2007/12/09(日)21:52
13/ザメッティ
フランスとグルジアの映画
☆13/ザメッティ☆(2005)
ゲラ・バブルアニ監督
ストーリー
グルジア移民の22歳の若者セバスチャンが導かれるままに辿り付いた不気味な屋敷。身の危険と犯罪の匂いを感じたセバスチャンは逃げ出そうとするが、強制的にとあるゲームに参加させられることになる。そのゲームとは、13人のプレイヤーが同時に銃の引き金を引くという”集団ロシアンルーレット”だった・・・。
13人が円形を組んで同時にロシアン・ルーレットを行う。
頭を撃ち抜く恐怖、頭を撃ち抜かれる恐怖、神経ギリギリの究極のゲームが、陰影に満ちたモノクロ映像で綴られる。
モノクロというのはこういうときに、雰囲気を出すんですねえ。
ハリウッドでこの監督自身の手でリメイクが決定しているらしいですね。
ディパーデットみたいにならないように・・・
この若者は偶然、大家の屋根の修理をしていてこの「儲け話」を耳にする。
でもどんな「儲け話」なのか詳細はわからない。
ただ、手紙で指示が送られてくるらしいということはわかるのだ。
ところがこの大家が急死し、この手紙を彼が偶然手に入れる。
荒削りだよね。
でも、13人のロシアンルーレットなんて設定キワモノだよね~~と思ってみていたんだけど、そこそこ面白かった。
ルーレットのルールは、ふ~ん、なるほどと思う。
自分が死ぬか相手を殺すか、いやなゲームを思いついたもんだ。
こんな賭博のどこが面白いのかさっぱりわかんないけど、金持ちたちがこのゲームを淡々と進行していくのだ。
ラストの展開は、うまいかなあ。
救いのない話だけどねえ。
なるほどねえと思った。