ぷち てんてん

2006/10/27(金)21:28

8人の女たち

~2006年 映画・コメディ(59)

フランス映画。しかも!!カトリーヌ・ドヌーブが出ているのよ。彼女は、やっぱり迫力あるなあ~~。ストーリーは、1950年代のとあるお屋敷での一日。屋敷の主人が、背中をナイフで刺され自室でなくなっていた。屋敷には8人の女達。妻と娘が2人。妻の母、妹。屋敷の主人の妹。メイドが2人。みんな、なにやら、含む所があって・・・という話。それぞれの女達が、歌を歌って踊るの。ミュージカルとは違うと思う。決して歌がうまいと思わないけど、それぞれが味がある。女優達のファッションも見もの。また、それぞれが、オードリ・ヘップバーン風だったり、リタ・ヘイワーズ風だったり、雰囲気を出している。ドヌーブもサスガ~~と思ったけど、それは、それ、大物だから・・・それより複雑な設定のドヌーブの妹役の、イザベラ・ユベールという女優さんが当たり!!。ひっつめ髪のかっちりオールドミスから、最後は、肩もあらわなブルーのドレス姿になるその変身振りが見事。変身といえば、メイドで、実は屋敷の主人とできていたというエマニュエル・ベアールという女優さんは、セクシー。特に唇が!!やっぱり、最初は髪の毛をアップにして、そっけないメイドなんだけど、最後の方で、髪の毛を下ろして、メイドの服の衿を取ると、あ~~らセクシ~~。ちなみに彼女は、『ミッション・イン。ポッシブル』でトムクルーズと共演している。・・・・気がつかなかった、また見てみよう。屋敷の主人の妹。元ダンサーで、お金に困っているという役柄のファニー・アルダン。黒のコート姿なんだけど、黒の手袋を取りながら歌って踊る場面はこれまた、いい感じ。コートの裏地が赤で。黒のジャケットに真紅のワンピース。スカートの赤がコートから現れると、きれいなんだ~~。う~~ん、M・モンローのようなああいう感じ・・かな?でもセクシーだけど、知的に感じる彼女です。ステキだよ。屋敷の主人、面白い事に出てこない。あ、最後にね窓辺に上半身が出てくる。意外と若そうな感じだったけど、一瞬でほとんど顔がわからない。若いはずがないんだけどね、だってドヌーブのだんなさん役だもの。しかも大学生の娘が居るという設定で。それまでは、それぞれの女たちの会話の中に出てくるだけ。その時に回想シーンとして、背後から写っているだけ。そう、もう一つ。この映画、まるで舞台のようで、ほとんどが、お屋敷のワンフロアーでの場面なの。板張りの床が、コツコツと音を立てる、そこら辺も舞台の床っぽくて面白かった。女性って、やっぱり男性にとって不可解で、ちょっと恐いかもねなどと思う、ステキな映画でした♪

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