ぷち てんてん

2006/02/15(水)20:24

「マシーンヘッド」&「ナッシング」

~2006年 映画・コメディ(59)

お馬鹿な事を考える人もいるものですが(笑) しかし、映画ってアイデア勝負って所もありますよね~~。 そんな事で、この二つの作品一緒にアップしちゃいます。 ☆マシーンヘッド☆(2004) マイケル・レナード・マーフィー監督 ジョシュア・ウォリット・・・・・・・・マックス リチャード・カウデン・・・・・・・・・マシーンヘッド ストーリー 内燃機関とパソコンの関係を証明しようとして、エンジンと死体を合わせることによって生まれた、驚愕の排気・エンジン人間「マシーンヘッド」の行く末を描いたアクション作品。 ~~~~~~~~ この実験をするマックスは、学校でもいじめられっこ、家では葬儀屋の父親に「まともな子供になれ」といわれ続けている。 彼が取り組むこの実験を発表して、みんなに僕の存在を知らしめてやる!! 彼はシナプスの再生を可能にする研究に成功して、なぜかエンジンを頭にくくりつけた死体を蘇生させるのだ。 蘇生なのかな~~。肉体の再生って感じかな。 でも、腐っているみたいなんだけど・・・(笑) なにも知らない(身元不明だから名前もわからないけど)死体君は、何度となく実験的に生き返り、途中で邪魔が入るとエンジンを止められてしまうんだよね。 生き返るものあれば死んでいくものあり。 なぜか死んで行く数の方が多いんだけど(笑) マックスは叫ぶ「なんでこのすごい実験をみんな分かってくれないんだ~」 そして、高校生の科学発表会だったかな、そこでこの画期的マシーンヘッドを発表する事になる。 ~~~~~~~ 見所は、やっぱりマシーンヘッドだよね。 現代版フランケンシュタイン。 彼のエンジンとともに震える歩きとかね、おもしろ哀しだなあ。 エンジンが止まりそうになり、ガソリンスタンドで燃料を一生懸命給油する所なんて、笑いながらも思わず応援しちゃった。 前半をもう少し短くして、このマシーンヘッドの部分を長くした方が面白くなったと思うなあ。 とにかく、エンジンを頭にくっつけようというアイデア、お馬鹿だけど面白かった。 ラストのオチは、チト笑えました。 懲りない奴マックス(笑) そしてこちらは ☆NOTHING ナッシング☆(2003) ヴィンチェンゾ・ナタリ監督 デヴィッド・ヒューレット・・・・・・・・・・・・デイブ アンドリュー・ミラー・・・・・・・・・・・・・・アンドリュー ストーリー  デイブとアンドリューは幼い頃からの親友同士。デイブは協調性が全くない自己中心男、一方のアンドリューは極度の心配性で家から出られない引きこもり。ルームメイトの2人は、デイブが外で働き、アンドリューが家事を引き受けることで、なんとか互いに助け合いながら生きていた。しかしそんなある日、2人はたび重なる不幸に見舞われ、ついには住み慣れた家からも追い出されようとしていた。すっかり何もかもが嫌になった2人は、思わず“放っといてくれ!”と叫ぶ。するとその瞬間から、彼らの周りから“無の世界”が広がっていくのだった…。 ~~~~~~~~~ 彼らの不幸、いろいろあるけどもうにっちもさっちも行かなくなっているうえに、家を今日の午後3時までに出て行けといわれてしまうんだ。 それで「もうやだ~~!」ってなっちゃうんだよね。 そして何にもなくなっちゃうわけ、自分たちの住んでいた家だけ残して。 こういう状況の時、人間なにをするのか。 落ち着いたら、周りを調べに出て行くだろう。 誰か他に人がいるのじゃないかって思うし、食べ物も探さないといけないし・・ そういう段階が、まあ空腹という点に関して都合よい結果が待っているんだけど。 生存に関する心配がなくなったら、次はなにをするのか? 都合いいといえば、TVゲームはちゃんと動くしケーブルTVも見られるらしい。 ゲームを楽しむ二人・・・(笑) そして、この世界の仕組みがわかってくると彼らは変わっていくんだよね。 この映画監督は「この話は友情」だと言っている。 でもまあ、あんなになってから「親友」だって言い合うのもな~~(笑) 奇妙なアイデアから、ラストをどうオチをつけるのかそれが楽しい。 エンドクレジットの後におまけがあるんだけどね。 う~ん、それはどうなの?って感じ。 あれはなんだったのかな~~。 私は、あんなのは嫌だけどね^^) ひらめいたアイデアを形にしていく、それはこのナタリ監督の得意とするところかもしれないね~。 「CUBE」でも、無機質な四角い物体と人間の内面を絡ませていた。 今回は、もう少しハートウォーミング(かな~?)かもしれない。 そうそう、今回とっても音楽がポップで楽しい。 **********  CUBE ぷちてん「CUBE」感想  カンパニーマン ぷちてん「カンパニーマン」感想

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