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2004.09.03
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痛快!
しかし、ただ痛快なだけじゃないのだが。
皮肉もタップリ、社会もバッサリ!

女はみんな生きている ◆20%OFF!<DVD> [ACBF-10212]


女はみんな生きている
コリーヌ・セロー監督 「赤ちゃんに乾杯」
カトリーヌ・フロー(エレーヌ)
ラシダ・ブラクニ(ノエミ)

ストーリー
平凡な主婦エレーヌは、夫ポールと二人暮らし。大学に通う息子はアパートを借りて彼女と同棲中。
会社を経営している夫は、仕事が忙しいと自分の母親が田舎から来ても何かと口実をつけて会おうともしない。
ある夜、夫の運転する車で外出した時、一人の若い女が逃げてくるのに出会った。しかも後ろからは怪しげな男達が追いかけてくる。
夫は関わりになるのを避け、ドアも窓もロックし見て見ぬふりをする。しかも、暴行され道に倒れた女をそのままにしてその場を離れたのだった。
エレーヌは、その女の事が頭からはなれず、翌日病院を当たり、彼女が運び込まれた病院を探し出す。
そして、エレーヌは病院に泊り込み、その若い女ノエミを献身的に介護する事になった。

~~~~~~~~~~~~

エレーヌはごく普通の主婦。夫の世話を焼き、アパートの息子の事も気にかける。仕事と家庭を両立させる普通の主婦。

夫は、その生活にどっぷり浸かり、自分の仕事に邁進する。
家庭のことは全て妻に任せて仕事に専念できるわけだ。
その代わり、彼女がいなければ何も家のことはわからない。
エレーヌが、家を留守にして病院にいってしまってから、アイロンも自分でかけられず四苦八苦する。
困惑振りは、かわいそうだけどホント笑ってしまう。
でも、男性は身につまされるものがあるかもしれない。

息子はといえば、同棲中の彼女がいるにもかかわらず、元彼女と出来ちゃったりして・・・
息子も、訳あってまた家に戻ってくるのだけど、家のことに関心があるわけでもなく、相変わらずの勝手気ままな生活。
まったく、自分の事ぐらい何とかしなさいよ~~。

謎の若い女ノエミ、彼女を看護するエレーヌは、今まで家庭で夫や息子にしていた事を今度はこのノエミにしているということなんだと思う。
ただ、夫や息子は、エレーヌのする事を当たり前と感じ、そう感じるくせに世話を焼かれる事をときにうっとうしく感じる。
最初、この重傷のノエミは体を動かす事も出来ず、食事もとれず、しゃべる事も出来ない。
まさに赤ん坊を世話するのと同じだ。
自分を必要とされているというそれが、エレーヌの求めていたものだろう。

さて、ノエミ。
彼女はエキゾチックな美人だ。
彼女の過去がわかってきて、また彼女がなぜ、瀕死の重傷を負うことになったのかわかると、エレーヌでなくとも彼女を応援したくなる。
女性達の「やるときはやるわよ!」という、それがとにかく痛快なんだよね。
ノエミとエレーヌの夫や息子との関係も、笑ってしまうのだ。

しかし、最後の場面。
女性達がベンチに座って海を見ている場面で終わるのだが。
その中には、夫の母親もいるのだ。
そして一番顔が輝いていたのは、その老母なのだった。
これが印象的だった。
彼女達はなにを思うのか。

*************

この監督の「赤ちゃんに乾杯」はヒットして、ハリウッドで「スリーメン&ベイビー」としてリメイクされた。
多分どちらもみた記憶があるのだけど・・・
「赤ちゃんに乾杯」の方が面白かったかな~~。
今回も、この映画をハリウッドでリメイクする話が出ているという。
このしゃれた感じを、ハリウッドで上手くリメイクして欲しいものだ。

内容は、コメディっぽく作っているのだけどなかなか、重いものがある。
ノエミの過去などは「う~~ん、こんな事が・・」と思う。
売春、人種差別、性差別・・・
このノエミの過去を日本で作ったら、かなり暗くなりそうな気がする。
それか、仁侠映画っぽくなるのか・・??

しかし見終わると、やっぱり痛快という言葉が、ぴったりするのだ。
皮肉もたっぷり、社会もばっさり!
意志の強そうなノエミにほれぼれ。
おばさんもやるわよ、というエレーヌにたくましさも。











最終更新日  2004.09.05 02:25:10
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