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カテゴリ:~2006年 映画・ドラマ
そろそろ、今年の映画のまとめもしないとなあと言いながら、書き忘れたものをアップしています。
この映画は、どちらもアン・リー監督ですね。 ☆ウェディング・バンケット☆(1993) アン・リー監督 ウィンストン・チャオ・・・・・・・・・・・ウェイトン ミッシェル・リヒテンシュタイン・・・・・・サイモン メイ・チン・・・・・・・・・・・・・・・・ウェイウェイ ストーリー ニューヨークでビジネスを成功させ、市民権を獲得した台湾人の青年・ウェイトン。彼は同性の恋人・サイモンと暮らしていたが、息子がゲイだと知らない両親を安心させるため、中国人の娘・ウェイウェイとの偽装結婚を画策するのだが・・・。 第43回ベルリン国際映画祭金熊賞受賞作品。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 父親三部作というのですね? その2番目。 一番目は「推手」 ~~~~~~~~~~~~~~ ウェイトンは、結婚はもちろん偽装だから簡単にと思うのだけど、中国人ってとにかく派手ね。 結婚式は仕方なく役所で済ませるけど、披露宴は絶対に譲れないとレストランでのにぎやかなもの。 式後ホテルの新婚夫婦の部屋に、友人達が麻雀卓まで持ち込み大騒ぎする所はすごいなあと思ってしまった^^) まあ、偽装のはずがウェイトンとウェイウェイは、酔った勢いもあるけどベッドインしちゃうんだよね~^^) ウェイウェイはもともとウェイトンが好きだったせいもあるんだけどね~。 それが後々に問題になるんだけど・・・ 父親は心臓が弱っていて無理を押して旅行してきたので、結婚式だけと思っていたのが滞在が長引いてしまう。 それで、このウェイトンと恋人のサイモン、そして偽装結婚相手のウェイウェイとの微妙な三角関係が続くのだ。 とにかくにぎやかに派手な中国の結婚式が見られて面白い。 そして、アメリカにこだわる外国人に対して自分の国も大切なんじゃないの?って感じ。 グリーンカードを取る代償は大きい。 そして、このウェイトンがものすごく親思い。 今もそうなのかわからないけど、ここまで親のためにと考えるのがめずらしいと思ってみてしまう。 韓国ドラマも目上を敬うという儒教の教えが強いと思ってみているけれども、中国もそうなのね。 まあ、当時まだゲイカップルは認められなかったものね~。 あとは、アメリカ人の恋人サイモンが、辛抱強くてね。 けなげでした^^) **************** ☆恋人たちの食卓☆(1994) アン・リー監督 ロン・ション ヤン・クイメイ ワン・ユーウェン シルビア・チャン ウィストン・チャオ ン・シンリン ストーリー 妻に先立たれ、一流のシェフとして働きながら男手ひとつで3人の娘を育てあげた朱氏。週末に豪華な晩餐を囲むのがこの一家の習慣となっていたが、恋に悩む娘たちはこの行事が煩わしくなってきていたのだった・・・。 父親三部作の第3弾。 ~~~~~~~~~~~~ 今度は舞台は台湾の台北。 長女は敬虔なクリスチャンで教師。 次女は才色兼備で、航空会社勤務のキャリア・ウーマン。 三女は女子大生。 彼女達の恋模様、初恋、不倫、妊娠、結婚などが描かれていく。 そしてこの父と娘達、家族の物語。 冒頭から父親の豪華な食事作りから始まる。 いや~、おいしそう♪ こんな食事を毎回用意してもらえる娘達は幸せ者じゃないか。 しかし、娘達はそれぞれ自分の生き方を模索中。 娘の幸せを願う父親と、自分の生き方を見つけたい娘達とは対立するばかり。 家族の形態は変わるものなんだよね。 結婚して子供が出来、その子供が育ち、いずれ巣立っていく。 まあラストは思いがけない父親の決断で、おおっと娘も驚くんだけどね^^) なんだか、お父さん「やったね!」って感じ。 娘ばかりが勝手にしているんじゃたまらんもんね(笑) 三人の娘達の個性が全く違い、さらに最初の頃のイメージがどんどん変わるのが面白い。 しかし、どの女優達もみ~んな美人。 あちらの女優さんたちってほんと、きれいだよね~~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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