カテゴリ:認知症在宅介護
壁のスイッチではなく、天井のライトを外して、
電気を消そうとする家族がいます。 その人の気持ちわかりますか? うちの電化製品は、よく壊れる。 家電をあつかう者が、操作をわからないからだ。 アルツハイマー型認知症の親は、スイッチやリモコン操作など、 ボタンがあるものがほぼ苦手である。 見当識障害や記憶障害(中核症状)のために、 今までできていたことが、できない。 出来ないなら、触らなきゃいいじゃん。 と思うが、親はやりたいのである。 私的には、やらないでもらいたいのだが、 昔から電気を消すのは、自分の役目だと思っている。 プライドにかけて、役目を果たしたい。 が、病気のせいで上手くいかない。 結果、電気を破壊することになる。 「よけいなことすんなよ」と、言いたい。 が、ひとまず我慢であーる。 親は、できない自分に落ち込んでいるようすだ。 私が後始末している間、うつむいて立ち尽くしていた。 (親はフリーズ状態) 「誰にだって、失敗はつきものだよ」と言ったら 「すまんね」と 壊されてイラッときたけど、がっくりきているおかんを 見たら叱れないよ。 できないことを追いつめても、ケンカになるだけだし。 親がいま、どんな気持ちでいるか? ひと呼吸おいて考えると余計な争いが、 なくなるんだな~と気がついたのだった。 おしまい。 最後まで、読んでくれてありがとう。(*^_^人) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年06月20日 17時35分26秒
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