですから。​​​​​​​​
 しかし、この映画の素晴らしいのはやはりジェット戦闘機の空中映像でした。戦闘機が飛ぶシーンだけでなく、コック・ピット、そこから見える外界、地上、空、障害物、友軍機、そして敵機、標的、もう、これには文句なく納得でした。
​​​ 世界最速戦闘機ダーク・スターをはじめ、最新戦闘機F-18、そして、前作の主役だったF-14を無理やり登場させる演出にも拍手!でしたね。​​​
​​​​​ まあ、ついでですが今回もKAWASAKIのバイクNinja H2が登場します。直線をノン・ヘルのトム・クルーズが微動だにしない前傾姿勢で疾走するシーンは、オートバイファンでなくてもかっこいいですね。
​ 春先から、なんだか難し映画をずっと見てた印象がありますが、シンプルでよかったですね。要するに、アメリカン・マッチョの典型なのですが、アメリカ映画って、こういう映画の作り方がホントにうまいと思います。今回も、年取ったトム・クルーズはとてもいいと思いました。かっこいい年の取り方をしていますよね(笑)。
 まあ、これで、ジェット戦闘機に乗りたがる、もう、男女をとわない志願者が増えるんでしょうね。やめた方がいいと思いますが、軍と映画会社が一緒になって宣伝しているような作品ですからしようがないですね。
 まあ、あんまり野暮なツッコミは無しにしてトム・クルーズ拍手!でした(笑)。​​​​​​


監督 ジョセフ・コジンスキー
製作
ジェリー・ブラッカイマー  トム・クルーズ  クリストファー・マッカリー  デビッド・エリソン
原案 ピーター・クレイグ  ジャスティン・マークス
脚本 アーレン・クルーガー  エリック・ウォーレン・シンガー  クリストファー・マッカリー
撮影 クラウディオ・ミランダ
美術 ジェレミー・ヒンドル
衣装 マーリーン・スチュワート
編集 エディ・ハミルトン
音楽 ハロルド・フォルターメイヤー ハンス・ジマー ローン・バルフェ
主題歌 レディー・ガガ
視覚効果監修 ライアン・タドホープ
キャスト
トム・クルーズ(マーヴェリック:ピート・ミッチェル海軍大佐)
ジェニファー・コネリー(ペニー・ベンジャミン)
リリアーナ・レイ(アメリア・ベンジャミン:ペニーの娘)
バシール・サラディン(ホンドー:バーニー・コールマン海軍准尉・ピートの補佐官)
マイルズ・テラー(ルースター:ブラッドショウ海軍大尉・グースの息子)
グレン・パウエル(ハングマン:ジェイク・セレシン海軍大尉)
ルイス・プルマン(ボブ:ロバート・フロイド海軍大尉)
モニカ・バルバロ(フェニックス:ナターシャ・トレース海軍大尉)
カーラ・ウォン(ヘイロー:キャリー・バセット海軍大尉)
ジェイ・エリス(ペイバック:ルーベン・フィッチ海軍大尉)
ダニー・ラミレス(ファンボーイ:ミッキー・ガルシア海軍大尉)
グレッグ・ターザン・デイビス(コヨーテ:ジェイビー・マチャド海軍大尉)
マニー・ジャシント(フリッツ:ビリー・アワロン海軍大尉)
ジェイク・ピッキング(ハーバード:ブリガム・レノックス海軍大尉 )
レイモンド・リー(イェール:ローガン・リー海軍大尉)
ジャック・シューマッハ(オハマ:ニール・ヴィキャンデル海軍大尉 )
ジョン・ハム(サイクロン:ボー・シンプソン海軍中将)
チャールズ・パーネル(ウォーロック:ソロモン・ベイツ海軍少将)
エド・ハリス(ケイン:チェスター・ケイン海軍少将)
バル・キルマー(アイスマン:トム・カザンスキー海軍大将)
ジーン・ルイザ・ケリー(サラ・カザンスキー)
アンソニー・エドワーズ(グース:ニック・ブラッドショウ海軍中尉 回想)
メグ・ライアン(キャロル・ブラッドショウ 回想)

2022年・131分・アメリカ
原題「Top Gun Maverick」
2022・06・06-no77・109シネマズハット



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最終更新日  2022.06.20 21:09:54
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2022.05.18
​​マイク・ミルズ「C'mon C'monカモン カモン」109シネマズ・ハット

 関西ではゴールデン・ウィークの目玉という感じで、4月の末の封切りでした。ネットで予約席を覗いてみると、いつも余裕のシネ・リーヴルが連日いっぱいでした。で、109シネマズハットを覗いてみると、これがなんと余裕しゃくしゃくで、ここならノンビリできそうです。
 というわけで、5月4日、連休のど真ん中に出かけました。チッチキ夫人と同伴映画です。見たのはマイク・ミルズ監督「C'mon C'mon」です。昨年だったか、「ジョーカー」で圧倒されたホアキン・フェニクスという俳優さんが、今度はなにをするのか興味津々でした。
 ホアキン・フェニクスが演じるジョニーというジャーナリストが、ラジオ番組のためにインタビューしている場面から映画は始まりました。相手は子供たちでした。
​​ 子供たちが住んでいる町として映画に出てくるのデトロイト、オークランド、ニューヨーク、ニューオリンズ、そしてロサンジェルスです。ジョニーが訪ねるそれぞれの都市で暮らす子供たちが、住んでいる町の未来のことや、日々の暮らし、自分自身の夢とかについて、ジョニーの、あるいは、ホアキン・フェニクスのインタビューに答えるドキュメンタリーなシーンが​​​​、ジョニーと、甥っ子のジェシーのモノクロのドラマのシーンの、前後と合間に、繰り返し映し出され、結局、インタビューに答える子供たちの声が聞こえ続ける中で、映画は終わりました。​​
 
「君の話を聞かせて」、子供たちへの、いつもの言葉で話かけるジョニー「なぜ一人でいるの?」と問い返すジェシーの深い眼差しに震えました。

「問う人」「問われている」「見る人」「見られている」

 ケータイで話し続ける伯父さんのジョニー。児童心理学のマニュアル・ブックの視点に固執する母親のヴィヴ「見られる人」のポジションに耐えられない父親のポール。それをじっと見つめているジェシー

​​​「子ども」、あるいは「他者」と出会い、「問う」ことを仕事にしながら、「問われること」「見られること」を見失っているジョニー「問い」​「ペラペラ」​と応えるジェシー​「ことば」​の静かな迫力が印象的でした。​​​
​​​​​ ジョニージェシー「ペラペラ」に、「ペラペラ」と笑顔で相槌を打つことが出来た瞬間、ジェシーの笑顔が応えます。​​​​​
​ このシーンで映画は「深さ」を獲得したのではないでしょうか。「見る」「見られる」という存在の弁証法が、「同情(sympathy)」ではなく、「共感(Empathy)」によって止揚され、次の瞬間「C'mon C'mon」が響き渡ります。​
 「ホラ、ホラ、ここに、きみとぼくがいるよ!」
​​
 優しく問いかけたはずのなのに、困惑の眼差しで見つめ返された教室の風景が浮かんできます。ぼくは、あの時なにを尋ねたのでしょう。
 スクリーンのジェッシーを見ているぼくの眼差しは、結局、「ペラペラ」かもしれないと、一瞬、ヒヤリとさせられた作品でした。​​

​​​  まあ、それにしてもジェッシーを演じたウッディ・ノーマンという少年に拍手!でした。ホアキン・フェニックスもいい味でしたね。やっぱり拍手!です。​​​
 
監督 マイク・ミルズ
脚本 マイク・ミルズ
撮影 ロビー・ライアン
美術 ケイティ・バイロン
衣装 カティナ・ダナバシス
編集 ジェニファー・ベッキアレッロ
音楽 ブライス・デスナー  アーロン・デスナー
キャスト
ホアキン・フェニックス(ジョニー・おじさん)
ウッディ・ノーマン(ジェシー・少年)
ギャビー・ホフマン(ヴィヴ・ジェシーの母・ジョニーの妹)
スクート・マクネイリー(ポール・ジェシーの父)
2021年製作・108分・G・アメリカ
原題「C'mon C'mon」
2022・05・04-no65・109シネマズ・ハット​​

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最終更新日  2022.05.27 00:39:16
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2022.03.07
​​​​​​​​​​スティーブン・スピルバーグ「ウエストサイドストーリー」109シネマズ・ハット​​ 見ちゃいましたよ。スピルバーグ「ウエストサイド・ストーリー」です。神戸でも封切されてひと月ほどたつような気がしますが、お客が多いんじゃないかと、実に消極的な理由ですが、敬遠していました。​​
 ネットの上映情報を覗きながら、いかなごのくぎ煮を炊いているチッチキ夫人に声をかけました。彼女は61年版サントラ・レコードを持っていて、歌えると自慢している人です。
「見たいっていうてたウエストサイドね、来週になると朝一番か夜の8時とかになるけど、そうなっても行く?」
「今日は何時なの?」
「えーっと、109ハットやと夕方6時から9時やね。あっ、ここやとお客さん、今のところおれへんで。土曜日で休日やのにガラガラやで。灘で9時やから最終バスには間に合うし。」
「そうかあ、そやね。ちょっとイカナゴもってコユちゃんのとこ寄ってから行こか?」
「ええけど、遠回りやで。」
コユちゃん、見たいいうたら連れてってあげたらいいやん。6年生なんやし、合唱とかもしてるし。」​​
​  というわけで、いつもマンガを届けてくれるヤサイクン家を経由して出かけることになりました。JR摩耶駅から歩いても、すぐそこです。玄関先で靴を洗っていたアーちゃんママが笑って迎えてくれました。
「えー、今から映画行くの?終わるン9時過ぎるんちゃうの?109?なに見るの?」
ウエスト・サイド・ストーリー。知らん?」
 ​おしゃべりしているとチビラ君たちも出てきました。
「映画、連れてったげようかと思って。でも、ドラえもんとはちやうのよ。」
コンフィデンスマンは?」
「ああ、長澤まさみのやつか。今日はその映画ちゃうなあ。ウエスト・サイド・ストーリーいうやつやねん。コユちゃんはなにしてるの?」
「合唱から帰ってきて、今、ともだちとゲームしと―。映画どころチャウでぇ。」
「そうか、しゃあないなあ。ほな、もう行くわね。」
イカナゴ、ありがとう。」
「うん、おいしいかどうかわかれへんよ。せっかく炊いたからね。おすそ分け、食べてみてね。」
 というわけで、結局、二人連れで109シネマズ・ハットにやってきました。
 映画は​スティーヴン・スピルバーグ監督​​「ウエスト・サイド・ストーリー」​でした。土曜の夕方の6時過ぎから9時くらいまでのプログラムでした。入り口ではこんなハガキが配られていました。 会場は空いていて、なかなか優雅なアベック映画鑑賞でした。
​​​​「なんか、あの酒場の女の人、元の映画でもおったん?覚えてる?」
「あの人、前の映画のアニータやんか。リタ・モレノいう女優さん。前は、あの酒場には男の人がおってん。で、今回は、もう、90歳くらいやった思うけど、まだ元気で生きてはった彼女をアノ役に替えたのが評判らしいよ。」
「ふーん、そうなんや。90歳には見えへんかったけどなあ。ぼくはあの人が一番よかった。」
「私はマリア役の子が、なんか気に入らへんかった。姿勢が悪いことなかった?」
「姿勢が悪いってどういうこと。見かけ?」
「うん、なんか背筋が伸びてない感じ。」
「うーん、ようわからんなあ。でも、このお話って、こんな暗い話やった?」
「そうよ。救いがないのは元と同じやけど、忘れたの?」
「うん、ジョージ・チャキリスが足まっすぐあげて踊るとこしか覚えてへんなあ。まあ、ポスターで刷り込まれてだけかもしれんけど。今日のはアニータが嘘つくとこと、リフいう子がトニーを撃つとこが、なんか、無理ある気がした。」
アニータが嘘つくのは、あそこで、あんなことされたからちゃうの。そこは引っかかれへんかったよ。でも、なんか違うなアいう気は、チョットしたけど。」
61年のときには不自然やなかったストーリーが、どっか不自然な感じがする理由が別にあるんかもしれんな。時代が変わるとかいうやん。スピルバーグでも越えられへんかったもんがあるんかもな。あんな、61年の監督ってサウンド・オブ・ミュージックの人やって知ってた?ロバート・ワイズいう人な。
「そうなん。まあ、私はマリアの姿勢が不満なだけやけどね。」​​​​
​ というわけで、ちょっと期待外れなところもあったのですが、集団のダンスや歌のスペクタクル感は圧巻でした。
 そのうえ、9時を過ぎた109映画館の入場口ではヤサイクン「送るから駐車券もらってきて。」という温かい一言が待っていて、実に幸せなアベック鑑賞の結末でした。イヤ、ホント、今日はヤサイクンに心から拍手!でした(笑)。
監督 スティーブン・スピルバーグ
原作 アーサー・ローレンツ
脚本 トニー・クシュナー
撮影 ヤヌス・カミンスキー
美術 アダム・ストックハウゼン
編集 マイケル・カーン  サラ・ブロシャー
オリジナル振付 ジェローム・ロビンス
振付 ジャスティン・ペック
指揮 グスターボ・ドゥダメル
作詞 スティーブン・ソンドハイム
音楽 レナード・バーンスタイン
音楽総指揮 マット・サリバン
キャスト
アンセル・エルゴート(トニー)
レイチェル・ゼグラー(マリア)
アリアナ・デボーズ(アニータ)
デビッド・アルバレス(ベルナルド)
ジョシュ・アンドレス(チノ)
コリー・ストール(シュランク警部補)
リタ・モレノ(バレンティーナ)
マイク・ファイスト(リフ)
2021年・157分・G・アメリカ
原題「West Side Story」
2022・03・05-no29・109シネマズ・ハット

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最終更新日  2022.03.10 00:38:08
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2022.02.24
​​​​​​ルーベン・フライシャー「アンチャーテッド」109シネマズハット​​

 朝起きると、寒いのですが結構いいお天気なので出かけることにしました。109シネマズハットまで出かけて、そのあと、先日よりもう少し東に向かって歩こうと、気持ちはかなり積極的ですが、で、109でなにを見ようかと考えて思いついたのがこの映画です。​

 ネットのどこかで、スピルバーグ「ウエストサイドストーリー」に次ぐ人気だそうで、予告編で空を飛んでいたのが気になっていた作品です。まあ、監督も出演者も知りませんからいつものように当てずっぽうですが、次巻の都合もちょうどよかったので出かけました。
​​ 見たのはルーベン・フライシャー監督「アンチャーテッド」です。いつもの映画よりはお客さんが入っていましたが、そこはそれ109シネマズハットですから、まあ、知れています。ジブリの空賊のようなイメージの空を飛ぶシーンから始まりました。​​
「なるほど、マンガやねんな。」
 妙な納得が見始めるとすぐにやってきて、そこからノンビリ見終えました。マゼランの、そう、あの、初めて世界一周を成し遂げたといわれているマゼランが、じつは、財宝を隠していて、その金銀を探しだすという冒険活劇でした。
​​​​​ ほんとうは宝さがしじゃなくて、行方不明の兄の消息を知りたい純真(?)な青年ネイト(トム・ホランド)と、詐欺師のような冒険家、いや、ただの泥棒で詐欺師のサリー(マーク・ウォールバーグ)というおっさんが二人組で、そこに、クロエ(ソフィア・アリ)ジョー(タティ・ガブリエル)という、美女というべきなのかどうか、ぼくにはよくわからない女性が絡んで、競争相手はモンカーダ(アントニオ・バンデラス)というイタリアだかの大金持ちという設定でした。​​​​​
 もちろん、この俳優陣が豪華なのか、流行りなのか、なんにもわからないまま見たのですが、昔、ハリソン・フォードとかが頑張っていた冒険活劇を彷彿とさせるシーンの連続です。ドキドキをねらっているシーンなのですが、座っている椅子がゆれるわけでもありません。
「で、その鍵を回すとどうなるの?」
 という感じで、やっぱり、妙に余裕で筋を追ってしまうシマクマ君でした。
 あらゆる文化的な創造行為というのはミメーシスっていうんでしたっけ、模倣によってはじまるという説がありますが、この映画の監督が、実際にまねをしたかどうかはわかりませんが、まねられているように見えるスピルバーグルーカスというのは凄かったんだと実感した映画でした。
 主人公が空を飛んでいるシーンも、海賊船が空を飛ぶシーンも、それなりに面白いのですが、妙にマンガなのですね。
​ 見終えて、そんなことを考えていて、ポスターをよく見ると、スマホだかコンピュータだかの人気ゲームの映画化だそうで、やっぱり、妙に納得してしまいました。あらかじめ想像された興奮を模倣をしながら、デフォルメして、その興奮で指が動く世界なんですから、ミメーシスもへったくれもないわけですね。ゲームの映像と映画の映像とは、興奮の質が、どこか、少し違うのでしょうね。この映画の物足りなさの理由はそのあたりにあるのかもしれません。​
 それにしても、えらい時代が始まっているんですね。いや、はや、勉強になりました。
監督 ルーベン・フライシャー
原案 レイフ・ジャドキンス
脚本 レイフ・ジャドキンス  アート・マーカム  マット・ホロウェイ
撮影 チョン・ジョンフン
美術 シェパード・フランケル
編集 クリス・レベンゾン
音楽 ラミン・ジャワディ
音楽監修 ゲイブ・ヒルファー
キャスト
トム・ホランド(ネイサン・ドレイク通称ネイト)
マーク・ウォールバーグ(ビクター・サリバン通称サリー)
ソフィア・アリ(クロエ・フレイザー)
タティ・ガブリエル(ジョー・ブラドッグ)
アントニオ・バンデラス(サンティアゴ・モンカーダ)
2022年・116分・G・アメリカ
原題「Uncharted」
2022・02・24-no22・109シネマズハット

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最終更新日  2022.02.24 23:32:16
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2022.02.12
​​三木聡「大怪獣のあとしまつ」109シネマズ・ハット 予告編を見ていて思ってしまいました。
 ​「ああ、ゴジラが死ぬんや。見なきゃしようがないなあ。」​
​​​ 実はシマクマ君は日本映画史に燦然と輝く、あの「ゴジラ」と同い年、1954年生まれです。というわけで、この60数年、あれこれ造り出されてきた幾多の怪獣たちの中で、ゴジラに対しては別格の親愛感を抱き続けてきた人生でした(笑)。かのハリウッドの爬虫類映画に至るまで、​ゴジラ​と聞けば馳せ参じてきました。まあ、そういうわけで、そのゴジラが何者かによって惨殺されたとあれば駆けつけるほかないわけじゃないですか。​​​
​​で、2022年、2月11日、なんだか意味深な日ですが、109シネマズ・ハットにやってきて見たのが、三木聡という監督の「大怪獣のあとしまつ」でした。
 感想は一言「駄作!」でした。​​

​​​ まず、死んでいたのはゴジラではありませんでした。予告編はウブなゴジラファンを、だます意図で作られたとしか思えないインチキ広告でした。
 この映画の中で「大怪獣」とか、とどのつまりは「希望」とか名付けられた生物死体の全景は一度も映し出されません。まず、そのことが不愉快でした。​​​

 筋立ては、ご都合主義で、「デウス・エクス・マーキナ」なんていう御託を吹聴して見せながら、一方で、おかしくもなんともない言葉遊びに終始しながらどう考えても性差別でしかない下ネタで笑いをねだる一方で、死体がまき散らす異臭ガスを巡っては、近隣諸国に対する「ヘイトの風潮」を煽るかの映像を繰り返し映し出し、とどのつまりは「国家のため」とかいうセリフを若い俳優に口走らせるに至っては、作品世界の構成上の必然性を言い訳にすることさえも到底できない、陳腐な表現というしかありませんでした。
​ 2011年原発事故コロナ騒動の社会のありさまや、あるいは政治的経緯に対する風刺的意図を匂わせて、たとえば「帰宅困難地域」というような、被災者の現実が終わっていない用語を、映画に登場する政府の役人や、国防軍とやらの軍人に繰り返し叫ばせていましたが、いったい何が言いたいのか、意味不明でした。​
​​ 若い俳優のことはよく知りませんが、西田敏行とかオダギリジョー、笹野高史とかいうベテランの俳優たちが、物語のキーマンとして登場していましたが、なんだか哀れでした。​​
 しかし、恐るべきことには続編が用意されているそうで、今度はガメラが死ぬそうです。いや、ホント、ええ加減にした方がいいと思うのですが、この映画も、2022年の2月の第1週の週末興行成績は1億数千万円だそうで、邦画のベスト3にランクインしているそうです。まあ、他人のことはいえませんがえらい時代ですね(笑)イヤ、ホント、付き合いきれません。
監督 三木聡
脚本 三木聡
撮影 高田陽幸
照明 加瀬拓郎
録音 高野泰雄
美術 磯見俊裕
怪獣造形 若狭新一
編集 富永孝
音楽 上野耕路
キャスト
山田涼介(帯刀アラタ)
土屋太鳳(雨音ユキノ)
濱田岳(雨音正彦)
眞島秀和(敷島征一郎)
ふせえり(蓮佛紗百合)
六角精児(杉原公人)
矢柴俊博(竹中学)
有薗芳記(川西紫)
SUMIRE(椚山猫)
笠兼三(道尾創)
MEGUMI(甘栗ゆう子)
岩松了(五百蔵睦道)
田中要次(国中島隼)
銀粉蝶(ユキノの母)
嶋田久作(中垣内渡)
笹野高史(財前二郎)
菊地凛子(真砂千)
二階堂ふみ(サヨコ)
染谷将太(武庫川電気)
松重豊(八見雲登)
オダギリジョー(ブルース青島涼)
西田敏行(西大立目完)
2022年・115分・G・日本
2022・02・11-no16109シネマズ・ハット



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最終更新日  2022.02.12 01:09:11
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2022.02.11
​​シアン・ヘダー「コーダ」109シネマズ・ハット​​

 なんの予備知識もなく、「大怪獣の後始末」とどっちにしようか悩んだ結果、時間の都合もあって選んだ映画でした。今日も109シネマズハットでした。見たのは​​シアン・ヘダー監督「コーダ」でした。​​
 泣きました。あられもなく、声こそ出しませんでしたが、68歳のむくつけき老人がわき目も気にせず盛大に泣きました。
 もっとも109シネマズ・ハットは、最近お気に入りですが、周囲に客がいないとても居心地のいい映画館で、いくら泣いても恥ずかしくありません。
 帰り道に大安亭市場でキムチとナムルをお土産に買って帰宅するとチッチキ夫人がすでに帰っていて、夕食のお米を洗っていました。
「おかえり。寒かったねえ。どこ行ってたん」
「アンナ、アーダ、コーダ、悩んでコーダいうの見て来てん。」
「意味わかりません!」
「あんた、絶対泣くで。まず音楽がええねん。青春の光と影って覚えてる?」
「カーペンターズ?」
「ちゃうちゃう。ジョニー・ミッチェルか誰や。中学生のころラジオにかかっとったやつ。フン、フン、フーン、フフン、フー♪、いうやつ」
「あっ、これやろ、知ってる、知ってる。」
 ユー・チューブで見つけたようです。スピーカーから音楽が流れだして、また泣きそうです。
「あんた、コーダって知ってるか。」
「曲の最後に、盛り上がって変わるやつやろ。」
「ふーん、やっぱり知ってんねや。でもな、もう一つ意味あるらしいで。医学書院から出てたやろ、ケアのシリーズの本、耳が聴こえへん両親で、聴こえる子供のこと。チルドレン オブ デフ アダルツ(Children of Deaf Adults)とかいうのの頭文字らしいで。」
「ああ、その本、覚えてる。斎藤陽道さんの映画もそうやったね。」
「そうそう、赤ちゃんが歌うのを耳が聴こえへんお父ちゃんが体で聴くやつ。あの映画もすごかったなあ。ほんで、あの子が大きいになったのが主人公やねん。で、主人公ルビーいうねんけどな、女の子で、歌が好きやねん。お父ちゃんもお母ちゃんも、兄ちゃんも、それが聴こえへんねん。ほんで、学芸会でルビーちゃんが歌ってるシーンでお父ちゃんもお母ちゃんも手持無沙汰やねん。周りの人が拍手喝采してるの訝しそうに見るてるねん。見てて、ドキドキするで。そしたら、映画の音が消えるねん。やっぱり涙出るがな。そんなんとまらへやん。
 で、そっから彼女がどうするか。ルビーちゃんには家族に聴こえてへんのがわかるんや。小さいときから聴こえへんし、しゃべられへん家族の耳と口は自分やったんやからな。」
「私、明日、見に行くことにしたから、そこまででええわ。話したいやろうけど。」
「いや、ああ、そうか。​斎藤陽道の映画​もそうやったけど、そっからが、ホントに泣けんねんけど。」
「わかった、わかった。このキムチ美味しいなあ。この前とは違うお店?」
「うん、ナムルもいけるなあ。この前の店、もう閉まってたから、その近所。」

​​ というわけで、これを書いている今頃、チッチキ夫人はきっと泣いていると思います。
​ 結局、ぼくは、こういう映画が好きなのだということがよく分かりました。シアン・ヘダーという女性の監督が、数年前に評判だったらしい「エール」というフランス映画をリメイクした作品だそうです。聾啞という身体的なハンディキャップを描いた作品ですが、描かれた世界が実に堂々していました。それがまず、泣けた第一の理由でした。​
​ で、家族の生き生きとしたやり取りを見ながら「ひょっとして?」と思いました。どこでそう思ったのかうまく言うことはできません。しかし、劇中で歌われた「青春の光と影」の原題は「Both Sides Now」ですが、ここには「聴こえる世界」「聴こえない世界」がホントにあるんじゃないかと思わせる俳優たちの存在感がこの映画には漂っているように感じたのです。​
​​​ 帰宅して確認しました。父のフランク、母のジャッキー、そして兄のレオを演じたトロイア・コッツァー、マーリー・マトリン、ダニエル・デュラントは、やはり、それぞれ聾唖の俳優でした。​​​
​​ 二つ目はルビーの歌の美しさでした。彼女は最後の山場で、聴こえない家族のために「青春の光と影」を手話で歌います。残念ながら、ぼくには手話がわからないのですが、その動作の美しさはわかりました。​​
​​​ 三つ目は最後の「グワッシ」でした。本当はちがうと思いますが、楳図かずお「まことちゃん」のあの手形です。おそらく永遠の愛を誓う手形だと思いますが、旅立つルビーが彼女を送る家族に「グワッシ!」でした。​​​
 闊達な家族を演じた​トロイア・コッツァー、マーリー・マトリン、ダニエル・デュラント​の三人に、まず、拍手!
​ 美しく手話で歌い、カッコよくグワッシ!を決めたルビー(エミリア・ジョーンズ)拍手!
​ ハンディキャップの世界を、臆せず、ひるまず、まっすぐに描いた監督シアン・ヘダー拍手!
​​ ああ、それから、音楽の先生、ベルナルド先生を演じたメキシコの喜劇役者エウヘニオ・デルベスを、もと教員としては忘れるわけにはいきませんね。いい先生です。もちろん拍手!​​
​​ ついでといったらなんですが、見終えて「泣いた、泣いた」と帰ってきたチッチキ夫人「あの子、きっとフラれるわよ。」と評した、お坊ちゃん、マイルズ君を演じたフェルディア・ウォルシュ=ピーロ君にも拍手!ですね。
 ​​

監督 シアン・ヘダー
オリジナル脚本
ビクトリア・ベドス スタニスラス・カレ・ド・マルベルグ エリック・ラルティゴ トーマス・ビデガン
脚本 シアン・ヘダー
撮影 パウラ・ウイドブロ
美術 ダイアン・リーダーマン
衣装 ブレンダ・アバンダンドロ
編集 ジェロード・ブリッソン
音楽 マリウス・デ・ブリーズ
音楽プロデューサー ニック・バクスター
音楽監修 アレクサンドラ・パットサバス
キャスト
エミリア・ジョーンズ(ルビー・ロッシ)
トロイ・コッツァー(フランク・ロッシ父)
マーリー・マトリン(ジャッキー・ロッシ母)
ダニエル・デュラント(レオ・ロッシ兄)
フェルディア・ウォルシュ=ピーロ(マイルズ恋人)
エウヘニオ・デルベス(ベルナルド・ビジャロボス音楽の先生)
エイミー・フォーサイス
2021年・112分・PG12・アメリカ・フランス・カナダ合作
原題「CODA」
2022・02・09-no15・109シネマズ・ハット
デヴィッド・ボウイ「スターマン」
ジョニ・ミッチェル「青春の光と影」Both Sides Now
ザ・クラッシュ「I Fought the Law」
エタ・ジェイムス「Something's Got A Hold On Me」
シャッグス「My Pal Foot Foot」
マーヴィン・ゲイ「Let's Get It On」
マーヴィン・ゲイ&タミー・テレル「You're All I Need To Get By」
追記2022・02・11

投稿の最後に載せているのはこの映画で歌われた歌のリストです。それから、この作品で思い出した河合宏樹監督​「うたのはじまり」の感想のリンクを貼っておきました。よろしければ覗いてみてください。


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最終更新日  2022.02.11 11:52:37
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2022.01.26
​​​​クリント・イーストウッド「クライ・マッチョ」109シネマズ・ハット​​
 今日は2022年1月26日です。ネットニュースによれば兵庫県のコロナ陽性確認数は4000人を越えました。1月7日ころから、毎日のように映画館に出かけていたのですが、あまりの数字に先週あたりから躊躇する気分が湧いてきて、今日も朝から「どうしようかなあ」と思案した結果、「ここなら大丈夫かな」と選んだのが109シネマズ・ハットでした。​​​ 映画はクリント・イーストウッドの最新作「クライ・マッチョ」です。やって来た109シネマズ・ハットイースト・ウッドなんのそのという感じの安全地帯でした(笑)。​​​
​​ 映画は90歳を超えたクリント・イーストウッドが、カウボーイの栄光も、家族も、仕事も失ったマイク・マイロという老人を演じていました。​​
​​ その老人が、昔、世話になった雇い主ハワード・ポルク(ドワイト・ヨーカム)からメキシコにいる息子のラフォ(エドゥアルド・ミネット)を誘拐して連れてくるよう依頼されるところから旅が始まります。​​
​ ぼくはイーストウッドといえばハリー・キャラハンしか浮かばない程度の、まあ、ファンともいえないファンだったのですが、2019年に公開された「運び屋」を見て以来、ちょっと目が離せない俳優だと感じていました。​
 あの映画でぼくが気に入ったのが画面に現れる表情物腰だったことを、この作品ではっきり再確認しました。要するに、ぼくを惹きつけたのは「老い」の姿だったのですね。
​​​​ この作品の前半、特にラフォ母親レタの描き方には「なんだかなあ?」というところがあったり、ぼくには面白かったのですがラファマッチョと名付けて飼っている闘鶏用のニワトリの大活躍あたりも、少々無理があるといえば無理があるプロットだったりするのですが、カウボーイハットをとった老人が通じるはずのない13歳の少年に人生を振り返って語り掛けるシーンは、やはり見にきてよかったと思わせるに十分でした。​​​​
​ 「語らない」はずのイーストウッドが少年を相手に語る姿は、自らの映画人生そのものを語っている老優の印象で、「老い」を晒しながら、訥々と「自分の道は自分で決めろ」と語りかけているシーンに「ある時代」の終わりを、じみじみと実感しました。​
​​​ 「俺はドリトルか」と自嘲したり、チキンに助けられたり、馬に乗っても座っているだけだったり、「運び屋」を疑われてイライラしたり、それでも最後は老いらくの恋の道を「自分で選ぶ」イーストウッド拍手!でした。​​​ 久しぶりにパンフレットを買い込みました。イヤ、ホント30年ぶりです。チッチキ夫人に見せびらかしたかったんです。表紙には眩しげに遠くを見る懐かしのアウトローの老いた眼差しが写っていますが、ページをめくって出てきたこの写真にため息が出ました。
​​ 映画の中でも、思わず見入りましたが、馬を撫でているのは素顔のイーストウッドだと思いました。やさしい目と意志的な口元。素顔でスクリーンに登場し、思わず涙を流させることのできる俳優がいったい何人いるのでしょう。まあ、それにしても、この感想も老人のたわごとかもしれませんね(笑)。​​

監督 クリント・イーストウッド
原作 N・リチャード・ナッシュ
脚本 ニック・シェンク  N・リチャード・ナッシュ
撮影 ベン・デイビス
美術 ロン・リース
衣装 デボラ・ホッパー
編集 ジョエル・コックス
音楽 マーク・マンシーナ
キャスト
クリント・イーストウッド(マイク・マイロ)
エドゥアルド・ミネット(ラフォ)
ナタリア・トラベン(村の寡婦マルタ)
ドワイト・ヨーカム(ハワード・ポルク)
フェルナンダ・ウレホラ(ラファの母レタ)
2021年・104分・アメリカ
原題「Cry Macho」
2022・01・26-no12・109シネマズ・ハット​​

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最終更新日  2022.01.27 15:01:14
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2021.10.30
​​​​ドゥニ・ビルヌーブ「DUNE デューン 砂の惑星」109ハット​​
​​ 今、どんな映画に人気があるのか、実はあんまりわかっていなのですが、なんとなくこれは流行るんじゃないかと思っていると、話題にする知人の声が聞こえてきたりして、「それならボクも」という感じで出かけたのがドゥニ・ビルヌーブ監督「DUNE  砂の惑星」です。​​
 やって来たのは、ハット神戸109シネマです。この映画館が最近のお気に入りです。最寄り駅はJR灘、阪神岩屋ですが、三宮からだと30分くらい歩く必要があります。JR灘からでも10分以上かかりますが、この不便さがいいんですよね。
 行きはまでJRですが、帰り道に春日野道「大安亭市場」とか立ち寄るのが楽しみです。それにワーナーとかディズニーとかの映画をやっているのですが、休日はともかく、普段の日にはお客がほぼいません。この時世ですから、ぼくのようなサンデー毎日暮らしには、まあ、最適の映画館ですね。

​ さて「砂の惑星」ですが、題名に聞き覚えがありました。原作の小説が学生時代に早川文庫だったかで出版が始まって、10年くらいかかって完結したSF大河小説だった(多分、今でもある)と思います。​
​ 「読んだのか」と言われると「面倒くさくなって投げ出した」という感じの印象しかないのですが、一度映画化もされたような気もしました。見終えて調べてみるとデビッド・リンチという有名な監督の、かなり有名な作品らしいのですが、知りませんでした。​
 で、映画が始まりました。文字通り「超大作SF」という感じで、超能力あり、箱型宇宙船をはじめとした、なかなか興味深い乗り物あり、怪獣あり、砂嵐あり、月が二つ浮かぶ天空ありで飽きさせません。物語の筋運びは案外古典的という気もしましたが、見ちゃいますね。
 乗り物の一つがヘリコプターじゃなくて、なんでトンボなのか訝しみましたが、砂嵐のなかでの動きの面白さはこっちの勝ちですね。
​​ ​ティモシー・シャラメ君​(もちろん知らない人でしたが)​​​が演じるポール少年が見る「予言夢」というか「未来夢」というかが物語を起動しているのですが、その夢を見ながら「この映画、ひょっとして予告編か?」と思いました。
 ポール君がお母さんのジェシカ(レベッカ・ファーガソン)の妊娠を見破ったところあたりで、予想の的中を確信しましたが、見終えてみると、「砂の惑星 年代記 序章」という感じで、映画の背景世界と物語の段取りの紹介が終わり、主人公の周辺人物たちはほぼ死んで、悪役と過酷な自然(?)の中に孤独な主人公が残されてしまうとでもいう感じの、実は「はじまり」の物語でした。
 大きな事件はこれからここで起きますよという、「年代記 第1章」というべき続編(あるのかないのかは知りませんが)の予告編のような結末でした。​​​​​

​ 折角、覚えた、なかなか魅力的な登場人物たちの多くも死んでしまい、「ええ、これから、また、新しいのがいっぱい出てくるの?!」と、ちょっとイラっとしたのですが、次回作も見るでしょうね。ストーリーがシンプルなのに、そういう牽引力がある作品だと思いました。​
​ もっとも、個人的な好みで言えば、砂虫の全貌とか、砂の一族フレメンの暮らしぶりとか、ああ、そうそう、ポールの母、ジェシカが身籠っている赤ん坊の正体とか、謎はいっぱい残っているんですよね。​
​ 物語の展開で言えば、なんといっても、​ポール・アトレイデス伯爵​ハルコネン男爵の戦いがどう始まり、どう決着するのかなのですが、「全宇宙」を統べるの皇帝の姿だってまだ明らかじゃないですし、なんだか一話で終わりそうもないですね。​
​​ 繰り返しになりますが、ぼくが本当に見たいのは砂虫の「全貌」ですが、できればフレメン一族の住居とかも見たいですね。
 この映画の映像として魅力は、結局「砂漠の風景」だったと思うのですが、画面が少し暗かったのが、ぼくには残念でした。というわけで、砂嵐とともに迫ってくる「砂虫」拍手!でした。​​


監督 ドゥニ・ビルヌーブ
原作 フランク・ハーバート
脚本
ジョン・スパイツ
ドゥニ・ビルヌーブ
エリック・ロス
撮影 グレイグ・フレイザー
美術 パトリス・バーメット
衣装 ジャクリーン・ウェスト  ロバート・モーガン
編集 ジョー・ウォーカー
音楽 ハンス・ジマー
視覚効果監修 ポール・ランバート
キャスト
ティモシー・シャラメ(ポール・アトレイデス:公爵家の跡取り)
レベッカ・ファーガソン(レディ・ジェシカ:ポールの母)
オスカー・アイザック(レト・アトレイデス公爵:ポールの父)
ジョシュ・ブローリン(ガーニイ・ハレック)
ステラン・スカルスガルド(ウラディミール・ハルコンネン男爵)
デイブ・バウティスタ(ラッバーン)
ゼンデイヤ(チャニ)
デビッド・ダストマルチャン(パイター・ド・フリース)
スティーブン・マッキンリー・ヘンダーソン(スフィル・ハワト)
シャーロット・ランプリング(教母ガイウス・ヘレネ・モヒアム)
ジェイソン・モモア(ダンカン・アイダホ)
ハビエル・バルデム(スティルガー)
チャン・チェン(ドクター・ユエ)
シャロン・ダンカン=ブルースター(リエト・カインズ博士)
バブス・オルサンモクン(ジャミス)

2021年・155分・G・アメリカ
原題「Dune」
2021・10・26‐no100・109シネマズハット神戸
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最終更新日  2021.10.30 00:10:18
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2021.10.08
​​アンドリュー・レビタス「MINAMATA 」109シネマズHAT神戸​​ アメリカ「MINAMATA]を撮っているという噂を聞いたときから見るつもりでした。あのジョニー・デップが、あのユージン・スミスを演じる。もうそれだけで興味津々というわけでした。
 ところが、関西で封切られて1週間の間に、新聞紙上でも映評が載ったりして、ちょっと騒ぎっぽいのでビビリました。三宮とかの映画館はヤバそうだと腰が引けて、ハット神戸109シネマを予約して出かけました。​​

​​ 映画はアンドリュー・レビタス監督「MINAMATA 」です。​​
 ぼくはユージン・スミスという写真家の数ある写真の中で、「楽園へのあゆみ The Walk to Paradise Garden」という、写真家の長男パトリックと長女ホワニータだそうですが、小さな子供が手をつないで森のなかを歩いている後姿の写真が一番好きです。
 ところが、映画の始めの頃、その写真が、なんだか、やけくそな雰囲気が漂っているユージン・スミスの仕事場の床に散らかる一枚として画面に出てきたあたりから、ドキドキしはじめました。

 ひょっとして、この映画の主役は、あの「写真」写真集「水俣」を見たことがある人であれば、きっと誰でもが心に刻み付けるあの「写真」なのではないか。それが、ドキドキの理由です。
 「あの写真の、あのシーンを映画にするのか。そういえば、最初に映ったあのシーンは‥‥。」

​​​ そう思いはじめると、なぜだかわからないのですが、意識のなかに、あの「写真」が浮かんできてしまうのです。
 ​ユージン・スミス​水俣にやってきて、マツムラさんのお宅にとまり、確か劇中では「アキ子ちゃん」と呼ばれていたと思うのですが、マツムラさん夫婦の娘で、胎児性水俣病の少女の写真を撮りたいという希望が拒否されるのを見ながら、やはりそうだという確信に変わったのですが、繰り返しその写真が浮かんできて、なぜだかよくわからないのですが、映画の展開とは何の脈絡もなく、だらだら、だらだら、涙が流れ始めて止まらなくなってしまったのです。​​​

​ あの写真というのは、ユージン・スミスの傑作写真、「入浴する智子と母 Tomoko and Mother in the Bath」です。​
 あれこれ言いたいことはありますが、結論を言えば、やはり、あの写真が主役でした。
​ 最初に撮影を拒否された、「アルコール依存症」「外人」写真家ユージン・スミスが、誰との、どんな出会い、どんな凌ぎ合いをへて、あの写真を撮る現場にたどり着いたか。その時、彼の眼はカメラを通して何を見ていたのか。彼の写真は何を写し出しているのか。​
 映画は、一つ一つ問いかけ、一つ一つ答えるかのよう、実に素朴に一人の「人間」を描いていきました。そしてあの写真の場面にたどり着くのです。
 彼がそこに何を写しているのか、それはうまく言えません。しかし、初めて出会ったときから、印象深く感じながらも、おそるおそる見ていたこの写真を、この先、「美しい写真」として見ることができるようになったと思いました。
 この映画が、ぼくにくれたのはそういう「勇気」のようなものでした。あのジョニー・デップが、どんな思いでこの写真を撮る「人間」を演じたのか、それを思い浮かべながら、世の中、まだまだ捨てたものじゃないし、世界は広いし、ピュアな気持ちを仕事で表現している人がいることを実感しました。
 なんだか「老け込むんじゃないよ!しっかりしろよ!」と励まされたような気持になる映画でした。

​ それにしても化け方がすごいジョニー・デップ拍手!

監督 アンドリュー・レビタス

脚本
デビッド・ケスラー
スティーブン・ドイターズ
アンドリュー・レビタス
ジェイソン・フォーマン
撮影 ブノワ・ドゥローム
音楽 坂本龍一
キャスト
ジョニー・デップ(W・ユージン・スミス)
真田広之(ヤマザキ・ミツオ)
國村隼(ノジマ・ジュンイチ)
美波(アイリーン)
加瀬亮(キヨシ)
浅野忠信(マツムラ・タツオ)
岩瀬晶子(マツムラ・マサコ)
キャサリン・ジェンキンス(ミリー)キャサリン・ジェンキンス
ビル・ナイ(ロバート・“ボブ”・ヘイズ)
青木柚(シゲル)
2020年・115分・G・アメリカ
原題「Minamata」
2021・10・04‐no89・109シネマズHAT神戸



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最終更新日  2021.10.08 00:08:01
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