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テーマ:映画館で観た映画(8344)
カテゴリ:アニメ
昨日、娘が夏休みになって帰宅しました。
さっそく新しいパソを使いまくっております。 そして「お母さんにはもったいない」というのですよ。 まあ、娘と違って私などはこの楽天に使うぐらいですもんね、確かにもったいないかも。 そして今日は二人で暑い中映画を見に行ってきました。 ☆スカイ・クロラ☆(2008)【アニメ】 押井守監督 声 加瀬亮 菊池凛子 谷原章介 栗山千明 ストーリー 現代に似たもう一つの世界。平和を享受する人々は“ショーとしての戦争”を求め、それがビジネスとして成り立つ時代となっていた。そんな中、戦争請負会社のロストック社に所属する戦闘機パイロット、カンナミ・ユーイチはヨーロッパの前線基地、兎離洲(ウリス)に配属される。しかし、彼にはこの基地に赴任する前の記憶がなく、分かっているのは自分が思春期の姿で成長をやめ、空で死なない限り生き続ける宿命にある“キルドレ”であることと、戦闘機の操縦法だけだった。そしてユーイチは、ミステリアスな女性司令官クサナギ・スイトに惹かれていく。彼女もまたキルドレのひとりで、かつてはエース・パイロットだった。一方、彼らの戦況は、“ティーチャー”と呼ばれるラウテルン社のパイロットに翻弄され、日増しに厳しくなっていくのだが…。 絵に関しては、詳しいことはよくわからないので(笑)技術的なことも^^) でも細かい部分、例えば新聞がちょくちょく出てくるんだけど新聞の記事もみっちり作られているよねえ。 戦闘シーンとかあるので動きはあるんだけどストーリーの動き的には起伏がないですね。 ちょっと長かったこともあり、途中眠くなりました(*_ _)人ゴメンナサイ でも時々ハッとさせられるセリフなどがあり、平和ボケした頭を殴られるような気がします。 人類は昔から全く変わることがないです。 戦いのない世界はあり得ないと。 このスカイ・クロラの世界では人々が平和に暮らしているという実感を得るために、平和な世界を維持するためにショー化された戦争(空中戦)が行われているのです。 なぜなら人間は平和な世界に住んでいると自分が平和で安全な世界にいることを忘れてしまうから。 自分の身に降りかからない戦いによる悲劇や犠牲を、遠くから眺め自分が安全に暮らしていることに安どするのでしょう。 なんて痛烈な痛いところを突いた話なんだろうかと思いながら見ていました。 そしてもうひとつ、キルドレという存在。 偶然できたDNA異常によりいわゆる永遠の命を得た若者たち。 これがちょっとわかりづらいんだけど、不老不死なのかなあと思っていたんだけどそうじゃないみたい。 不老不死と言えばさまざまな物で取り上げられる題材になっているけど、どちらかというと皆が手に入れたくて争いになるものでしょう? でも、ここでは不毛な繰り返しみたいだよね。 そして、永遠の子供。 子供は親を乗り越えなくてはならないですよねえ。 その親というのはここでは「ティーチャー」なんだと思うのですよね。 乗り越えられない、でもいつか乗り越える・・・はず。 でも永遠に子供なら乗り越えることはできなんだろうなあ、どうだろうか? いつかは破られる時が来るのだろうか。 現代って、父親不在なのかな…何かそんなことも感じました。 パンフレットを娘が買ったのですが、このパンフを読むとより話がわかると思います。 でも、じわじわと来る映画だと思いますよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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作品紹介を見ました。
「~のブランチ」だったと思うのですが。 キルドレ?って不思議なキーワードに惹かれましたよ。 谷原章介さん吹替えの役は、明るいんだけど、いろんなものを抱えていて、谷原さんの吹替えでより深みが出たと、監督も喜んだとか。 似たようなストーリーで、「イキガミ」?ってのがありますね~。徴兵制による、若者の死刑。残り時間を与えられルその時間をどう過ごすか。これも、コミック原作で、話題だそうですね。 >人間は平和な世界に住んでいると自分が平和で安全な世界にいることを忘れてしまうから ホント、↑それを問いかけてる作品が結構ありますね。 最近は、米映画より、邦画の方が、生と死といったテーマの作品は、キメ細かく作ってると感じてます。 (分かりづらかったりするし、予算は米製ほどではないですが)ね。 (2008.08.03 23:32:35)
>gacha-danjhonさん
谷原さんって声がいいですよねえ。 そして映画が堪能なの。 このアニメ、英語が飛び交うのですが加瀬さんは英語が堪能だと知っていたのですが、谷原さんもなんですねえ~~。 >似たようなストーリーで、「イキガミ」?ってのがありますね~。徴兵制による、若者の死刑。残り時間を与えられルその時間をどう過ごすか。これも、コミック原作で、話題だそうですね。 このコミックは私も読みました。 これは映画になるのですよね。 どんなふうになるのかなあ~。 今回生と死ということよりも監督は若者の窮屈感というか…そういうことを書きたかったと言っていますよね~~。キルドレがそういうことを表しているのでしょう。とっても哲学的、でも今までの監督の作品に比べるとわかりやすいとか? >☆☆rose☆☆さん そうなんです、私には結構風刺や皮肉を感じたのですが、それよりもやっぱり若者たちへのメッセージが強いようですね。 「今がいやでも、生きてみろ」ということかなあ。 たまには娘と映画もいいもんですよ。共通の話題もできるし^^) (2008.08.07 21:47:07) |
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