ベランダだより 2022年6月30日 「そしったら咲きました!団子丸!」」
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2022.07.01
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全22件 (22件中 1-10件目) 演劇「ナショナルシアターライブ」でお昼寝
カテゴリ:演劇「ナショナルシアターライブ」でお昼寝
ナショナルシアター・ライブ サリー・コックソン「ジェーン・エア」KAVC
![]() シャーロット・ブロンテの原作がどんなお話だったのか、はるかな記憶のかなたに埋没していて、思い出せませんが、まあ、何とかなるだろうと思ってやってきたアートヴィレッジでしたが、話の筋は舞台が始まって、案外、すぐに思い出しました。 2015年の舞台の中継です。演出はサリー・コックソンという女性で、演目は「ジェーン・エア」です。 舞台にはジャングルジムのような大きなセットがあります。梯子でよじ登るか遠回りする坂道で登らないと上に行けない空間設定で距離とか高さを表現しているようです。 そのセットもそうですが、生まれてきた赤ん坊の表現の仕方から、旅に出て馬車で移動する演技、数人(女性4人、男性2人)の出演者による複数の人物の造形、挿入される歌声まで演劇学校の卒業公演のようなというか、あんまり見たことはありませんが、新劇ふうで、若い人という印象でした。 舞台でできる「演劇的表現」を総復習しているニュアンスの構成は、子供のための演劇入門という感じすが、そこはやはり、演目が「ジェーン・エア」ですから、クライマックスは泣かせました。 ジェーンの出生から、成長、ローウッド学院での生活、家庭教師という職業、ロチェスターとの出会いと別れ、そして再会と結婚までの長丁場です。まさに、19世紀イギリスの闘う女性の半生ですね。劇中の名セリフは、おそらく小説からそのまま採られたものでしょう、実に感動的です。 マア、そういう訳で、久しぶりに「ジェーン・エア」を読み直した気分でしたが、それにしても、すごい話ですね。いやはや。とはいうものの、もう一度読み直そうとは思いませんでしたね(笑)。 演出のサリー・コックソンさん、いろいろ工夫を重ねながら、結果、案外「古典」的な舞台に落ち着かせたところに拍手!でした。 演出 サリー・コックソン トム・モリス 原作 シャーロット・ブロンテ キャスト マデリン・ウォーラル(ジェーン・エア) ローラ・エルフィンス(ヘレンほか) クレイグ・エドワーズ(ロチェスターほか) 2015年・210分・G・イギリス 原題:National Theatre Live「Jane Eyre」 2021・12・20‐no134・KAVC ![]() ![]() ![]() ![]()
最終更新日
2021.12.24 01:38:55
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2021.12.21
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ナショナルシアター・ライブ サイモン・ゴドウィン「十二夜」KAVC
![]() 最近、ドキュメンタリーの傑作を続けてみている気がしますが、今日は劇場中継です。2017年の上演作品で、その年のナショナルシアター・ライブにライン・アップされた「十二夜」、シェイクスピアのお芝居です。 好きがこうじて研究者になってしまったお友達とアベックで見ました。どこかの大学で、どんなふうにかは知りませんが「演劇」を教えている男で、40年前に彼が学生演劇で俳優だったころからの友達です。 芝居が始まりました。演目はシェイクスピアなのですが、現代劇の様相です。イギリスの芝居の面白いのは、いくら現代劇に仕立てても、台詞はシェイクスピア通りらしいところです。字幕には、昨日予習をして記憶にのこっているセリフが書きだされていきます。 隣の席で「フフ、フフ」と笑い声が聞えます。今のところ、何処が面白いのかぼくにはわかりません。ぼくはといえば、始まる直前に夕食を食べたことがたたってか、眠くて仕方がありません。 休憩まで、前半をうすボンヤリ見ていて、とりあえず一服と思って立ちあがると、隣の男はスケッチブックのようなものを取り出して舞台の様子をスケッチし始めました。もう、何十回と一緒に芝居を見てきて、いつもの事なのですが、妙に生真面目な顔なので笑ってしまいそうです。まあ、笑っても彼は気にしないでしょうがね。 後半が始まって、ようやく気付きました。このお芝居の見どころは、執事マルヴォーリオを演じているタムシン・グレイグという怪女優なのでした。もちろん、上の写真でもわかる通り彼女は美しい女優さんなのですが、今見ている劇中で、本来男性が演じる執事マルヴォーリオを演じているグレイグさんは「怪女優」というしかないセリフ回しと立ち回りで、このお芝居の本筋だと思って見ていた道化や主人公たちを圧倒していました。 男と女の双子を、それぞれ勘違いして恋するという、いってしまえばドタバタ喜劇なのですが、予習して原作を読んだ時には脇筋だと思っていた執事の怪演で「ああ、そういうことなのかな。そっちがメインでやっているのかな。」と、おっかなびっくりしながら見終えたのでした。 「マルヴォーリオやけど、ほんとは男がやるねんけどな。今日の女優さんよかったやろ。」 件の友人の別れ際の一言でしたが、「ハヨいえよ!」と心では思いながら、一安心というわけでした。予習は間違ってましたが、本番は何とかクリアという感じの観劇でした。 帰宅すると、そっち方面の好きなピーチ姫が帰っていたので、その話をすると「シェイクスピアって、まあ、そういうパターンやろ」と軽くいなされてしまいました。 チラシとかを見直すと、彼女、タムシン・グレイグが主役の位置づけでした。いやはや、そういうことだったんですね。 それにしてもタムシン・グレイグの怪演に拍手!でした。本場には、スゴイ俳優がいるものですね。 演出 サイモン・ゴドウィン ロビン・ラフ(共同監督) 原作 ウィリアム・シェイクスピア キャスト タムシン・グレイグ、 タマラ・ローレンス ダニエル・エズラ オリヴァー・クリス フィービー・フォックス 2017年・イギリス・197分・原題「Twelfth Night」 2021・12・15‐no132・KAVC ![]() ![]() ![]() ![]()
最終更新日
2021.12.21 02:14:43
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2021.10.28
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ナショナルシアター・ライブ「ウォー・ホース 戦火の馬」KAVC
![]() M・モーパーゴという方の原作で、「児童文学(?)」作品の舞台化だそうです。かなり意気込んでやってきたKAVCでしたが、期待を裏切らない舞台でした。 ナショナルシアターライブというプログラムは、実際の舞台の実写版の映画化で、まあ、ぼくのようなどこにも行く気のないくせに、お芝居とかが結構好きだったりする人間には絶好の企画なのですが、このお芝居は、幕が下りたときに、何とか、あのかぶりつきあたりでもう一度見たいと思ったのでした。 理由は明らかで、感動の主役が三人がかりで操っている「馬の人形」だからです。日本の古典芸能に人形浄瑠璃という、まあ、すごいものがありますが、あれと同じです。人形に命が宿り始めるのです。そりゃあ、やっぱり、すぐそばで見たいじゃないですか、とまあ、そんな気分でした。 貧しいアルバート少年の家に仔馬のジョーイがやってくる経緯を面白おかしく描く馬市のシーンから舞台は始まります。 舞台の上の人形のジョーイもまだ仔馬です。なんだか動きがぎこちないのが、少々心配です。 やがて少年アルバートの献身的な「仔馬育て」によって「ジョーイ」と名付けられた仔馬は「名馬」に育ってゆきます。ところが、その「ジョーイ」が、第1次世界大戦の戦場に軍馬として駆り出されてしまいます。 「ジョーイ」の身の上を案じる一心のアルバート少年は、年齢を偽り志願兵として出征し、戦場で馬を探します。 「馬」と少年アルバートとの出会いと別れ、そして奇跡的な再会の物語と言ってしまえば、まあそれだけのお話なのですが、舞台上では、馬が人形なのです。パペットというそうで、操り人形のことです。そこが芝居の面白さの肝だと思いました。スピルバーグが舞台に感動して映画にしたそうですが、おそらく舞台の感動とは違うと思いました。 このお芝居が始まった当初、見ているぼくはかなり冷静で、「ああ、この人形遣いたちが見えなくなったら、この芝居は成功なんだな」とか、余裕をかましていましたが、本当に見えなくなるのです(もちろん見えてますよ(笑))。 第一次大戦の戦場を舞台にしていますから、有名な塹壕を掘るシーンや、キャタピラのお化けのようなマーク1型戦車も登場します。まあ、そういう面白さもありますが、なんといってもパペットの馬が、生き物の「息」を始める舞台を、できればかぶりつきで見てみたいものです。お芝居と映画の違いについて、うまくいえるわけではありませんが、こういうところがやはり違うなと、つくづく思いました。きっと、生の舞台はもっとすごいに違いない、そう思いました。 映画の感想で言えば、もちろん、人形であることを忘れさせてくれたジョーイの演技と三人の馬使いに拍手!でした。 演出 マリアンヌ・エリオット、トム・モリス 原作 マイケル・モーパーゴ 脚色 ニック・スタフォード 主演 SIÔN DANIEL YOUNG 上映時間 約175分(休憩あり)イギリス 2021・10・18‐no96 KAVC ![]() ![]() ![]() ![]()
最終更新日
2021.10.28 00:05:45
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2021.10.15
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ナショナル・シアター・ライブ『メディア』KAVC
![]() 久しぶりのNational Theatre Liveです。コロナ騒ぎのの余波ということなのか、単にプログラムを見損じているボンヤリのせいなのかわかりませんが、1年以上見ていなかった気がするのですが、今日は勇んでやってきたKAVC、神戸アートビレッジセンターです。 演目はギリシア悲劇、エウリピデスの「王女メディア」です。怒りだか嫉妬だかに狂い、わが子を殺す王女の話ですが、そのメディアを演じるのはヘレン・マックロリーというイギリスの女優さんです。 彼女がこの役でこの映画の舞台に立って、評判をとったのは2014年です。ところが、そのヘレン・マックロリーが、今年、2021年の4月に52歳という若さで亡くなってしまったのです。で、その追悼プログラムとして再上映されたのが、今日の「メディア」です。 古典演劇なのですが、現代的な構成で、ギリシアの神話的な悲劇というよりも、現代の「家庭劇」のおもむきで展開していました。 口から出まかせで、どうも、その場の自己都合で生きている夫と、そんな男のために家族も兄弟も捨ててきた妻という関係ですが、去った夫が、今、最も愛する「あたらしい女性」と、夫との間に出来た「二人の子供」を殺すということで、裏切りに対する「復讐」を実行するという「心理」は、とても家庭劇のサイズでは収まらないですね。そこがこのお芝居の見どころの一つだったと思います。 その、「夫」の浮気に見捨てられ、凡庸な家庭不和のなかに取り残された「妻」であった女性が、一気に、復讐鬼というか、魔性の女というか、「神話」の高みへと駆け上っていくところを見事に演じたヘレン・マックロリーという女優の演技がすごかったですね。 当たり前ですが、あんまり現実的ではない、どちらかというと象徴性に満ちた「嫉妬」なのですが、本当に怒った女性の恐ろしさを堪能しました。 それは、ぼくが「おとこ」であるからなのか、単に気が弱いからそう感じたのかどうかわかりませんが、お芝居のラストあたりで「いや、これで、本当に、愛する、まだ幼い二人の息子を彼女は殺せるのだろうか」と、いぶかしんでいると、暗転した舞台に悲鳴がとどろき、血まみれのメディアが再登場した、その形相に、イヤ、ホント、震えあがりましたね。 お芝居にはカーテン・コールという挨拶の儀式がありますが、ヘレン・マックロリーが血まみれの衣装で、笑いながら登場したのを見て、もう一度、震える気分でした。 「いやあ~化けるもんですねえ。」 それにしても、いい女優さんですね。亡くなったことが、本当に残念です。あまりにも若くなくなってしまったヘレン・マックロリーという女優さんを悼みながら、拍手! 演出 キャリー・クラックネル ロス・マクギボン 原作 エウリピデス 脚本 ベン・パワー 音楽 アリソン・ゴールドフラップ ウィル・グレゴリー キャスト ヘレン・マックロリー(メディア) ダニー・サパーニ(ジェイソン) ミカエラ・コール(ナース) マーティン・ターナー ドミニク・ローワン 2014年・99分・G・イギリス 原題:National Theatre Live: Medea 2021・10・11‐no92・KAVC ![]() ![]() ![]() ![]()
最終更新日
2021.10.15 01:38:30
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2021.03.30
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ジェイミー・ロイド「シラノ・ド・ベルジュラック」神戸アートビレッジセンター
![]() ナショナルシアター・ライヴを、ノンビリ見続けて3年たちました。大阪まで行けば見落としはないのですが、地元のアートビレッジで見られるものを見ようという気分です。 アートビレッジは公営の施設ということもあってか、コロナ騒ぎの影響でプログラムが変わったような気がしますが、今回は久しぶりのナショナルシアター上映会で、演目は「シラノ・ド・ベルジュラック」でした。 ここの所、映画でも「シラノ」をやっていましたが見ていません。まあ、古典演劇の一つでしょうね、スジはぼくでも知っています。「鼻の男」の「悲しい恋」のお話です。まあ、騎士道物語の一つといってもいいのでしょうか。 今回のライヴ版シラノは現代劇でした。主人公シラノは鼻なんか気にならないダンディーで、ロクサーヌが別の若い男に恋して、シラノに惚れないのが、なぜだかわからない容姿です。 で、シラケちゃいました。なんかひどい感想ですね。 以前、シェークスピアの、確か、マクベスを現代化して「傭兵」の話にしていたお芝居がありましたが、イギリスの現代劇では、こういう演出はよくあることらしいですが、見ている側がついていけないと終ってしまいますね。 今回のシラノは、舞台とかもシンプルで抽象的、役者はマイクを装着していて、動きは現代の青年です。その上、詩的なセリフがラップ調で畳みかけられます。 ある意味、見どころはタップリなのですが、シラノは「言葉」の芝居だと思うのです。英語を耳だけで理解できればまだしもですが、字幕だよりの目に映る「セリフ」だけは原作のままの「古めかしい」ものですから、そのギャップについていけませんでした。 ![]() ナショナルシアター・ライヴで、外国語の芝居をおもしろがって観てきましたが、初めての挫折でした。というわけで、これは、お芝居に対する悪口ではなくて、ぼく自身の観劇失敗の記録です。あしからず。 原題「Cyrano de Bergerac」 上演劇場「プレイハウス・シアター」 上映時間 3時間6分(休憩約20分含む) 作「エドモン・ロスタン」 脚色 マーティン・クリンプ 演出 ジェイミー・ロイド キャスト ジェームズ・マカヴォイ他 2021・03・26-no30神戸アートビレッジセンター ![]() ![]() ![]() ![]()
最終更新日
2021.03.30 00:56:32
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2020.11.26
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ナショナル・シアター・ライヴ 2020
ノエル・カワード「プレゼント・ラフター」神戸アート・ヴィレッジ ![]() 久しぶりのナショナル・シアター・ライヴでした。ノエル・カワードという人の「プレゼント・ラフター」というお芝居でした。 「さあ、ここで笑って!」とでもいう意味なのでしょうか。正真正銘の「喜劇」なのです。 登場人物相互の愛憎関係といい、女優になりがっている女性の登場といい、脚本家志望の「狂気」の青年といい、まごう方なきの喜劇で、英語がわからないぼくでも笑えるつくりでした。 なのですが、最後の最後には、ちょっと物悲しいというか、ギャリー・エッセンダインという、真ん中に立ち続ける、最悪な男のありさまが他人ごとじゃないと、65を過ぎた老人に思わせるのですから大したものでした。 つくづく、英語ができたら、もっと面白いだろうなあ、と思うのはいつものことですが、俳優たちの「存在感」に揺らぎがない「空気」で見せる舞台は、やはりレベルが高いのでしょうね。 ![]() 写真はギャリーと離婚(?)しているにもかかわらず、「仕事のためよ」とかいいながら、ちっとも出て行かない別れた妻リズとの、にらみ合いですが、お芝居全部が、このにらみ合いの中で展開していたようです。これはこれで、かなり笑えるシーンなのですが、ホント、夫婦って何なんでしょうね。 ![]() 演出 マシュー・ウォーカス 作 ノエル・カワード キャスト アンドリュー・スコット インディラ・バルマ エンゾ・シレンティ キティ・アーチャー ソフィー・トンプソン 2019年・180分・イギリス 原題:National Theatre Live「Present Laughter」 2020・11・16神戸アート・ヴィレッジ 追記2020・11・26 これで、神戸でのナショナルシアター2020のプログラムは終了なのですが、「真夏の夜の夢」を見損ねたが、返す返すも残念でした。プログラムの日程を度忘れしていて、一週間も気付かなかったことにショックを受けています。 物忘れがひどくなっていて、ちょっとヤバいんじゃないか、不安になっています。 ![]() にほんブログ村 ![]() にほんブログ村 ![]() ![]()
最終更新日
2020.11.28 00:24:49
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2020.08.24
カテゴリ:演劇「ナショナルシアターライブ」でお昼寝
ナショナル・シアター・ライヴ 2020
アンドレア・レビ「スモール・アイランド」神戸アートヴィレッジ
演出 ルーファス・ノリス 追記2020・08・23 ブレイディ・みかこの「子どもたちの階級闘争」(みすず書房)・「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」(新潮社)、ラジ・リの映画「レ・ミゼラブル」の感想はこちらからどうぞ。 ![]() ボタン押してね! ![]() にほんブログ村 ![]() ![]()
最終更新日
2020.12.03 20:43:04
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2020.08.20
カテゴリ:演劇「ナショナルシアターライブ」でお昼寝
ナショナル・シアター・ライヴ 2020
ステファノ・マッシーニ作「リーマン・トリロジー」神戸アートヴィレッジ ![]() 新コロちゃん騒ぎでプログラムが変わって、漸く上映になった評判の作品「リーマン・トリロジー」を神戸アートヴィレッジセンターで見ました。 平日ですが、お盆休暇に入っているのかもしれません、221分の上映時間ですから、ちょっと覚悟がいるのですが、アートヴィレッジにしては客席が埋まっていました。まあ、十数人というところですが。 演出がサム・メンデスという人です。最近、この人が監督した映画を見ました。今年(2020年)の3月に公開された「1917-命をかけた伝令」ですね。お芝居を見るのは初めてです。 ![]() 構成、舞台装置、音響、俳優たちの演技、すべて新しいアイデアにあふれていました。見ごたえのある舞台だったと思います。でも、ぼくは少々眠かったのですね 1840年代、ドイツからユダヤ系の移民としてヘンリーがニュー・ヨークにやって来ます。次いで弟のフィリップ、末っ子のマイヤー。 ![]() 最初にやって来たヘンリー・リーマンはサイモン・ラッセル・ビールが演じています。写真の前列左の小男です。二人目のフィリップをベン・マイルズが演じていて、後ろの長身です。三人目のマイヤーがアダム・ゴドリー。前列の暗い表情の男です。 アダム・ゴドリーは初めて見るかなと思いますが、残りの二人は知っていました。 サイモンは「リチャード2世」をナショナルシアターで見ました。鬼気迫るというか、これぞ役者という演技でした。ベン・マイルズは最近見た「ジョーンの秘密」で息子のニックだった人です。表情を動かすことなく、困惑からいたわりへと変わった心の表現が見事でした。 ![]() ボタン押してね! ![]() にほんブログ村 ![]() ![]()
最終更新日
2020.12.03 20:46:58
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2020.07.01
カテゴリ:演劇「ナショナルシアターライブ」でお昼寝
ビッキー・ジョーンズ「フリーバッグ」神戸アート・ヴィレッジ
こんな感じです。途中、何度か椅子から降りて、床に立つこともありますが、ほぼ、座ったままでしゃべり続けます。場面転換は「セリフ」と「間」で変わりますが、そのあたりの話術はちょっとしたもので、英語がわからないぼくにも理解できます。 演出 ビッキー・ジョーンズ ![]() ボタン押してね! ボタン押してね!
最終更新日
2020.07.01 02:01:56
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2020.01.06
カテゴリ:演劇「ナショナルシアターライブ」でお昼寝
ジョセフ・L・マンキウィッツ「イヴの総て」ナショナル・シアター・ライヴ 2019
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原作はジョセフ・L・マンキウィッツという監督の映画ですね。マンキウィッツという監督はエリザベス・テーラーが主演した「クレオパトラ」とか、カーク・ダグラスとかが出ていた「大脱走」とか撮った人です。 演出 イヴォ・ヴァン・ホーヴェ キャスト リリー・ジェームズ 原題「All About Eve」 上演劇場「Noel Coward Theatre(ロンドン)」 収録日「2019・4・11」 ボタン押してね! ![]() ボタン押してね! ![]() ![]()
最終更新日
2020.10.31 11:25:04
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