ぷち てんてん

2006/03/29(水)19:41

親切なクムジャさん・・・・・イ・ヨンエ

~2006年 映画・サスペンス・ミステリー(139)

やっと、パク監督の復讐三部作の最後を見る事が出来ました。 DVD鑑賞ですが・・ イ・ヨンエの映画ですね~~。 ☆親切なクムジャさん☆(2005) パク・チャヌク監督 イ・ヨンエ・・・・・・・・・・・・クムジャさん チェ・ミンシク・・・・・・・・・・ペク先生 クォン・イェヨン・・・・・・・・・ジェニー コ・スヒ・・・・・・・・・・・・・魔女(囚人) キム・ビョンオク・・・・・・・・・伝道師 ナム・イル・・・・・・・・・・・・チェ刑事 ソン・ガンホ シン・ハギュン ユ・ジテ ストーリー 天使のような美貌の持ち主クムジャは、ひょんなことからペク先生に幼い娘を人質に取られ、彼が犯した幼児誘拐殺人の罪を背負わされて投獄される。刑務所では誰に対しても優しい笑顔を絶やさず、“親切なクムジャさん”と慕われていた。しかし、彼女の目的はただ一つ、ペク先生に復讐を果たすこと。そして13年の服役の末、ようやく出所した彼女は、かつて恩を売った囚人仲間のもとを訪ね、ペク先生への復讐へ向けて周到な準備を進めていく…。 イ・ヨンエはうちの旦那が「チャグナム」で、はまっております~^^) この映画も見せてあげたい・・・でも、衝撃受けちゃうかしら(笑) しかし、刑務所の中でのペカッと顔が輝く位な「親切なクムジャさん」 常に微笑を絶やさず、囚人達に優しい。 しかも、結構強い、実際は牛耳っているといってもいいかもしれない、ある意味・・・・でもやっぱり仲間からは『親切なクムジャさん』と慕われるのだ。 彼女の出所後の赤いアイシャドーが象徴するような、変貌振り。 着々と進む彼女の復讐。 ネタバレ有りの感想です。 「復讐者に憐れみを」でも子供の誘拐が起きたっけ。 今回のこちらでは幼児誘拐殺人事件だ。 いままでの2作に比べると、見やすかった。 彼女に魅入られる部分が多くて。 クムジャさんを応援しちゃったりして・・ ラストを飾るにふさわしいクムジャさんだった。 取り付かれたようなクムジャさんのカメラ目線は、只者ではないと思う。 イ・ヨンエ、美しい!良いわ~~♪ こんなに新たな自分を引き出してもらえる監督の映画に出ちゃって、次はどうするつもりかな~~。 ↑気になるこのボーイは、キム・シフ。 まるで第二のウォンビンって感じだね。 この映画のなかでは、クムジャさんに、この子は大丈夫か?と心配されちゃうくらい、うぶな?男の子だ。 そうそう、クムジャさんの娘ジェニーもよかったな~。 彼女が居るので救いがあるとも言えるものね。 ~~~~~~~~~~~~ 復讐して心が安らぐのか、その後になにがあるのか? クムジャさんは、ある意味を待つかのように、じっと13年間「復讐」のために準備してきた。 復讐が生きがいになっていたのかもしれない。 これって、「オールド・ボーイ」もそうだったよね。 復讐に関しては、彼女はお膳立てをしたって感じになったんだけど。 殺人のお誘いのような感じ。 私は最後まで彼女がやるものだと思ったんで、ちょっと成り行きにびっくり。 復讐を見届ける役だものね。 復讐する気持ちは人間が皆持っているんだと思う。 この復讐場面、残酷なんだけど、どことなくコミカルだ。 この監督、コミカルさと残酷さとをうまい見せ方をするよね。 特に、復讐が終わった後のケーキ屋サンのシーン。 一人の女性がクムジャさんにそっとメモを渡す。 口座番号の書かれたメモ。 この滑稽さ。 そして、クムジャさんはラスト白いケーキに顔を突っ込む! あれも、すごいわ~、女優魂だ。 あのまま顔をあげて、クリームで真っ白になった顔を見せるのかな?と思ったんだけどそこまではしなかったね。 復讐三部作、それぞれ面白かった。 「復讐者に憐れみを」が救いのなさ、一番かもしれないなあ・・・ しかも、普通の生活でありうるかもしれないというか、身近さがあるのではないだろうか。 「オールド・ボーイ」は衝撃度高い。暴力度は一番あるかも。 しつこさも一番だ。 チェ・ミンシクがやっぱりすごかったよね。 でも「クムジャさん」には、やっぱりひきつけられる物があるなあ。 結構好きかも、この映画。

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