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テーマ:映画館で観た映画(8349)
カテゴリ:~2006年 映画 アクション
今日は、風が強いですね~。雨は降らなかったけど、夕方から強風です。
さて、この映画「ポセイドン・アドベンチャー」(1972)のリメイクです。 「ポセイドン・アドベンチャー」(goo映画より) ジーン・ハックマンがよかったのよね~~。 仲間を先導していくタフな牧師だった。 随所にハラハラさせられて、ラストの山場も・・ しかし、ちょっと感慨深い。 リアルタイムでこの「ポセイドン・アドベンチャー」を見た私としては、リメイクを見るような年齢になったかと(笑) しかし、これをリメイクしたくなる気持ちもわかる。 今の技術を使ったら、当時もかなりの迫力のある映像だったのだがそれを超える映像が撮れるだろうと思うもの。 このハラハラ、ドキドキの脱出映画は、よっぽど変な事をしなければ面白い映画になると思う。 ☆ポセイドン☆(2006) ウォルフガング・ペーターゼン監督 カート・ラッセル・・・・・・・・・・・・・・・・ロバート・ラムジー ジョシュ・ルーカス・・・・・・・・・・・・・・・ディラン・ジョーンズ ジャシンダ・バレット・・・・・・・・・・・・・・マギー・ジェームズ ジミー・ベネット・・・・・・・・・・・・・・・・コナー・ジェームズ リチャード・ドレイファス・・・・・・・・・・・・リチャード・ネルソン エミー・ロッサム・・・・・・・・・・・・・・・・ジェニファー・ラムジー マイク・ヴォーゲル・・・・・・・・・・・・・・・クリスチャン ミア・マエストロ・・・・・・・・・・・・・・・・エレナ ストーリー 大晦日の夜。北大西洋を航行中の豪華客船“ポセイドン号”。広大なボール・ルームには大半の乗客が集まり、ニューイヤー・イブの祝宴が華やかに催されていた。ところが、今まさに新年を迎えようとしたその瞬間、巨大な波がポセイドン号を襲い、船は瞬く間に船底を上に向けて完全に転覆してしまうのだった。4000人の乗客の多くが一瞬にして命を失う。天地逆転したボール・ルームに残るわずか数百名の生存者たち。船長は救助が来るまでこの場に止まるよう全員に命じる。しかし、プロのギャンブラー、ディランは自らの直感を信じ、一人脱出を企てる。一方、前NY市長のロバートも、別の場所にいる娘ジェニファーを捜すため、ディランと行動を共にするのだったが…。 ~~~~~~~~~~~~~ ええ、どうしても比べたくなるのはリメイク版の宿命です。 映像は、楽しめますよ~。 迫力ある転覆シーン。 船も豪華だし、祝宴の様子も派手で良いですよね。 オリジナルと違う人物達・・・そこまでは一緒にはしないものなのね(笑) 今回は、ギャンブラーのジョシュ・ルーカスが主役なんだ~。 なかなか素敵でございましたよ^^) でもこのジョシュだけではなく、娘を心配するロバート(カート・ラッセル)と、このギャンブラーとの二人が先導していくのです。 それに母子、ロバートの娘とその婚約者、船の設計をしたという(それにしてはその知識はあまり役に立っていないが)老人(リチャード・ドレファス)、無賃乗船した女性(ミア・マエストロ)、酒飲みのギャンブラーにコック。 最初はこんなメンバー。 そうね~~、転覆が大津波なんだけど突然来る津波は、説明なし。 前作ではちゃんと船が転覆するには訳があると前フリもあったんだけどね、今回はナシです。 でも、とにかく転覆しちゃってその迫力はすごいですよ~。 そういうところは、楽しめる映画。 海水はすぐそこまで迫ってくるし、あちこちで爆発もあるし、どうなるどうなるってハラハラすると思う。 ~~~~~~~~~~~~ 面白いんだけど、ちょっと薄っぺらだね。 なんでかしらと思えば、人物に魅力がない。 それぞれの人間ドラマが描かれていないんだわ~~。 今回、非情なところを見せていて、おや?こんな見せ方していいのかな?って違和感を持った。 →脱出最初のシーンで、のっけから仲間を蹴落とすというのは、そういう映画なのか?なんて思ったのだ。。仲間を助ける為に、犠牲もいとわないというそんなところを見られる映画だと思っていたもんで・・もちろん、自分がやらねば誰がやる!と犠牲になるそんなシーンもあるにはあるのだが。← 爆風でやられるとか海水で押し流されるとか、そういったちょっと残酷なシーンを見せることにあまりにも、力を入れすぎたかしらね(笑) そこらへんは、サバイバル映画にしたかったのかと思うな。 やはり、上映前にそれほどこの映画の話題を聞かなかったのだが、それも頷ける。 オリジナルを越える事は出来なかった、と思うのね。 でも、娯楽作として楽しめる映画だと思う。 デートなんかにいかがでしょうか~~^^) ただし、観ている間息とめないように(笑) 結構、水中シーンで一緒に息とめちゃうと思うよ~ そして、まだ『ポセイドン・アドベンチャー』未見の方は、ぜひオリジナルをご覧くださいね。 ******** カート・ラッセルとダコタ・ファニングの「夢駆ける馬ドリーマー」がすぐまた上映されますね。 カートは、「ポセイドン」でも頼れるアメリカの親父でした。彼らしい役なのではないでしょうか。 「ドリーマー」でもそんな役かな? カート・ラッセルの娘の婚約者は、マイク・ヴォーゲル。彼は「旅するジーンズと16歳の夏」にも出ていたのね。 そして、男の子、ジミー・ベネットは『ホステージ』でブルース・ウィリスの息子、『ファイヤーウォール』ではハリソン・フォードの息子だった子です。彼は今引っ張りだこなのね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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「夢駆ける馬ドリーマー」はまだなんですね?
俺は順序が逆だったから、マップくんの悲劇で呆気にとられてしまいました。 でも悲しんでる暇もなく、次から次へとピンチが襲ってきて・・・・ やっぱりエレベーターのシーンが一番怖かったです。 (2006.05.28 14:05:09)
こんにちは(^^
この前、100分無い映画らしい・・・と聞き、 この長さってどうなんだろう・・と思ったんですが どうでした? ちょうどいいくらいでした? それともあっけなかったですか? かなり見たい作品なんで、そこが気になるんですよ~ 是非また教えて下さい。 (2006.05.28 16:56:38)
やっぱり映像重視の映画なんですね。映像技術が発達した故に仕方ないことかな。
私も元映画のジーン・ハックマンが大好きだっただけに… とりあえず娯楽映画として楽しみにしておきます。 (2006.05.28 20:19:35)
kossyさんのところで、その「ドリーマー」の話が出ていましたよね。
カート・ラッセルと一緒にマップ君でていたんですね。 こちらの映画のあっけなさの割には、結構印象に残る顔だと思っていたんですよね~。 では、「ドリーマー」で思いっきり彼を拝めるわけですね。ちょっと楽しみ♪ エレベーターは、恐かったですよね。最初にこのハラハラを持ってきて観客をひきつけましたね~。 (2006.05.28 20:29:14)
ああいうパニック、ハラハラドキドキ映画として、ちょうどよい長さだと思いましたよ~。
あれ以上だと見ていて疲れてしまう(笑) とにかく、あれやこれやと苦難の連続が押し寄せてくるので、自分も一緒に逃げている感じですよ。 どうしても水中シーンは、息とめて自分はこの状態で逃げられるだろうかと試したくなるんですよ^^) そして、もっと肺活量を増やさねばと思ったのです(笑) で、時間が短い分、人物描写は物足りないですよ。 仕方ないかもね。 (2006.05.28 20:34:02)
リメイクしたいと思った時点で、たぶん迫力あるパニック映画というのがあったんだなあと思ったんですよ。
あれだけ評価の高い「ポセイドン・アドベンチャー」のリメイクなのでどう切り込んでいくのか、興味もありました。 結局映像重視になってましたね。 でも考えてみたら、当時の「自分の身を犠牲にしても助けます」があまりにも「いい人」だったのかと。 今は「自分の身を守るのは自分だ」そして「できる事をやる」という「いい人ぶらない普通の人たち」の脱出劇の時代なんですね。 その分助かった人たちをみても、それほどの感動はないんですけどね~。 (2006.05.28 20:40:26)
これは、予告を観てても辛くなる作品でした~。
でも、人物に魅力が無い薄っぺら? 映像の迫力とかで、グイグイ行っちゃてるのかな~? 海難事故って切ないな~なんて、予告観てため息ついてたんですが。。 そうした、人間味はあまり無いのですね? (2006.05.28 22:31:40)
迫力は凄いありそうですねぇ。
予告編でもけっこう凄かったし。 でも、人物描写はやっぱりですか... まぁこういう映画だから映像を楽しんで、そこらへんは割り切って見るほうが良さそうですね。 (2006.05.29 21:01:45)
σ(⌒ ⌒)ワタシは、この映画観てません。
この分だと… 恐らくDVD化してから 観る事になると思います。 前作の「ポセイドン・アドベンチャー」も 観た記憶が曖昧なので、観てみたいですね。 (2006.05.30 12:01:31)
そうなんです、そうなんです。
迫力ある映像だと思うのですよ~。 もちろん見ていて、あっという間に観客が巻き込まれてぐいぐいといっちゃいます^^) そういう点では面白い映画だと思いました~。 ほかの助からない乗客たちは、もちろんすごい事になっちゃうんだけど、そこに気持ちは動きませんね。 ああ、こんな風になっちゃってって思うだけ。 やっぱり逃げて正解だったんだと、主人公達と一緒に逃げている観客は思うわけですね~。 (2006.05.30 19:48:36)
当時の「アドベンチャー」の方だって、思い出せばハラハラドキドキ、恐怖がありました。
今回は迫力ある映像で、その恐怖心をもっと感じさせたいと思って作ったんだろうなあと思いましたね~。 そういう点では、ちょうどよい長さだったんだけどね~、その分人物描写はおざなりだと思うんですよね。 ま、仕方ないかな~^^;) (2006.05.30 19:52:12)
ホントいうとね、映画館で見た方が楽しめると思いますよ。
やはり迫力を見る映画だと思うので。 前作「アドベンチャー」の方も、チャンスがあったらごらんくださいね~。ラストにほんとに助かってよかった~~って、感じると思うんですよね~。 (2006.05.30 19:54:28)
今日は、これ見てきました。セットは豪華でね、、どうやって撮影したのかなって思いましたよね。デモ人物に深みがなかったのではと思いました。こっちもこの中から誰が死ぬのかナなんて思っちゃったりね。コックを蹴落とすシーンはあんな設定にしなくてもと思ったです。
(2006.06.25 19:34:35)
そうでしたよね。
豪華だし、スピード感もあって見ごたえはあるんだけど、人物は上っ面だけ。 あのコックは、ナビゲーとしてくれるはずの人物だったし、「あらま!」って感じ。 蹴落とすにしても、もう少し違う見せ方もあったのにね。 (2006.06.25 21:29:40) |
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