ぷち てんてん

2008/04/20(日)01:28

椿三十郎&用心棒

2008邦画(29)

たまたま、借りていたDVDが「椿三十郎」だったのです。 そして、TVで「用心棒」をやっていました。 ☆椿三十郎☆(1962) 黒澤明監督 三船敏郎 仲代達矢 小林桂樹 加山雄三 なるほど、リメイクは本当に忠実だったんですねえ~~。 椿三十郎(リメイク版) 椿三十郎 台詞もそのまま。 ― 人は見かけによらねえよ、あぶねえ、あぶねえ ― とかね^^) この台詞、この動き、このアングル、と確認しながら見て楽しみました。 オリジナルの面白さを、がんばってリメイクしたんだなあ。 意外とこのオリジナルを見てリメイク版も「がんばった♪」と評価が上がった気がします^^) オリジナル版、若侍の井坂伊織役は加山雄三。 若々しいわ~~(そりゃそうだ) 田中邦衛さんも若侍、これは若大将と青大将なのねえ。 加山雄三、意外といいんですねえ。 9人の侍の中でほどほどに目立って、そのほどほど加減が良いかもと思うのでした。 こちらの城代家老(井坂伊織の伯父)の伊藤雄之助は良かったです~。 「馬のほうが丸顔」という台詞は確かにリメイク版の藤田まことさんにもあってるわと思うけど、オリジナルの伊藤さんには負けるかな~~。 あのとぼけた感じは、すごいですよ^^) その奥方と娘、こちらもどちらかというとオリジナルのほうが好きですねえ。 普通なんですよ、オリジナルのほうが。 リメイク版のおっとりを強調しているのは、少々じれったくなりましたし(笑) そして、奥方がお歯黒しているのもいいかな~~。 意外とリメイク版が面白いと思ったのは茶室の三悪人。 リメイクのほうがコミカルさがあって好きかも。 そして、押入れ侍。 こちら小林桂樹さん。 リメイクは佐々木蔵之介さん。 う~~ん、とぼけっぷりは同じなのかな・・? でもなんとなく佐々木さんのほうがおかしさが出ていたような? もちろん、最初に見たのがリメイクのほうだったせいもあるかもしれないし、佐々木さんのほうが身近だと(いまいろいろ佐々木さんの演技を見られますし)言うこともあるかもしれないですけどね。 仲代達矢と三船敏郎の最後の決闘シーン。 オリジナルの血が飛び過ぎってところ、見ました、見ました~~♪ すごすぎです(笑) でも、オリジナルも決闘自体は意外とあっけなかったんですけどね。 ただ、刀を抜く前の緊迫感!!あれはすごいですね。 見事ですねえ^^) 三船さんは豪快さとかとぼけっぷりとか、やっぱりいい俳優さんなんだなあと思います。 特に、この後続けて「用心棒」を見たからよけいにね。 ☆用心棒☆(1961) 黒澤明監督 三船敏郎 東野英治郎 仲代達矢 山田五十鈴 ジャイアント馬場 今まで、まじめに見たことがなかった私です。 でも、面白いですねえ~~やっぱり、痛快娯楽映画!! なるほどなるほど、椿三十郎だったのね、主人公は。 こちらでは桑畑を見て「桑畑三十郎」と名乗ってましたけど(笑) 「もうすぐ四十郎」という台詞も、ここで言わせていますし。 そして、この映画がいろいろな映画に影響を与えたというのは、本当によくわかります。 「荒野の用心棒」は有名ですし。 最近では「スキヤキ・ウェスタン・ジャンゴ」ですよね。 以前見た真田広之さんの「助太刀屋助六」も似た様な棺おけ使うシーンがありましたっけ。 宿場町の雰囲気もね^^) まあ、言い出したらきりがないんでしょうね。 それくらいすごいのだ(今頃ですが^^;) しかし、ここでも仲代さんは意外とあっけなく倒れちゃうのねえ。 その後の息を引き取るまではたっぷりあって、台詞もあるんだけど。 戦い自体は、そ・それだけ~!って感じでしたよ(笑) ジャイアント馬場さんがでっかいというのはよくわかりました。 馬場さんにやられるシーンは、本当にたたきつけられていたようにも見えましたけど?? こりゃすごすぎと思いましたもん。 面白いものは、やっぱり面白いのだ!! 古さを全く感じさせないし、やっぱりいつまでも残るものだよね~~。 改めて思いました^^)すごいことだと♪

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