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テーマ:映画館で観た映画(8344)
カテゴリ:2008邦画
今日は「わたクマ」見てきました^^)
それを書く前に、先週見たこちらを書いておかなくちゃ。 「たみおのしあわせ」7月から公開中。 ☆たみおのしあわせ☆(2007) 岩松了監督 オダギリジョー 原田芳男 麻生久美子 小林薫 冨士真奈美 大竹しのぶ 忌野清志郎 ストーリー 父・伸男と2人暮らしの神埼民男はオクテで恋愛下手だが、最近お見合いした瞳とはうまくいき、結婚を目前に控えていた。一方伸男は部下の宮地と交際中。しかし民男の目を気にして、関係を秘匿していた。そんな中神埼家の天井裏に、ニューヨークから逃げ帰った親戚の透が居着く。透は偶然宮地に発見されてしまうものの、なんと2人は恋に落ちてしまい……。 もちろんオダジョーが、目的でした^^) 結構考えるといろいろと示唆している内容なんだなと、あちこちの方の感想を拝見したところです。 結構、飽きずに見ることができますし、そういう点では面白いです。 冒頭のデパートの屋上らしき場所でのシーン。 母子でボール遊びをしているとボールがそれて民男と父伸男の足元に転がってきた。 それを拾って投げ返したあと、民男は「ほら、こっちを見てるよ」と言う。 実際に母親が見ているようでもあるが父親は「そんなことはないよ。そういうことを言っているから世界を狭めるんだ」と息子に意見するのだ。 この「誰かに見られているような気がする」というのって、「去年ルノアールで」に出てきそうな「妄想」コントになりそうな感じだなあって、クスッと笑っちゃった私です。 去年ルノアールで 深煎りブレンド(DVD) ◆20%OFF! 父子の居間でのシーンが俯瞰で撮られていて面白い見せ方だなと最初ちょこっと気にかかったんです。 それが天井裏の透のシーンになるんですよね。 この「覗き」男の存在は江戸川乱歩的な感じがしないでもないです^^;) ただ、覗く対象が若き女性ではなくむさくるしいオヤジと息子なわけですけど。 頻繁に出てくる携帯電話。 今や携帯電話なくしては生活できない?かもしれない人々。 忌野清志郎は友人と会話していても携帯をかけるのですよ。 とがめられると「もっと面白い話をしろよ」と友人に言うわけです。 生身の対面している人を無視しても「面白いことを探す」という無礼さなのか、対面している人間に縛られない自由さを求めるということなのか・・わかりませんけどね。 普通はどう見てもなんて失礼なやつなんだと思っちゃいますよね。 民男の相手は麻生久美子。 婚約を決めたけど、なんとなくふらふらしているのですよ。 本当にいいの?と思ったり、でも意外と結婚したらうまくいくかもとも思うし。 父親の方は、民男に遠慮しているうちに積極的にモーションをかけてきていた宮地(大竹しのぶ)が冷たくなってきて。 なんでだろうと思うんですよね。でも彼にはよく分からないんですよ。 ラストの展開は意外といえば意外でした^^) なんで~~??って思いましたもん。 で…二人とも亡くなった母親が忘れられないわけかな・・と 民男と婚約者、父親と宮地、それにNY帰りの透 彼らが次はどうするの?って興味を引き出しながら見せているのは面白かったです。 ただ、欲をいえばもう少し彼らの背景を教えてほしかったかなあ。 俳優として活躍する岩松了さんは、「帰ってきた時効警察」とか「亀は意外と速く泳ぐ」とかちょくちょく見ています。 監督としてもまた面白い映画を見せていただきたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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