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カテゴリ:読書
年末年始のこの休みに一気読み。 実は最初のころはスカーペッタシリーズ読んでいたんだけど、最近のものは読んでいない。 久しぶりのスカーペッタという事になるかな。 なので、この前の話でスカーペッタに変化があったらしいことを今回の小説を読みながら理解していく感じ。 ふむふむ、そんな事があったのか~~そりゃつらかったろうねえスカーペッタも。 え!マリーノが??とか驚いたりしてね~。 なんで読まなくなったかというとマリーノが惨めになって行く様が(スカーペッタに突っかかって行くとか)読んでいても不快でやめちゃったのだ。 それでマリーノとスカーペッタの関係があんな風になっちゃったんだねえ~~。 毎回コーンウェルの作品は人間を描いているなって思う。 時には面白くない作品もあるけど(ガラーノシリーズは面白くないよね) このスカーペッタシリーズは徐々にどろっとしねちっとしてきて、どうも脳天気な私には合わないなんて思っていたのだ。 しかし今回はあちこち話がからまって行きながらもすべて「スカーペッタ」に集中していくので、入り込みやすかった。 今回の話はまさに「スカーペッタ」を中心に回って行くのだ。 スカーペッタ本人そんなつもりはないんだけど、周りがスカーペッタの磁力に吸い込まれていくというか? そんな感じ。 被害者が小人症の女性で、容疑者がその彼氏の同じく小人症でさらに自分はGPSをつけられ操られていると訴える青年。 もちろん犯人は誰?という事なんだけど。 さらにネットでスカーペッタのゴシップが流れるという事件。そのゴシップは故意に捻じ曲げられゴシップ好きが喜びそうな話になっている。それを流しているのは誰なのか? スカーペッタとベントンは結婚したんだけど、結婚したらむしろ離れていた時よりもぎくしゃくしてきているのか?という私生活の展開も気になる。 そしてマリーノだ。 マリーノは有能な警察官だ。 勇敢で鋭い、そう最初のころからそう思っていたんだけど途中からぐちゃぐちゃしてきて・・(笑) 今回、殺人事件の捜査に当たり地道に足で、そして長年培った経験からくる鋭さで事件にかかわって行く。 最初の頃に戻ったようなマリーノが見られるのがうれしい。 マリーノとスカーペッタ達の関係がどうなるのか?も興味深いだろう。 ネットの匿名性の怖さとか、個人が見張られているんじゃないかという怖さを考えさせられる話だったよ。 そんな事で、今度のスカーペッタはシリーズのファンにとっても私のように途中で脱落したものにとってものめり込める話になっていると思う。 ただしコンピューター関係のところとか(ルーシーが得意なね^^)難しい説明も多くて、そこら辺はさら~~とながし読みしちゃったけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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スカーペッタシリーズは、途中で辞めてるんですよね。
大きな文字の文庫が出た所で 断念。 でも、ぷちてんさんのを読んで 久しぶりに手を出してみたくなりました。 (2010.01.04 12:27:03)
>スカーペッタシリーズは、途中で辞めてるんですよね。 >大きな文字の文庫が出た所で 大きな文字?そうなんですか、それは気がつかなかったなあ。 で、やっぱり断念してましたか? 最初のころは面白かったんだけどなあ・・・ ねっちりしてきて、どうも私はめんどくさくなってしまったみたい(笑) >でも、ぷちてんさんのを読んで >久しぶりに手を出してみたくなりました。 これはもしかすると初期の頃に似てきたかなあって思います。 まあまあ、いけるんじゃないでしょうかね~~^^) (2010.01.05 22:20:22) |
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