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テーマ:DVD映画鑑賞(13577)
カテゴリ:2007~映画・ドラマ
DISCASを使っているんですけどね、以前何気にこのDVDを知り予約リストに入れておいたんです。
でも、本数が少ないせいもあるし、結構皆さん借りているのでなかなか順番が回ってこなかったんですよね~。 という私も、興味本位で借りたんですけど(笑) ドキュメンタリーでしたよ(いろいろ期待しないようにね^^) ☆SEX アナベル・チョンのこと☆(1999) 10時間で251人とセックスしたという実在の女子大生を描き、全世界が熱狂、注目した話題作。サンダンス映画祭ではチケットはプレミアがつく人気に。マスコミも大きく取り上げ話題性抜群。 1995年の話。 もちろん、そのビデオも驚異的な大ヒットとなったポルノ女優アナベル・チョン。 南カリフォルニア大学の学生でもある彼女が、なぜこのような記録に挑むにいたったか? 特典には、来日インタビューも入っている。 来日は2001年。 ~~~~~~~~~~~~~~ DVDを検索してみると、DVDでの出演者の名前にアナベル・チョンという名前はない。 実際彼女の本当の名前は、確かグレースという名前だから、もしかしたらすでに本名にしているのかも。 映像は細切れで、ポルノ監督やポルノ男優、さらに彼女の友人たちのインタビューなども入っている。 そんな場面が細切れに入り、彼女のインタビューや素顔の彼女の様子が入る。 わざとでしょうけど、イベントをする前とイベント後の彼女がわかりずらいんだよね。 前半は、このDVDはまさにポルノ女優としての彼女の売名、もしくは会社の宣伝で作ったんじゃないの?と思わせる。 挑発的なアナベル・チョン。 「私はこれからこんなイベントをするのよ~。 やりたい人はすぐに応募して(一般公募だったらしいよ)」 もちろん、バンバン、脱いでます^^;) もちろん、大学生でもある彼女の大学での授業の様子(専攻はセックスについてだった) かなり頭のよい娘なんだろうなあ。 でも、攻撃的だ。 自宅でのすっぴんの彼女。 中国娘という感じ。 というか、日本人になじみのある東洋顔だ。 化粧をすると「おお~」って感じに見られるようになるのよね。 幼い顔立ちでもあるかな、目が大きくてね。 もちろん彼女の宣伝文句は『東洋の神秘』だ。 やっぱりね~~(笑) 実は彼女の記録はその後破られることになるのだ。 そのときイタリア人ストリッパーだったかな、その彼女が300人の記録に挑んだのだけど。 そっちは明らかに売名行為だね。 そしてそのとき、アナベルもイベントに顔を出した。 並ぶとね、本当に大人と子供みたいね。 胸がね・・・シリコンには負けるよね。 そのストリッパーさんの叶姉妹のような胸は、すごいっ!!の一言ですな(笑) 後半になってくると、たぶん時間の流れがわかりずらいけど、イベント後の彼女の姿を見せている。 アナベルの家族はフィリピンに住んでいるらしい。 そこに里帰りするのだ。 彼女の仕事のことは家族は知らない。 母親はインタビューで 「アメリカで元気にやっていれば、寂しくないわ」みたいなことを言っていた。 そんな後半の部分は、彼女の姿が痛々しい。 前半のあの彼女の顔は、女優の顔だとわかる。 本当の彼女は、不安と孤独な女性なのかなあと思うのだ。 あの攻撃的な彼女の顔は、逆に彼女自身が自分の身を守るためにつけている仮面だと。 女性だけがSEXに対してダメージを受けるということに対する怒り。 被害者となる女の弱さを強さに変えたいと思ったのではないかと思ったりする。 さらに、彼女は自分の存在を誰かに認めてほしいのだよね。 自分が誰なのか、自分を確かめるためにこういう世界にいるのではないかな。 自分を傷つけ、自分が生きていることを確かめるみたいな・・・ ところで、里帰りした彼女は自分の口から自分の仕事のことを言わなくてはと思っていた。 いつ言い出そうか、その顔は不安でいっぱいであの攻撃的な顔は全くない普通の女の子なのだ。 しかし彼女が言い出す前に匿名の電話や手紙で、母親が事実を知ることになる。 (やっぱり、どこでもいるんだよね、そういう匿名電話したりする人が) 母親の前で泣きじゃくるアナベルは幼い子供のようだ。 しかし泣きながらも『今はわからなくても、いつか理解してくれる』と。 そう里帰りする前に彼女はこんなことも言っていた。 母親が知ったら、「自分が子育てに失敗したのではないか」と思うだろうなあと。 実際の母親は、事実を知り娘と一緒に泣いていた・・・・ 母親にとって突拍子もないことをしている娘なのだが、やはり娘は娘なんだと思う。 理解できなくても。 そしてアメリカに帰ったアナベルは、あのチャレンジ後いったんは引退していたのだが、再びポルノ女優として働くことにするのだった。 だが、今度のアナベルは、最初のころの彼女と違うように見える。 若気の至りで世の中を小ばかにしたようなあの彼女の顔ではなく、仕事としてポルノを演じる女優の顔になったといえるのかもしれない。 来日したアナベルのインタビュー。 2001年ということで、20代後半だろうか。 相変わらず、少々不安定な面も見られるのだが、結婚をしたことで精神的に落ち着いてきたなあと感じる。 2001年の彼女はポルノ女優を引退し、ジャーナリストや物書きさらにポルノ女優の待遇改善などの仕事をしているという。 その後、彼女はどんな人生を送っているのかねえ~。 私などから見ると、彼女の人生は生きにくい道をわざと選んで進んでいるようにも思うのだけど、それもやはりその人の道だものね。 興味本位で見たのだけど、結構後半まじめに彼女の姿を映していたなあと思う。 精神的に傷つきやすい彼女の姿をそのまんま、見せているのでね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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10時間で251人・・・。
なんでそんな挑戦をしなきゃいけなかったんでしょうね。同じ女性としてなんだかつらいです。 いくら仕事って割り切ってもこれはきついなぁ・・・。 ドキュメンタリーなんですね。実話っていうのがまたきついな~。 親が知ってしまうなんてどんな理由があるにせよショックだろうな。 (2007.03.05 21:54:33)
そんな挑戦をする前の彼女は、すごい挑戦的で『攻撃こそが防御だ』みたいな感じに思っていたのかもしれないですね。
そしてそれが、監督や製作者側にうまい具合に乗せられてしまったのかもしれないなあと思うのです。 そりゃ、『やりたい』なんていう女優がいたら製作するほうは、こんなおいしい話はないでしょう。 彼女はそういった世界を甘く見ていたんではないかなあ。 彼女があとから、いくら挑発的なコメントを言ってもやっぱり、女性の側から見ると『強がり』としか見れないですね・・・ そして、彼女の素の部分が見えてくると、若気の至りととはいえ、そんなことで自分の存在を確認しなくちゃいけないと思い込んだ彼女がかわいそうになります。 男性と女性は違うものだと思うんですよ。 彼女は、実は女性であることが嫌だったのではないかとちょっと思いましたねえ~~。 しかし、彼女はたくましい女性でもあるのかも。 というか、たくましい女性であってほしいですね。 お母さんが全く知らなかったらしいので、知ったときの姿は気の毒でしたね・・やっぱりね~~。 その後、このお母さんとの関係がどうなったのかわからないんですけどね。 (2007.03.05 22:25:18)
知らなかった1本です。ほんとにいろんなのみるんですね。私も女性ながら、期待したかも(f^^)何かで読んだけどポルノ俳優(男性でしたが)も大変だって。
デミムーアがストリッパーの役をやったとき(全然脱がなかったので不満!)ボーリングのボールみたいになってたよ。 (2007.03.06 08:27:08)
>私も女性ながら、期待したかも(f^^)何かで読んだけどポルノ俳優(男性でしたが)も大変だって。
まあ、とりあえずアナベルの素顔を見せている部分も多いんだけど、もちろんそのイベントのシーンや彼女が演じているポルノ撮影現場も出てきたりしてます。 サービスですね(笑) まあ女性が見て、そんなに面白いもんか?と思いますけどね(笑) >デミムーアがストリッパーの役をやったとき(全然脱がなかったので不満!)ボーリングのボールみたいになってたよ。 (^∇^)アデミムーアですか~? そうなんだ~~、ボーリングのピンとはぴったりのたとえですねえ(笑) あれは作りこまないとできないラインですよね。 あ・・?違った!ボーリングのボールのほうでしたか? 胸がボールみたいだったのでしょうかね。 まさに、スイカというかボールというか・・・!! 叶姉妹見ていて、いつもあの胸が異常だと思うんですよね。 邪魔だと思うんだけど(笑) (2007.03.06 19:37:10) |
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