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・・・・・・・・半農半Xという生き方~スローレボリューションでいこう。

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塩見直紀(半農半X研究所)

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2022.12.27
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カテゴリ:カテゴリ未分類
2021年3月末、綾部からつれあいの故郷・
下関に転居し、もうすぐ2年。なんとか暮らしています。
今年2022年は『青年帰農~若者たちの新しい生きかた』
(現代農業増刊、農文協、2002)での
半農半Xデビューから20年という記念の年でした。
2023年は『半農半Xという生き方』
(ソニー・マガジンズ、2003)から20年となります。
2023年も「6(継続)・3(中期的な新たな試み)
・1(奇想天外な新領域)」で挑んでみたいと思います。


2022年1月~12月 塩見直紀の10個まとめ
●半農半X関係
①ベトナムで半農半X本
ベトナムで『半農半Xという生き方【決定版】』の
翻訳本が1月、出版されました。見本を1冊、綾部市立図書館に寄贈しています。

②集中講義「半農半X論」
福知山公立大学(地域経営学部地域経営学科)の
夏期集中講義で「半農半X論」について、
4日間(90分×15コマ)で話す機会をいただきました。
話すほうの集中講義を初体験!半農半Xの「切り口の多様性」を
あらためて感じた次第です。

③半農半アート&アートと毒
九州大学大学院芸術工学研究院附属
社会包摂デザイン・イニシアティブ主催の
「半農半アート」フォーラムに2月登壇。
「農とアート」の探究のおもしろさを再発見。
京都市立芸術大学博士課程の際に出会った
「アートと毒と僕と」は今後も追いかけてみたいテーマです。

●執筆関係
④コンセプト集がもうすぐ出版です!
「新概念創出力」ということばにひかれて30年。
大小のオリジナルコンセプトを集めた
『塩見直紀の京都発未来コンセプト88』(仮称)の原稿完成。
京都新聞出版センターのサイトで予約受付中です。
2023年2月頃の発売予定だと思います。
京都新聞本社内で発刊プレイベントを6月、おこないました。
お集まりくださったみなさま、ありがとうございます。

⑤初のAtoZ本を書きました!
10年ほど探究してきた古典的編集手法「AtoZ」を使った
初めての「AtoZ本」を書きました。
東京の出版社さんから2023年4~5月頃出版予定です。
テーマは若い世代を意識したこれからの生き方の方向性です。
以前からの願いである「Local AtoZのつくり方」に関する本は、
とある出版社さんと構成を模索中!

⑥天職観光本を書いています!
秋から、新しいコンセプトの本
(天職観光~天職のヒントを探す旅)を書き進めています。
2023年の出版をめざします。新しい時代の旅の提案です。

●Local AtoZ関係
⑦Local AtoZの可能性、探索継続!
宮城県南三陸町、若狭ソーシャルビジネスカレッジ、
近畿地区神職研修、福岡県香春町、北九州市などで、
Local AtoZワークショップ、AtoZ作品完成。
近畿2府4県の神職研修でおこなった
「(あらためて)神社とはAtoZ」など、新たな可能性を感じました。

⑧漢字×AtoZ
今年の11月より、4年間かけて、
「漢字研究(漢字造語、漢字新概念創出)+中国語」に
チャレンジすることに決めました。
11月、東アジア地球村オンライントークイベント
(日本、台湾、中国、韓国のみなさん対象/3言語通訳有)があり、
「これからの方向性」について、AtoZ26個のキーワードを
漢字で表現し、お話しました。
参加されたみなさんからも、新鮮な漢字の鍵語(關鍵詞)を
チャットで返してくれました。
※オリンピックのように4年を1つのサイクルと考えて、
何かを始めようという発想は、作家・池内紀さんの本
『すごいトシヨリBOOK』(2017)からの刺激です。

●新たな芽の1つとして
⑨思いがけない副産物
関門トンネルを通って、我が家から23キロほどの位置にある
北九州市立大学地域共生教育センター勤務を3月末、卒業。
思いがけない副産物(成果物)をつくることができました。
新著「コンセプト集88」で紹介しています。北九大に感謝!

●個人的なこと
⑩綾部の家
今年の春から綾部の拙宅(OMA=大本と元伊勢のあいだ)に、
合気道を愛する20代の半農半Xな好青年が京都市内から移住し、
住んでくれています。

今年もたくさんのお出会いを、再会をありがとうございました。
2023年もよろしくお願いいたします。
以下、本と旅の観点からのまとめ。
●出会ってよかった本
2022年もいろいろ拝読させていただきました。
再読するであろう本を数冊あげます。
・土屋恵一郎『世阿弥の言葉~心の糧、創造の糧』 (岩波現代文庫、2013)
※世阿弥の造語力(離見の見など)には以前よりひかれてきました。
・加藤 徹『漢文力』(中公文庫、2007)
※中国語・漢字(造語)研究の一環です。著者曰く「漢文力」とは、
漢文を読み、そこに展開されている古人の思索を追体験。
歴史や宇宙など、より大きな時空のなかに自分を位置づけ、
明日を生き抜くための設計図を描く力。
・桑木野幸司『ルネサンス~情報革命の時代』(ちくま新書、2022)
※古典的編集手法AtoZ、アルファベット、アルファベット順、
情報爆発と知の編集の観点から。
赤瀬川原平『千利休 無言の前衛』(岩波新書、1990)
※アート系の本もたくさん読みましたが、とてもひかれる本でした。
日々読んでいる本はnoteで紹介しています。
●天職観光的に訪れてよかったところ
・宮本常一記念館(山口県周防大島)
・頼山陽史跡記念館(広島市内)
※「日本外史」の初稿は20代の後半に書き終えていて、驚きでした。
●現在の悩み 笑
・五十肩(2021年、人生で初めて右肩が。2022年は左肩中心に両肩・・・)

少し早いですが、みなさま、よいお年をお迎えください。
フェイスブックでは12月に撮った錦帯橋(山口県岩国市)の
エックスフォトを載せています。

壁を作る時代に、「橋を架ける」の精神で新しい年もいきましょう。

2022年12月26日 塩見直紀拝





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Last updated  2022.12.27 07:14:39
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