2008/07/05(土)23:00
ナルニア国物語 第2章:カスピアン王子の角笛
イケメンだって~?♪
というわけで見てきました。ちなみに吹き替え版。
最近吹き替え版が多くなってきましたねえ。
本当は字幕のほうが良いんだけど、字幕で限られた台詞に意訳するというのは結構大変だろうなって思うのです。
英語が理解できればそれにこしたことはないということね~~。
☆ナルニア国物語 第2章:カスピアン王子の角笛☆(2008)【ファンタジー】
アンドリュー・アダムソン監督
ストーリー
ペペンシー兄妹の治めた黄金時代から1300年の歳月が流れたナルニア国。かつて全能なる王アスランに祝福され、生きとし生けるもの全てが幸福に包まれていた魔法の国は、戦闘民族テルマール人に征服され、もはや存在しない。人間たちに迫害され生き残ったナルニアの民は森に逃れ、この暗黒の世界に再び光をもたらす者の出現を待ち続けていた。一方、テルマールの王宮では、亡き王の弟ミラースが、正統な王位継承者カスピアンの暗殺を企てる。“伝説の四人の王”を呼び戻すと言われる魔法の角笛だけを手に城から逃亡した美しき王子は、テルマール人が決して足を踏み入れない森の奥深くで、ナルニアの民と出会う…。
前作は私的には、子供向けのファンタジー過ぎて微妙な感じだった。
ナルニア国物語を子供のときに読んでいたら違っていたかもしれないなどと考えたんだけどね。
今回もそれほど期待しないで見に行ったんだけど私は今回は面白かった^^)
150分なので、結構な長さなんだけど飽きることがなく楽しめた。
ストーリー的にはいろいろ考えたけど・・原作があるものだからその点はなんともいえないよね。
アクションシーンは、ロード・オブ・ザ・リングを思い出したりもしたが、なかなか見せてくれる。
あの投石器とか、樹とかね。
でも思いのほかダークなお話だったなあ。
この戦いというのがスカッとしないよね。
テルマールの王位争いに、ナルニアが巻き込まれたという感じ?。
もちろんナルニアがテルマールに征服されたという長年の恨みというのもあるのだけれども。
4人の子供たちは、ことの成り行きがよくわからぬうちに戦うことを決めた。
無謀だよと思う事あり、そのために傷つき倒れていく者あり。
戦いというのは悲惨なのだ。
こんな犠牲の上に王として成長したといわれてもね・・本当のところ素直にばんざいとはいえないよね。
そんなことも感じさせるのだ。
人間の欲深さも見せていてどろどろした争い。
ナルニアの民ももちろん純粋なだけのおとぎの国の住人ではない。
自分たちのために戦うのだ。
小さくなってひっそり生きてきた民は、自分たちの国を取り戻すために。
→しかし、戦況は結局アスランが決める。
もっと早く来て解決してくれれば・・・ねえ~?
もともと彼が作った国なんだから、彼が出てくれば解決だよね。
ルーシーちゃんばかりに目をかけないで自分の国の民の中でルーシーちゃんのような『信じる心』を持つ者を見つければ良いんじゃないのかなあ~?←
こういう続き物は、登場人物たちの成長も楽しみだ。
4人の子供たちはもちろん体格的に大人になっていくのだけど、今回はそれぞれ心の成長も見せてくれる。
長男ピーターが、前作は長男として兄弟たちを守ろうとしていた。今回は自分の力を見せ付けたいとがむしゃらになったり、カスピアン王子に嫉妬したり、複雑な思春期の男の子だ.
見終わると、一番印象に残るのは彼のシーンだったりする。
長女は淡い恋も、かすか~に見せてくれる(ちょっと見せ方はあっさりしていたけどね)
実はすっかり忘れていたが角笛は彼女のものだったね~。
次男エドマンド、サンタさんから何もプレゼントをもらっていない(前作でサンタさんに会えなかったから)彼はどういう位置づけなのかな、この先にまだ彼の重要な事が起きそうな気がする。
しかし今回彼は、長男のサポートに徹していた。
彼のほうが年上ではないかと思わせる心の成長が見られるね^^)
そして末っ子ルーシー、彼女は『信じる心』をいまだ持つ純真な女の子。それは前作も今回も変わりがないんだね。だからこそナルニアに来ることができたのだろうし。
相変わらずアスランとの絆は一番である。
そして、そしてイケメン王子カスピアン王子であるが~~。
これは好みによるだろうが、思いのほか光っていなかったな(笑)
いい子ちゃん王子はちょっとこの年齢では無理があるのか?
惜しかったって感じね^^)今後の活躍に期待ということにしておきましょう~。
あれこれ思うことはあるけれども、面白かったので良し♪の映画でした。
ファンタジーを楽しんで~。
我が家にやって来たネズミの騎士♪リーピチープ
このキャラなどは、ああディズニーらしいなあと思った。
もっと活躍しても良かったのにな。