2005/04/25(月)20:51
Shall We Dance?・・リチャード・ギア
☆Shall We Dance?☆(2004)
ピーター・チェルソム監督
リチャード・ギア・・・・ジョン・クラーク
ジェニファー・ロペス・・・ポリーナ
スーザン・サランドン・・・ビヴァリー・クラーク
ストーリー
Shall We Dance?公式HP
周防正行監督の『Shall We ダンス?』がハリウッドでリメイク。
遺言状作成を専門にする弁護士が、ひょんなことから単調な日常を抜け出しダンス教室に通うようなる。
社交ダンスの楽しさに触れ、又美しいダンスのコーチに心ときめかせる。
そして自分自身を、また夫婦を見つめ直していく。
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私は、もとの役所公司さんのほうも、大好きでした。
ダンスのシーンが美しく、脇役の渡辺えり子、竹中直人、ダンス教室の素敵な先生草村礼子(たまこ先生)。もちろん、草刈民代も綺麗でした~。
しかし、ラストはこちらのリチャード・ギアの方が、いいな~~。
こちらラストは元の映画とは違うという話は聞いていたので、どうなるのかと思っていたのですが。
あのリチャード・ギアのエスカレーターの赤い薔薇は、そのラストに関わるのですが、ちょっとホロッときそうでした♪
あのジェニファー・ロペスが最後に「刺身のつま」になってしまうのですが、スーザン・サランドンの妻の年季の入った所を見ていると、これはそうなるだろうと納得もしてしまったのですけどね。
一瞬、ヒステリーでも起こしそうな恐そうな奥さんなんだけど(すみません、ファンの方)、そういう事はなく、夫への愛情が感じられる奥さんでした。
元の映画の奥さんよりも大人という感じがしますね。
夫婦そのものが、大人なんだと思うのですが・・
そのラストの夫婦愛という部分の描き方は、ハリウッド的なのですが、映画全体は元の映画の基本を崩さず、リメイクしてありましたね。
その点も、我々日本人にも、嬉しいところですね。
しかし、ダンスは、やっぱり外人の方が絵になるな~~。
手足の長さの違いでしょうかね~~。
余談ですが、ブラックプールは、日本人にはきついものがあるでしょうね・・・
草刈民代さんも、素敵な方ですよね~。
しかしこちらのジェニファーが、すらりとしたスタイルで、リチャード・ギアと踊る姿を見ると、やっぱり素敵だ!!と思ってしまうのです。
しかし、これはもう個人の好みですね。
草刈さんのあの凛とした所を、ジェニファーも良く出していました。
アメリカではダンスがまったく初心者という事がないのですよね?
なので、基本を習うといいながら、役所さんたちに比べて上手くなる度合いが早いかも。
踊りそのものも、もっとポップな味付けがしてあるようでした。
リチャード・ギアは、ちょっとにやけていましたが(笑)その点役所さんのハニカミの方が良かったかな?
でも、ラストのリチャード・ギアは、まったくいい男だよね~~♪
こんなに薔薇を持たせて気障にならない男は、いないんじゃないかと思うくらい。
ちゃんと、コメディ色も出し、妻の愛情を感じさせ丸く治めハッピーハッピーな映画になっています。
こういう映画をハリウッドで、リメイクしてくれるのは、本当に嬉しいですね。
リメイクってこういう作り方をされると、いい物になるんだなあと思いました。