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ぷち てんてん

慟哭 貫井徳郎


幼女誘拐事件の続発、難航する捜査。
冷徹な捜査一課長佐伯も窮地に立たされる。
佐伯のわけありの生い立ちもあり、内部からの不協和音、さらにマスコミによる私生活の追求。

その佐伯を中心とした捜査本部の動きと、「彼」という心に穴のあいた男が、宗教にのめりこんでいく様子が代わる代わる進んでいく。

サイドストーリーに黒魔術を狂言する新興宗教の生態、現代の家族愛を描く本格推理。

本格推理?

最初、これはいわゆる警察内部を書いた警察小説(というのかな?)かと思っていた。
そこに新興宗教の話しがでてきて、なんだろう?どういうつながりがあるのと思う。
話の展開も、う~~ん、本格推理とは言わないんじゃないかな・・・

佐伯という人物が、「踊る大捜査線」のギバちゃんのイメージで読んでしまった。
キャリア組みで、あえて現場にきた課長であるし、部下には厳しいが、芯のある表情を押さえた雰囲気といいね~~。
だからかなりこの佐伯に入れ込んで読んでしまう。
そこにいつも次の章に出てくる「彼」。
この彼が、どんどんのめり込んでいくその様子はちょっと痛ましい。
しかし最後にならないと彼のこころの穴が何であるかわからないのだけどね。
ここには書かないが、この新興宗教の話は面白かった。
宗教はビジネスだという所とかね。

そして最後。
なんだって??
まず一言!
こんなのあり??
ああ、言いたいけどいえない!!
言ったらつまらなくなるから・・・

なんだかな~~。現代の心の闇といいたいのかな・・・
でも欲求不満だな。こういう終わり方は・・・



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