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テーマ:DVD映画鑑賞(13598)
カテゴリ:2008洋画
お正月気分も抜けましたね~~。
我が家も、娘が帰っていき再び独居生活(笑)勝手気ままにしてますけどね。 でも、あれこれ世話を焼くのがいなくなり(世話したり、世話されたりですけど)ちょっと物足りない・・・(笑) ま、すぐに一人暮らしに慣れると思うんですけどね^^) でも、慣れた頃にまた春休みで帰ってくるんだろうなあ(帰ってくるのかわかりませんけど) お正月に届いていてずっと見られなかったDVDをやっと見ました。 ☆ガスパール/君と過ごした季節(とき)☆(1990) トニー・ガトリフ監督 ストーリー 妻が家出して以来、家族の絆にうんざりしていたガスパールと、幼い頃に母親に捨てられたことから哀れな人を放っておけないロバンソン。失業中の二人の夢は、浜辺の廃屋を修理して軽食堂を開くこと。そんなある日、ロバンソンは置き去りにされていた老婆を連れてきて・・・。 ~~~~~~~~~~~~~~ 南フランスのプロヴァンスを舞台にした映画。 93分。 ガスパールが夜の浜辺で、妻との思い出の曲をプレイヤーで聴きながら捨てられた悲しみに思いっきりどっぷりはまり込んでいる姿は「ああ、ここまで愛するってのはすごいことだなあ」と思うのだ。 そのときの曲が哀愁漂う曲でねえ。 どんなことから彼が妻に捨てられたのかは、詳しく語られない。 別れてから妻との生活を恋しがる。 別れる前に大事にしておけばね~~ 男と女ってこんなところからすれ違っているのかも。 妻はたぶん、今頃すっきりしていることだろう(笑) 意地悪くそんなことも考えてみるが、とにかくガスパールはこの別れが相当にこたえているのだ。 一方ロバンソンは、老婆を拾ってきたときもそうなのだが人のことにとっても気を使う。 もちろん、ガスパールに対してもいつも「元気?大丈夫?」そう声をかける。 母親に捨てられた彼はそのときの寂しさを今も引きずっている。 だから、人の気持ちに敏感なんだろうね。 とってもやさしいロバンソンなのだ^^) でも、そのやさしさはきっと生きにくいこともあるんじゃないかなあなんて、ちょっと思う。 半ばあたりにこのロバンソンとガスパールの夜の仕事がわかる。 昼間は壊れはてた海辺の家の修理や食堂に使ういすのペンキ塗りに精を出しているが、夜は近所の食堂にこっそり忍び込んで食料を調達するのだ。 まるで子供のようにくすくす笑いあいながら、食堂に忍び込み冷蔵庫を開けてこっそりディナーをいただく姿はかわいいともいえるんだけど^^) 二人の友情も感じるし。 それにしても、毎晩のように盗みに入られても気がつかないって、結構のんびりとしているよね(笑) この二人の男と老婆の生活に、今度は娘をかかえた未亡人がくわわるのだ。 未亡人といっても若い娘のような女性ね^^) 家族なんだよね。 血はつながらないけど、ひょんなきっかけで一緒に暮らし始める家族。 そんな家族になってからの後半、展開は早い。 駆け足気味になるなあ、93分だからかもねえ~。 ラストのガスパールの選択は、これはこれでよくわかる。 友情でもあるし、でも確かなことはたぶん彼は心の傷がだんだんいえてきているのではないかという事・・・ 彼のお供に毛むくじゃらのワンコ。 ワンコに癒されて、彼はきっとこの先やっぱり家庭っていいなと思うかもしれない。 ちょっとホンワカしたいときにお勧めしたい映画。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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