自分を鼓舞できることばを
著書『社会起業家』でとってもインスパイアしてくださったソフト化経済センター理事長・町田洋次さんがメルマガ「社会起業家クラブ」のなかでグーグルで「社会起業家」を検索したら、36万件のHPが出てきた。昨年の夏には10万件だったので、半年で著増した。コンセプトの広がりは、昨秋に何段目かのロケットのエンジンに再点火したようである。5~6年前に私が提唱したときにはゼロ、それがここまで広がったのをみると、日本人に合うコンセプトだったのだろう。と書かれていました。※ソフト化経済センター「社会起業家クラブ」179号 http://www.softnomics.or.jp/ぼくもこの社会起業家というコンセプトには大きな影響を受けているのですが、そういえば、半農半Xは検索数いくらかな。すると、ヤフーは322件、グーグルは3460件でした。それにしても0→36万件とはすごいですね。ここまできたら、まさに社会が確実に動くでしょう。グーグルで「半農半X」をチェックしていたら、東北の河北新報社(宮城・仙台)の2005年1月16日の記事に出会いました。http://www.kahoku.co.jp/shasetsu/2005/01/20050117s01.htmタイトルは「農村の活力に/「半農半X」を味方にしよう」。民間のシンクタンク「東北産業活性化センター」が過疎と高齢化の進展など農村が抱える悩みの解決に、都市部の定年退職者や若者などのニーズを生かせないかという内容の提言をまとめられたそうです。考え方の提示だけでなく、具体的な行動計画を盛り込んでいるのが特長。すぐれたカリスマ知事や民俗研究家の結城登美雄さんがおられる東北は「半農半X」のコンセプトがひろがる可能性をもった大地だと思っていたので、うれしいニュースでした。今度は、「東北産業活性化センター」で検索したら、2005年2月8日に発売される本『「農」を舞台にした東北の活力と創造と ―都市・農村の協働と共生循環システムの構築―』に出会いました。農業は国富の基礎産業であり、「農」が栄えれば、地域・国も富む。元気の出る農村・農業と都市・企業の新たな関係づくりを模索!持続可能な「農」への転換、新しい縁結びによる半農半Xの実現、そのための具体的なアクションプランを提起!本体1,800円(税別) A5判 128ページ発行:日本地域社会研究所 TEL.03-5397-1231 2003年の今日はソニー・マガジンズさんから「出版しましょう」メールが届き、昨年の今日は「ライフスタイル賞にエントリーされました」という報が届き、今年はまたあらたな広がりのニュース。パブリックなコンセプトとして、歩き出していてうれしいです。半農半X研究所news vol.10に書かなきゃ。それにしてもコンセプトとはおもしろいものだなあ。明日は二十四節気の「大寒」ということで里山的生活メイルニュースの最後の編集でした。明日、配信します!●さてさて、今日のお土産(エックス系)のことばは・・・世界でただ一つの喜びは、始めることです。(セザール・パブス)それはたった1つのことばをつくることでもいいのです。自分を鼓舞できることばをつくっていきましょう。訪問くださり、ありがとうございました。今日もすてきな1年でありますように。(塩見 直紀 2005‐1‐19)