2007/10/13(土)00:49
ソウ3
この映画、「ソウ」「ソウ2」をおさらいしてから見た方が、分かりやすいかもしれない。
☆ソウ3☆(2006)
ダーレン・リン・バウズマン監督
トビン・ベル・・・・・・・・・ジグソウ
ショウニー・スミス・・・・・・アマンダ
ストーリー
今回のゲーム。
女性外科医が誘拐され、ジグソウの元へ。
彼のルールは、これから始まるある男に仕掛けたゲームが終わるまでジグソウを延命させる事。
ジグソウの心臓が止まれば、リンに仕掛けられた爆弾も爆発する。
そして、ある男が目を覚ます。
彼のゲームが始まったのだ。
~~~~~~~~~~
三作目、今までとは違う展開だと思う。
「ソウ」は面白かった。
有無を言わせない展開、謎だらけなんだけどそこが面白い。
今回はいままでの後始末のような感じでもあるかな。
なので、今までのシリーズをおさらいしてから見るとより分かりやすいと思う。
こういう展開は予想していなかったので、少々戸惑いもあるなあ。
以下そんなにネタバレしていないと思うけど、内容に触れています。
残酷なシーンはよりいっそう増えているように思う。
ストーリーと関係なく入るゲームシーンもある。
ストーリーとどう関係するのかと見ていたんだけど、結局ストーリーそのものには関係しないんだ。
残酷シーンを入れたいだけみたいな気もする。
まあ、アマンダに関係するといえばそうなんだけど・・・
リンとジグソウの場面は唯一静かに見られるはずなんだけど、彼女の手術のシーンは目をそむけた。
手術なんだから残酷でもなんでもないはずなんだけどね~。
あれだけしっかり見せ付けられるとね^^;)
逆に地下室で目覚めたゲームの男の方は、それほど衝撃でもないかな。
そして、アマンダとジグソウの関係が、ここではっきりとする。
実は、アマンダが女性であるという事が二作目を見終わった後に不満でもあった。
女性の感情がいつ出てくるんだろうかという不安があったからだ。
ゲームとして冷静に(ジグソウのように)遂行していけるのだろうかという不安ね。
女性を出してきたら、女性の恐さを出すしかないだろうな~って予想するから。
今回、その片鱗も見えるような気がする。
女性が恐いのは、いろんな映画で見ているからなあ~今更という気もする(笑)
まだこのシリーズを続けるらしいが、アマンダがまだ出てくるんだろうか?
ジグソウは、うまい。
彼のゲームは今回も良かった。
しかし、説教臭い^^?)
ゲームそのものでは今までの方が面白かったのだが、今回はジグソウのメッセージが強いかな。
人間、変われないものがあるのでしょう。
ソリッド・シチュエーション・スリラーというのからちょっとづつずれていくような気がするんだけど、残酷シーンが大丈夫ならば映画館でゾクゾクしてください^^)
しかし、「ソウ4」はもういいんじゃないかなあ。
そんなにこのシリーズに固執しなくても、ねえ監督さん?
確かにジグソウというキャラクターは面白いのだけどねえ~。