時をかける少女・・・アニメ
私の場合NHKの少年ドラマシリーズですよ、やっぱり(笑)あ、もちろん子供の頃見たんですよ^^)今調べると1972年「タイムトラベラー」としてやったもの。このドラマシリーズは、かなり面白かったですね~。このシリーズで「謎の転校生」「七瀬ふたたび」「まぼろしのペンフレンド」更に「11人いる!」(ちょっと時期的には外れるかもしれないけど)までやったんですよ。どれも日本のSFが面白い時期でした。まあ「11人いる!」は萩尾望都 のコミックの面白さを実写にしたのには、無理がありましたけどね。原作と違うラストでしたし・・あれは当時ファンが怒ったと思うのです(私もファンの一人だったので、がっかりでした(笑))「タイムトラベラー」は今では映像が全部は残っていないそうですね。なかなかのミステリーで、ドキドキしたような気がします。そして、今回のこのアニメに関係しているとすれば、大林監督の「時をかける少女」のほうでしょう。原田知世ですよね。私は映画館ではなく、TVで放映されたものを見た記憶があります。もうその頃には「タイムトラベラー」の記憶も薄れていて、こちらはこちらで「尾道」の坂道、せつない少女の想いなどが印象的でした。そしてこの現代の「時をかける少女」☆時をかける少女☆(2006)細田守監督ストーリー高校二年の紺野真琴は、踏切事故をきっかけに「タイムリープ」するという不思議な力を身につけた。相談した叔母の芳山和子は、「年頃の女の子にはよくある事よ」言われる。いつしか使い方を覚えた真琴は些細な問題でも簡単にタイムリープで解決するようになる。クラスメートの間宮千昭から突然告白された真琴は狼狽し、思わずタイムワープでその告白をなかったことにしようとする・・~~~~~~~~~~~~このアニメは、リメイクではなくオリジナルですよね。別物という話は聞いていたので、その点は準備ができていたので大丈夫でした^^)話題になっているアニメという事も聞いていたのです。思いのほかいい映画になっていました。全国展開も分かりますね。そして、この叔母さんがオリジナルの主人公であったことも、面白いところです。叔母さんは、あの時の彼をずっと待っていたのか~~、なんだかせつなくなっちゃいますねえ。そのうち巡り会えるんでしょうか?彼女の部屋にラベンダーが活けてあるのが(ドライフラワー?)いいですね^^)もともとオリジナルはラベンダーの香りでタイムリープする能力が身についちゃったんですからね。しかし、真琴がおばさんに変な事が起きたと相談すると「年頃の女の子にはよくある事よ」と軽くいうところが、笑えますねえ。そんな事あるまい?(笑)もちろん、タイムリープは簡単におきちゃ困るけどこの年頃の女の子の微妙なゆれる心は「よくある事よ」なのですよね~。よくある事なんだけど、それはその時は苦しくせつなく、どうしようどうしようと女の子は悩み苦しむんですね。あ~~、そんな時期もあったんだよねえ。まあ私の場合は、今からその時期に戻るには、タイムリープじゃ足りないのよ、タイムマシンに乗らないとねえ(笑)しかし主人公のこの真琴たち、純でかわいい。今時の子の感じでもあるし、ちょっと昔の高校生って感じでもあるかな。という事は、意外とどの年代でもこの高校生にスッと入り込めるのかもしれないね。少女漫画って感じでもあったな。今の少女漫画は全く知らないので、ちょっと前ぐらいの少女漫画かな~なんてちょっと懐かしくみてしまうのでした。真琴はボーイッシュで、元気が良くてちょっとドジ、でも普通の女の子。いつもつるんでいるのが男の子二人というのは、少女漫画っぽいでしょ?羨ましいよね~~(笑)告白されてたのをリセットしたくて、タイムリープするなんてもったいない・・と思ってしまうのは、おばさんだからでしょうか^^;)理科室で不審な人の影をみて、不思議な体験をまず最初に経験するのですが、オリジナルのようにそこからミステリーっぽく行かないのが面白いですね。もう一度、何があったのか、誰がいたのか確かめようとか思わないんですよね。現実の自分の生活にスッと戻ってしまって、話題にも上らない。真琴が些細な事にタイムリープを使うところは、笑えました。カラオケとかね(笑)もちろん、タイムリープの仕組みを知らないからですけどね。そして、彼女がリープする時に「時をかける」というよりも、ジャンプするんです。そういうシーンがまぶしくかわいいですね。若さがはちきれんばかり。~~~~~~~~~~~とにかく若さがまぶしいアニメでした。ああ・・なんか年を感じるなあ~~。一緒に行ったのが娘なんですけど、そうとう感情移入していたようですよ。ちょうど、この主人公達と同じような年齢なんでやっぱり、一番入りやすいんだと思うのでした。みんなそんなまぶしい「時」があるんですよね~~。そうそう、どちらの男の子も素敵でしたけど「功介君も捨てがたいよ、真琴ちゃん」心の中でちょっとアドバイスしました(笑)