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カテゴリ:ロルフィング
昨年の秋、東京でロルフ・ムーブメントのプラクティショナー養成コースが開催されました。ロルフィングが10回シリーズを通じて身体のかたち(構造)をととのえていくのに対し、ロルフ・ムーブメントは身体のうごき(機能)にとくに働きかけていきます。
私自身は、すでに1年前ブラジルでロルフ・ムーブメントの資格を取得していたのですが、見学を受け付けてくださると聞き、めいっぱいの日程を申し込みました。人数制限があったため、見学に行けたのは全16日のうちの8日間でしたが、とても貴重な体験でした。 講師は、アメリカ人のキャロル・アグネスンス。実は、3年前サンフランシスコに滞在していたときに評判を聞き、セッションを申し込んだことがあったのですが、ワークルームが車以外ではアクセスできないところだとのことで、運転免許をもたない私は泣く泣くあきらめたということがありました。キャロルは「たまに日本に教えに行くことがあるから、そのときに会えるといいね」と言ってくれたのですが、それがこんなにはやく実現するとは思ってもいませんでした。 まず本人に会えて、そのワークを目にできることがうれしく、日本で開かれるトレーニングの現場にいられることもすごくうれしく感じました。ボディワークのトレーニングの場には独特のピースフルな空気が流れていて、その中にいるのは本当に気持ちがよく、ずっとトレーニングを受け続けていたいなんて思うくらいなのです。 クラス内容は、キャロルによるモデルクライアントへのワークの見学、アシスタントの田畑さんによるワークの見学、ムーブメントの理論についての講義、自分の身体を使ってのエクササイズ、実技、受講生によるモデルクライアントへのワークなどなどから構成されていました。 ロルフ・ムーブメントの基本は同じでも、実際のワークは講師によってかなり変わってくるので、キャロルならではの創意工夫に富んださまざまな働きかけを見ることは、自分のワークにもすごく参考になりました。 ムーブメントはとても奥の深いワークです。機会があったら、何度でも、受講または見学に出かけていきたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.02.03 19:12:27
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