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テーマ:DVD映画鑑賞(13512)
カテゴリ:2007~映画・ドラマ
映画館で見たピアフで、本物のピアフを見たいと思いレンタルしてきました。
いろいろピアフのDVDは出ているんですけどね。 この「シャンソンの誕生」はドキュメンタリーで、彼女の死後4年目に作られたものです。 45分もの。 ちょっと短いのね。 ステージの彼女のシーンと、私生活のスナップ等を織り交ぜて「ピアフをしのぶ」番組になっている。 ピアフに関係した人へのインタビューもあったり、ピアフへのインタビューもちょっと入っている。 コンサートはなんだろうか、TV番組かなにかかな~。 司会者がいて彼女の曲を多数作曲したミシェルとの掛け合いがある。 彼女のしゃべくりは「下町のおばちゃん」(笑) 映画ではステージ上ではこのおしゃべりがなかったのでひたすら歌うだけかと思ったのだが、実際のステージでは曲との間にこのようなおしゃべりがあったのかもしれないね~。 ピアフは本当に小柄。 ステージではわからないが飛行機のタラップを降りるシーンとか、彼女の晩年の夫とのツーショットとか見ると、本当に小さくて細い女性だったとわかる。 そんな彼女のどこからあんな声が出せるのだろうかと不思議になってしまう。 彼女の歌い方は、マリオンがそっくり見せているとおりだった。 腰に手を当てたあのポーズもそうだし、手に表情をつけなさいといわれてから歌にあわせて振り付けが入ってのあの雰囲気もそのまんまだった。 ただ、もっともっと感情が入っていてマリオンの演じるピアフのほうが抑え目だったんだなあと思った。 映画のピアフの晩年、47歳なのに60歳にも(いやいやそれ以上に年寄りに)見えたことなのだが、実際にやっぱり年以上に老けてしまっていたんだね。 また、彼女の生涯の恋人「マルセル・セルダン」って映画の彼にそっくり。 映画の彼も良く似ていなくてはいけなかったんだね~~。 マルグリットもよく似ているし、彼女の若き夫も映画ではさらっと流していたけど、うん、そっくり。 さらに、マレーネ・デードリッヒが映画でも出てきたのだが、ピアフの葬儀の時にデードリッヒも来ていたのかな、たぶんそのときの写真が、映画とそっくりでこれまた驚いた。 そっくりなことにこだわることがすべてだとはいえないけど、フランスでのピアフはそれだけいまだ国民的歌手なのよね。 まず似ていなくちゃ、だめなんだろうなあ。 この時期にピアフの映画を作るということは、ピアフを知っている人たちに向けて作るようなものだもんね~。 さて曲に関しては、ドキュメンタリーなのでさらっと流してしまうのが、ちょっと残念。 やはり歌を聴きたい、見たいというのだったらこのドキュメンタリーでは不向きかもしれない。 ま、時間も短いしね・・・ しかしピアフを見ることができたのは、良かったかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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