ぷち てんてん

2006/10/27(金)21:03

魔界転生・・・・窪塚洋介

~2006年 映画・SF、ファンタジー(50)

以前書いたものをこちらに移しています ☆魔界転生☆ これは、去年の春の作品だったかな?(2003) 映画館で見ようと思いつつ見逃していたもの。 「GO」「ピンポン」の窪塚クン、いいなあって思ったので・・・ 最近、結婚して子供が生まれさっぱり姿を見せなくなったね。 ああ、先日窪塚クンの弟がデビューするとかで、インタビューされているのを見たっけ。 弟君はまた兄の窪塚クンとはタイプが違うようで、兄ちゃんのように突拍子もない発言はしない・・かもしれないね。(笑) もちろん以前の沢田研二、千葉真一が出た「魔界転生」見ましたよ。 最後の炎の対決シーンが印象に残っている。 深作欣二監督の作品だったよね。 おどろおどろしい感じと、ジュリーの妖艶さが良かったよ~。 そうそう、辻村ジュサブローの衣装も話題になったものだ。 さて、今回。 島原の乱の後、天草四郎が蘇る。 「徳川をつぶし乱世にするのだ~!!」 徳川頼宣をたきつけて、混乱に陥れようとする。 さらに、この世に未練がたっぷりある剣豪を蘇らせ柳生十兵衛を殺そうとする。 剣豪たち、荒木又右衛門から始まって宮本武蔵、さらには十兵衛の父である柳生但馬守まで。 ずっと窪塚四郎(笑)は陰で操るわけで、最後の見せ場までそれほどの活躍がなく、どちらかというと佐藤浩市演ずる柳生十兵衛と魔界から蘇った剣豪との戦いの場面のほうが長いのよね。 動きの少ない窪塚クンが最後の十兵衛との戦いでどれだけ好きに動けるのかと思ってみていたのだが、前作の炎上する城の中でのその場面に比べてあっさりとしすぎて・・・物足りない。 窪塚クンが、刀を振り上げ一言発した「はっ!」というあの場面だけは、良い! そのときだけは、「お~~、いいじゃない」って思った。 前作と若干物語の持っていき方が違うようだ。 天草四郎が主人公なのだが、前作以上に柳生十兵衛に主役を取られてしまったな~。 前作は沢田研二や、それに絡む細川ガラシャ夫人、真田広之の伊賀の霧丸によって妖艶な魅力が天草四郎に出ていたんだ。 しかし、今回どうも窪塚クンはそういう美少年天草四郎に当てはまらなかったようで・・・ こりゃ、主役は佐藤浩市だったのか・・・ そうなの、魅力ある天草四郎をもっと見せてほしかったな~~。 柳生十兵衛、佐藤さんで若々しくなったかなって思うけどもうちょっと迫力あってもいいかも。 意外とあっさりやられちゃった荒木又衛門、これは加藤雅也が演じているのだが、ちょっとかっこよかったよ。 それに比べると宮本武蔵を演じたのが長塚京三なんだけど、どうも私の中では「ナースのお仕事」のイメージがあってね・・・もっと何というのかな、執念とか剣豪らしさがほしかったかも。 そんな訳で、あっさりした時代劇SFって感じの「魔界転生」でした。

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