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ゴジラ老人シマクマ君の日々

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読書案内「コミック・浦沢直樹」

2021.07.06
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​​浦沢直樹「あさドラ!(5)」(小学館)​​
​​
 2021年の5月のマンガ便に入っていました。浦沢直樹「あさドラ!」第5巻です。2021年5月5日新発売です。​

​​​ 表紙の女子高生ですが、向かって左のメガネがヨネちゃん、右がミヤコちゃん、で、真ん中が浅田アサちゃんですね。​​​
 ヨネちゃんミヤコちゃんは芸能界を夢見ていますが、第5巻ではヨネちゃんが大活躍でした。
​​ 第4巻で始まった「アレ」との戦いが第5巻のメイン・ストーリーです。稲村ケ崎沖の海上が舞台で、時は1064年10月9日の夜です。もう、何度も繰り返していますが、先の東京オリンピックの開会式の前日です。​​
​ 今、フト思いましたが、このマンガで「アサちゃん」が戦っているのは、ひょっとして「コロナ」の隠喩ですかね。いや、そんなことはあり得ませんね。マンガが始まったのは2018年ですからね。それにしても、現実がマンガをなぞっているのかもしれませんね。


​​ まあ、そのうち見えてくるのでしょうが、これが第5巻の目次と登場人物のページです。「おっちゃん」、春日晴夫さん「きぬよさん」のコンビが、ぼくのひいきです。


​​
​​​​ で、ページを開くとカラーで「アレ」が猛っています。このちいさなセスナで戦っているのが「あさちゃん」「中井戸慶一君」です。中井戸君「アレ」の謎を追っている研究者ですが頼りにはなりません。​​​​
​ この後、戦いは5巻のほぼ最後まで続きますが、「アレ」の正体というか、全貌は、結局明らかにはならないまま5巻も終わりました。
 巻末では夜が明けたので、1964年10月10日の朝というわけで、第6巻では物語の流れというか、ストーリーというかが少しは見えてくるのでしょうか。​

​ ところで、この巻で、もう一つ描き込まれているエピソードがあります。あさチャンの同級生のヨネちゃんの芸能界デビューの顛末、いや「末」はまだですが、です。


​​​ ​この女性がヨネちゃんですが、彼女がこの格好をしてカメラの前に立っているのと、あさチャン「アレ」と戦っているのが同時進行なのです。その重ね方の意図がよくわからないままなのですが、この衣装を見てなんか思い浮かびませんか?
 そうですね、マリリン・モンローです。で、モンローを思い浮かべるのは、結構、普通かなと思いますが、1960年代、テレビの始まりの、あのころといえば、小川ローザという名前が浮かんでくる人が、もしもいらっしゃれば、ちょっと嬉しいのですが、もう、いい年の人でしょうね。「オー・モーレツ!」というCMが流行ったのは1969年ころだそうですが、ヨネちゃんは、なんか関係あるのでしょうかね。​​​​

 まあ、そういうわけで、6巻を読まないとしようがないなあという結論の第5巻でした。ヤッパリ、ヤレヤレ、トホホ…でしたね。
 ところで余談なのですが、5巻の表紙の三人娘の構図についてです。戦後の歌謡界で「三人娘」といえば、美空ひばり、江利チエミ、雪村いずみですよね。この、いわば第1次「三人娘」というのは、1950年代の後半で、ぼくは知りません。
 次の三人娘が伊東ゆかり、中尾ミエ、園まりだったんじゃないかと思います。「シャボン玉ホリデー」という、石鹸屋さんがスポンサーの人気歌謡番組での企画ですが、マンガの時代と重なるのがその方たちですが、この表紙は関係あるのでしょうかね。関係あるとして、この構図はどっちのイメージなんでしょうかね。
 まあ、そういうことも気になるのですが、今のところよくわかりませんね。いやはや、なんとも、気にあることを次々と繰り出してきますね。
 まあ、のんびり6巻を待つことにしましょう。


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最終更新日  2021.07.06 08:18:39
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2021.05.30
​​浦沢直樹「20世紀少年(全22巻)」・「21世紀少年(上・下)」(小学館)​​​ 15年ほども昔のことですが、高校の教室で配っていた「読書案内」の復刻です。時間がズレています。浦沢直樹の傑作マンガ「20世紀少年」が完結したころのおしゃべりです。​​
※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※
​​​ 二学期の教室で浦沢直樹「20世紀少年」(小学館全22巻)が廻し読みされていましたが、この秋(2008年)「21世紀少年」(小学館上・下)が出版されて完結しました。僕は浪人していた一昨年の卒業生さんに譲ってもらって、いっき読みしました。​​​​ 浦沢直樹といえば「YAWARA」(小学館全29巻)で登場したのが20年以上も前のコトだったと思います。女子柔道の柔ちゃんのニックネームはこの漫画の主人公から取ったものですね。僕自身は「モンスター」(小学館全18巻)で気に入って、「20世紀少年」、「PLUTO」(小学館、只今5巻発売中)と読み続けています。この学校の図書館にも「MASTERキートン」・「モンスター」はそろっています。
 この高校の図書館のいいところは漫画もれっきとした文化として閲覧している所ですね。もっとも、新しい作品が「のだめカンタービレ」(二の宮知子)、「リアル」(井上雄彦)くらいしか置いてないことや、渋めの作者は見当たらない所が残念なのですが。  ​

​ ところで、「20世紀少年完結編」は、よくわかりませんでした。まぁ話が長くなりすぎて、最初の頃、子どもだった登場人物が大人になったどの人なのか、それから子どもの頃にあったどの事件が今の事件と関連しているのか、ごちゃごちゃしてくるんですね。​​​ 読んでいない人にちょっと説明すると、「オールウェイズ・三丁目の夕日」という映画が流行した事は知っていると思います。職員室でも観てきた人が話題にしていました。映画を見もしないでいうのも変ですが、西岸良平という1947年生まれの漫画家がビッグコミックというマンガ週刊誌に今も連載している「夕焼けの詩-三丁目の夕日」(小学館)という漫画の映画化です。1950年代から60年代のいわゆる昭和の戦後社会が舞台です。というわけで「団塊の世代」、ああ、これ「だんかい」って読みます、まあ、そのあたりの人びとが映画館に押し寄せたんじゃないかというのが勝手な推測です。
 漫画のほうは「ほのぼの」としたタッチが貧乏臭いノスタルジーをくすぐって、地味に人気があります。ほっぺの赤いあどけない少女とか、鼻を垂らした少年がのんびりと昭和30年代を暮らしています。
 現在の高校生には、わかりにくいかも知れないけれど、1964年、昭和38年にこの国では誰もが覚えているような歴史的イベントが二つありました。一つは東海道新幹線の開通、もうひとつは東京オリンピックの開催。この二つのエポック・メイキングな出来事を境にして、ある時代が終わったといわれているのですが、ぼくは小学校4年生でした。
 「三丁目の夕日」には、この時に下ろされた幕の向こう側の世界が描かれています。この国の戦後社会の世相を「活写」した作品と言われています。

​​ そういう受け取り方で「20世紀少年」を読むと、こっちは世紀末世相史と読めないこともないわけです。題名がT・レックス―グラム・ロックなんて知らないよな?!―という1970年代に爆発的に流行したロック・バンドの「TwentyCenturyBoys」という曲名をそのままつかっているのですが、「三丁目の夕日」のほぼ10年後くらいの世界からはじまっています。​​
​ アポロ11号が月面、「静かの海」に着陸したのが1969年。アームストロング船長という名前が、"That's one small step for a man, one giant leap for mankind."という名言と共に記憶され、1970年の大阪万国博覧会にアメリカが「月の石」を出展して大行列の騒ぎになり、科学者や宇宙飛行士が子どもたちの「将来の夢」の上位にランクされた時代に育った小学生達の物語です。ちなみに浦沢直樹1960年生まれですね。​
​​ ぼくは1970年に高校一年生でした。「三丁目の夕日」の子ども達より年下で、「20世紀少年」の子ども達より年上です。どっちを面白がってもいいようなものですが、ぼくには「20世紀少年」が断然面白かったですね。​​
​ 理由ははっきりしていて、「三丁目の夕日」の世界の時間は止まっているのですが、「20世紀少年」たちは現実の時間の中に生きて登場してしまう感じがあるからだと思います。​
 漫画の描き方にはいろいろあります。例えば朝日新聞の朝刊の「ののちゃん」(いしいひさいち)「サザエさん」(長谷川町子)、傑作の誉れ高い「じゃりン子チエ」(ハルキ悦巳)「天才バカボン」(赤塚不二夫)の主人公達は誰も年を取りません。「三丁目の夕日」の人たちもそんな感じですね。漫画には時間を止めることで描ける「笑い」「哀しみ」があるのかもしれません。​​ しかし「20世紀少年」の登場人物たちは21世紀に向けて同時代を生きているように感じるのです。その結果、読者の中で、描かれている出来事がフィクションであるにもかかわらず、現実の事件とシンクロしはじめます。なかでも、宇宙旅行を夢見たり正義の味方を信じていた少年達が、あの「オーム真理教」事件を思い起こさずにいられない「ともだち教」事件に巻き込まれていくストーリーが、妙にリアルで面白かったですね。​​
​ マア、そのあたり、浦沢直樹が、この国の世紀末世相史を描こうとしているんじゃないかと勘ぐる所以です。​
​​ 21世紀の平和が、主人公ケンヂの歌う「スーダラ♪スーダラ♪」で始るのも悪くないですね。これは歴史の書ではなく予言の書かもしれないと、ふと思わせてくれます。はははは。大げさすぎますかね?

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最終更新日  2021.05.30 21:09:35
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2020.09.28
​​​​​​週刊 読書案内 浦沢直樹「あさドラ!(4)」(小学館)

​ おなじみのヤサイクン9月のマンガ便で到着しました。92日発売、浦沢直樹「あさドラ!」第4です。​
​​ 表紙の「アサちゃん」、もう高校生で、セスナのパイロットです。なんだか、凛々しくて、かっこいいんですよね。浦沢君はこういうところがうまいですね。ヤッパリ、買っちゃうでしょ。
 で、4の最初のページがいきなりこの絵です。


​​
 第4巻は、いきなりこの「絵」でスタートです。再び「出現」した「アレ」です。まだ名前はありません。
​ 最初に現れたのは1です。1959927​日。伊勢湾台風が中京地方を蹂躙して通過したあの日、「おおー今日がその日」ですが、それが、まあ、「あさドラ!」始まりの日でしたね。​​
 マンガは3​巻を費やして「アサちゃん」の家庭の事情と成長を描きました。そして、第​4の舞台は1964年、109日です。この日が「東京オリンピック」の会開会式の前日だということは、シマクマ君の世代にはすぐにピンとくるのですが、若い人たちはどうでしょう。
​ マンガの時間では、あれから、伊勢湾台風のあの日から、5​年がたちました。で、その日に、今度は東京湾なのか、その南方海上なのか、とにかく再び「アレ」が「出現」したという始まりです​
​ 読者にとって、この「絵」の、一見「ネコか?」と疑わせるモンスターの全体像のヴィジュアルとか、名前とか、「浅田アサ、出動します!!と腰巻で煽られた事件の実態とか、そして、何よりも「アレ」「東京オリンピック」がどう結びつくのとか、みんな気になりますよね。​
 「ここまで、煽ったのですから、何らかの結末は用意されているだろう。」

 そういう期待に満ちてページを繰るわけです。

 で、結果は?

​​​​ はい、ネタバレ(あんまり気にしませんが)になるので、これ以上は言えません。しかし、浦沢直樹は、やっぱり、浦沢直樹であったことは確かです。次は5ですね。イヤ、ホント渋い展開でした。ヤレヤレ‥‥。​​​​

​​​「あさドラ!」​1巻)・​2巻)​・​3巻)の感想はこちらをクリックしてくださいね。​​​


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最終更新日  2021.07.04 12:36:30
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2020.03.18
​​​​​​​​​​​​​浦沢直樹「あさドラ!(3)」(小学館)


 お待たせしました、​浦沢直樹​の長編マンガ​「あさドラ!」(小学館)第3巻​34日発売の最新刊です。
 「ゆかいな仲間」、ヤサイクンのいつものマンガ便に入っていました。中々素早いですね。ほかには「ブルージャイアント・シュープリーム(第10巻)」「メタモルフォーゼの縁側(3)」、それに加えて「国境のエミーリャ」という新しいマンガも入っていましたよ。彼は、なかなか厳しい肉体労働者なのですが、お風呂が読書(?)タイムだそうです。それは、母親のチッチキ夫人譲りですね。ぼくには風呂で文字や絵を読む習慣はありません。​
​ ところで「あさドラ!3ですが、表紙の「アサちゃん」がとても可愛らしいですね。浦沢直樹のこういう絵がぼくは好きなんでしょうね。「アサちゃん」17歳、高校三年生です。こんな女の子が同級生にいたら、男の子たちは毎日ドキドキして大変でしょうね。​
​ 時は1964、東京オリンピックの年ですが、この年のNHKの朝ドラ「うず潮」でしたね。田舎の我が家にTVがやって来た年で、ぼくにとっては朝ドラ初体験の番組です。作家の林芙美子の自伝小説が原作ですが、主演の林美智子さんのことを本物の作家だと思い込んでいた記憶がありますから、見ていたのでしょうね。
 朝八時過ぎと、お昼の一時前に放映されていたはずの番組を小学生だったぼくが毎日見ていたはずはありませんが、林美智子さんという女優さんの顔を、この番組で覚えたことは間違いありません。​

 ちなみに、朝の連続テレビドラマは、最近はちくま文庫とかが再刊して、ちょっとブームだった獅子文六「娘と私」が第一回で、1960年のことですね。テレビのなかったぼくは知りませんでしたが、「ちくま文庫」はこの辺りの読者層を狙ったんでしょうか。もっとも獅子文六はたしかに今読んでも面白いのですがね。


 マンガに戻りましょう。開巻そうそうこの絵です。海の向こうに怪しげなものが描かれていますね。ここからオリンピック開会の前日までがこの間の時間ですが、こんな懐かしい絵もあります。


  
​白黒で描かれているこの空が青空に見える人は、ぼくと同世代ですね。白黒テレビでしか見てないはずなのに、「真っ青な空」にブルーインパルスが描いた五輪マークというキョーレツな捏造記憶の共有を浦沢直樹はよく知っていますね。
 「どえりゃーでかんわ!!」
 叫んでいるのはもちろん「アサちゃん」です。
 空と言えば、このマンガでは少女パイロット「アサちゃん」の出番です。もちろん彼女は自衛隊員になったりしません。さて、どいう役割 で話は展開するのでしょうね。
 こんなシーンもあります。
 ぼくたちの世代にとって、​​
もう一つの強烈な記憶として焼き付けられている人、円谷幸吉選手です。彗星のように登場して、オリンピック・マラソン銅メダルの栄光の数年後に「疲れ切って、もう走れません」という言葉を残して自ら命を絶った、悲劇のマラソンランナーです。二大会連続金メダルのアベベ選手や、君原健二寺沢徹といった代表選手の名前を覚えているぼくの同世代には涙なしには読めない、彼の遺書は、今ではネットで読むことができます。
 マンガの中で、その円谷選手の後ろ姿を街角で見かけて、後を追うのは「アサちゃん」の幼なじみ、マラソン選手になる夢を生きている「早田正太くん」です。
 もっとも、マンガではブルーインパルスの大空の五輪はいびつな練習中のものですし、「早田君」があとを追う街角の円谷選手は石田さんちの若旦那ではあるのですがね。
 で、最初のカラー画像の正体は?ってですか?それは、もちろん、次号でのお楽しみでした。次号、第4巻はいよいよ19641010日です。いったい何が出てきて、何が起こるのでしょうね。ヤレヤレ、やっぱり次号待ちですね。
「あー、4号は五月くらいかなあ?!」
追記2020・03・16

「あさドラ」​(1)​・​(2)​の感想はここからどうぞ。

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最終更新日  2021.07.04 12:28:14
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2019.11.24
​浦沢直樹「短編集 くしゃみ」(小学館)


​ ​​​浦沢直樹の長編マンガ「あさドラ!」(小学館)を案内しながら思い出しました。20195月の新刊ですが、「ゆかいな仲間」、ヤサイクンのマンガ便にありました。19年ぶりなのだそうです。短編集「くしゃみ」(小学館)です。 ​​​

  ​​​​​短編集とはいえ、浦沢直樹節とでもいうべきものは何も変わりません。小説の短編の場合、星新一のショートショートがその典型でしょうが、「オチ」のスルドサというか、爽快さというかが読後感を決めるところがありますね。星新一「ボッコちゃん」の膝を叩きたくなる「オチ」といい、たとえば、芥川龍之介「蜜柑」のさわやかな「オチ」が永遠の名作の所以ということになるのでしょうね。(​「蜜柑」はここをクリック​してみてください。お読みになれますよ。)​​​​​

​ 「くしゃみ」に載せられている数編の短編も、なかなかな「オチ」が用意されているのですが、どっちかというと「旅日記」、「思い出マンガコラム」風の「L.A.音楽紀行」」と「親分衆」の二つが面白かったですね。

「アップル・レコード」社のもと社長との出会いのエピソードなんて、ビートルズの屋上ライヴ、「レット・イット・ビー」の映画になってるあれですが、ジョージ・ハリソンの奮闘ぶりとか、そうは聞けない逸話も書いています。

 
​​もうひとつ、面白いのはこれですネ。フランスのマンガ誌に寄稿した短編「単身赴任」。横文字だとSolo Missionになるそうですが、日本のマンガと違うのは左から読むんですね。まあ、当たり前といえば、当たり前なのでしょうが、そこが面白かったですね。
 「オチ」は、そう来るとフランス人は笑うか、という感じで、ちょっと洒落てましたが、そのあたりはお読みになってということで。​​

​ まあ、とはいいながら、「浦沢さんは長編の人であるな。」というのが偽らざる感想でしょうね。でも、読んで損はないと思いますよ。
「あさドラ!(1)」​・​「あさドラ(2)」の感想はこちらをクリックしてください。​

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最終更新日  2021.05.27 12:33:56
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2019.11.19
​​​​浦沢直樹「あさドラ(2)」BIGS PIRITS COMICS SPECIAL

​​ お待たせしました、浦沢直樹の長編マンガ「あさドラ!」(小学館)第2、最新刊です。 「ゆかいな仲間」ヤサイクンマンガ便です。​​

​​​  ​さて、「あさドラ!2ですが、​第1で「おにぎり爆弾」投下のために、コソ泥で誘拐犯のシミッタレのおっさん。実は、「空の勇者」春日飛曹長の操縦するセスナ機で、伊勢湾台風の被災地の上空を飛行中だった「アサちゃん」12歳。たぶん小学校6年生でしたね。
​​​​​ その「アサちゃん」ですが、「どえりゃーでかん」災害救助飛行で大活躍の最中に、「どえりゃーでかん」事態が新たに勃発します。


 なんと、春日操縦士が血まみれで、瀕死の重傷です。その結果、「どえりゃーでかん」ことに、少女操縦士として、その天才に目覚めるんですね。


 凛々しいですね、操縦しているのは小学校六年生の「アサちゃん」です。​​
​​そのうえ、無事着陸すると、「どえりゃーでかん」アクションまであって・・・、まあ、このあたりは読んでいただくほかないのですが、時がたち1964年東京という次第になります。東京オリンピックの年ですね。「あさチャン」17歳です。


 いっきに話が飛んだようですが、
​少女パイロットとして正式デビューしたのがこの場面ですね。
 全く、「どえりゃーでかんわ」の展開ですね。少女が娘になりましたが、何だか懐かしい浦沢キャラクターですね。「柔ちゃん」以来、この手の顔が好きなシマクマ君はやめられませんね。​
​​​

​​ ところで、まだ一言も触れていませんが、このマンガには「浅田アサ」ちゃんとは違う、もう一人(?)の「どえりゃーでかん」​「​アサ」が潜んでいるようですね。


 
まあ、3あたりで正体をあらわしそうですが、今のところ、こういうシーンがあった事だけバラしておきましょう。そうはいっても、このシーン、第2巻の冒頭なんですがね。

​ とまあ、好調な展開、ここから、いったいどんな「どえりゃーでかんわ」が待っているのか。3が楽しみですね。​

 ちなみに「あさドラ(1)」​・​「3」​・​「4」​こちらをクリックしてください。


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最終更新日  2021.07.04 12:22:12
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2019.05.01
​​​​​​​​​​​​​​浦沢直樹 「あさドラ!(第1巻)」(小学館)​

​ ​​​長らくお待たせしました、浦沢直樹の長編マンガ「あさドラ!」(小学館)が始まりました。「週刊ビッグコミックスピリッツ」の連載なのだと思います。週刊漫画を読む習慣を捨てて久しい徘徊生活者シマクマ君は最新のマンガ情報にとても疎い。新刊マンガに出会うことはほぼありません。​​​
 
​​そんな中で、おなじみの「ゆかいな仲間」、ヤサイクンのマンガ便だけが、新しいマンガの窓口です。もっとも、彼のマンガ便は、週刊誌に連載された作品が単行本になって、その単行本が古本になって、という経緯を経ての入手の場合が多いので、「新しいマンガ」とはいいながら、案外、古い。
 原泰久「キングダム」なんて、人気があって高いからと、値が下がるのを待っていると映画化されてのしまって、もはや高根の花になってしまったりして、ますます手に入らないということも起こるわけです。(書名をクリックしてみてください)
​ ところが今回は「連続漫画小説」と銘打った、出たばかりの第1巻が、ヤサイクンから届きました。そういえば「夢印」も新刊でした。​

「好きなんですね。浦沢君が。」

​​​​ さて、「あさドラ!」です。主人公は「浅田あさ」「アサちゃん」ですね。​​​​
    

 この少女ですね。表紙にもアップの写真があります。いい雰囲気ですねえ。
 舞台は1959年の秋、伊勢湾台風に直撃され、1000人を超える死者、甚大な被害を受けた名古屋。シマクマ君の親の世代にとって台風といえばこれ。という、シマクマ君自身は当時4歳ですが、その3年後の第二室戸台風ともども、「台風の恐ろしさ」の象徴だった台風というわけです。
 ​​​​​その台風の最中「アサちゃん」の活躍でドラマの幕が上がります。ここから2020年までの60年が、このマンガの「時間」であるようです。天才操縦士でコソ泥で誘拐犯のシミッタレおやじ、春日」。「おばさん」という呼称を拒否する、怪しい飯屋の女将「きぬよ」
​ 早くも、いつもの浦沢キャラクターが、わきを固めて好調なスタート。ここから、いったいどんな「どえりゃーでかんわ」が待っているのか。​​​​​​

 
 ​ただいま、「アサちゃん」は「おにぎり爆弾」投下のために、水没した被災地、濃尾平野の上空を飛行中です。​
​ どうやって飛行機を手に入れ、小学生の少女が金の亡者で鬼ババ風の女将「きぬよ」をどんな条件で口説いて山もりの握り飯を手に入れたのか。そこは、まあ、読んでいただくほかありませんが、​
​ もちろん、次回へ、いや最終回へ向けてか、最終回は2020年、オリンピックに浮かれる東京が焼け野原と化す模様ですが、仕込みもバッチリ。上空から「アサちゃん」が見つめる、被災地に残された、あの巨大な・・・・。​
 浦沢ファンは、読まんとしようがないですかね。やっぱり。
​「ああ、​第2巻はいつ出るんやろ!?​」(第2巻はこちらをクリック)​(3巻)​はこちら。​
​ ちなみに浦沢直樹は東京の出身ですが、このマンガの出だしは名古屋弁がおもしろい。どうも、名古屋方言の仕込みをきちんとやったようですね。(S)​

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最終更新日  2021.07.04 12:17:16
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2019.04.13

​​​​​​​​​​​​浦沢直樹 「夢印」 (小学館)
 

 ​​ 久しぶりに届いたヤサイクンのマンガ便のなかに浦沢直樹「夢印」(小学館)が一冊入っていた。​​
浦沢の最新作やで。」​
​「ふーん?ゆめじるしか?何巻まであるの?ビリーバットやったっけか、あれは終わったん?」​
​「もう​ムジルシ​ムジルシ、結構評判よ。一巻読み切り。ビリーバットは終わったよ。あんな、これは、ル-ヴル美術館との共同企画やの。」​
「なんで、ルーヴル美術館が出てくんねん?」
「フランスでは芸術やねんて、マンガは。そやから、ルーヴル美術館が浦沢に描かしたわけ。」
「フランスは日本よりマンガが流行ってんねん。スラムダンクとか、みんなフランス語版になってんねんて。週刊漫画あるやろ、『ジャンプ』とかに連載してて、流行ってんのな、『ワンピース』とか。ユーチューブで読めんねんけどな。普通の発売日の前の週には出てんねん。フランス語とか英語とかで。」
「なんや、ほんまかいな、それ。翻訳して、絵はまんまか?ヤサイクンは横文字のを読むの?」
「読めるかいな。おれは日本語版。」
  ヤサイクンも、偶然その場にいたピーチ姫も、現代マンガ事情に詳しい。シマクマ君はポカンとしながら聞いていて、なにやらキツネにつままれたような気分。
                                                                           
    一週間ほどして、再びヤサイクンがやってきた。
​『ムジルシ』​読んだで。長い話を軽くまとめた感じやな。なんか、もの足らんかったわ。なんや、一冊のわりにはこみいってるな。浦沢直樹も、エラなってんやな。美術館に頼まれて描いた感じは、ようわからんかったけど。フェルメールの模写か?そんなん出てたな。」​
「話がめんどくさいのは、ずっとやろ。いろいろ仕込んでるネタ、伏線いうんか、忘れてしまうやろ、途中で。読み返さんとわからんようになるやん。これ、一冊で、わかりやすいやん。」
「まあ、そういういい方もあるかな。この人、めんどくさいから面白いともいえるけどな。そや、カラスといえば、マリアやろっていうギャグわかった?『二十世紀少年』うちにあるんかな?あるはずやんな。ちょっと見たいんやけど。」
                                                                                     
「そっちの棚のどっかにあるやろ。ああ、マリア・カラスやろ?」
​​ 何はともあれ、浦沢の作品としては、チョー短編。読み終わってみると、ホントはここから始まるような感じが残るけれど、お話としては完結している。大きすぎる話を、短くまとめたからかもしれない。ちょっとネタ晴らしになるが、「夢印」はちゃんと表紙の真ん中に書いてあった。​​
 浦沢ファンは、一応、読んだら、っていう感じ。マンガのなかで世界は騒然とするけど、で世界が騒然とするかどうか、保証の限りではない。(S)​​​​​​​​​​​​



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最終更新日  2021.05.27 12:33:10
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