ぷち てんてん

2010/09/13(月)19:02

ルドandクルシ

2010洋画(41)

久しぶりにDVD鑑賞の感想をば 最近、本当にDVD鑑賞もしないんだよね~~。 先月も2本、今月もこの分で行くとそんなものになるのかも。 ☆ルドandクルシ☆(2008) カルロス・キュアロン監督 ガエル・ガルシア・ベルナル ディエゴ・ルナ ストーリー&解説(DVDより) ルドandクルシ 【DVD】価格:3,591円(税込、送料別) メキシコの片田舎、バナナ農園で働きながらうだつのあがらない生活を送っていた兄弟、ベトとタトは偶然通りかかったサッカー・スカウトの目に留まり、プロ・サッカー選手として成功する。それぞれのプレースタイルから、“ルド”<=タフな乱暴者>と“クルシ”<=ダサい自惚れ屋>というあだ名をつけられ、スター選手として順風満帆の人生を手に入れるがその運は次第に下降線をたどり始め・・。 監督は『天国の口、終りの楽園。』で脚本を手がけヴェネチア国際映画祭・最優秀脚本賞を受賞したカルロス・キュアロン。本作ではコメディタッチを貫きながら、何気ない日常から人間の深みを描き出す手腕は前作同様に健在。滅法いいかげんでマジメな、ラテンテイスト満載の兄弟の姿に明日もなんとかなるさと励まされずにいられない、生きていくことへの愛しさに溢れたフィール・グッド・ムービー。 ハリウッドのみならず世界を圧倒しつづけるメキシコ出身監督たち―アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ(『バベル』『21グラム』)、アルフォンソ・キュアロン(『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』『天国の口、終りの楽園。』)、ギレルモ・デル・トロ(『パンズ・ラビリンス』)が立ち上げた製作会社“チャ・チャ・チャ・プロジェクト”の記念すべき第一回製作作品、本国メキシコでは異例の500スクリーンで公開し4ヶ月ものロングランとなった大ヒット作! 主演は『天国の口、終りの楽園。』でヴェネチア国際映画祭新人賞を同時受賞したガエル・ガルシア・ベルナルとディエゴ・ルナ!私生活でも無二の親友である二人が7年ぶりに共演、罵倒しあい喧嘩しあいながらも最後まで支え合う「ダメ兄弟」を抜群のテンポで演じ切る! ~~~~~~~~~~~ ガエルくんとディエゴのコンビ、久しぶり~~~♪ そう思って借りた一作。 のほほんとお馬鹿に浮き沈みする兄弟の物語だなあ。 サッカーで出世してやるぜっていう兄弟。 でも弟のクルシ(ガエル)は実は歌手になりたいのよ。 その歌声は・・・・そりゃ無理ってもんでしょって程度。 でもさ、サッカーで一躍スターになったクルシは、その夢をかなえることになる。 金と人気があればなんだってOKなわけね。 自分のビデオを飽きずに眺めるクルシ(笑) しかし、このクルシ、変な女に引っかかっちゃってねえ。 もちろん、どう見たって単なる人気のある男にいい寄る「尻軽女」なのに、もう夢中になっちゃうの。 どんどこ、金を貢いで~~バカだねえ、ホントに(笑) 一方、ちょっと遅れてスカウトされた兄ルド(ディエゴ)。 ゴールキーパーとして活躍する。 しかし、このルドの落とし穴は賭け事。 ハマるんだな~~、お決まりの如く。 ツキがある無しにかかわらず、大口をバンバンかけまくる。 そして、やっぱりお決まりのように借金地獄が待っている。 ルドの妻も、しっかりものに見えたのにあやしげなネズミ講の会員になっていてね。 会員を増やすのに夢中になっていたんだけど、やっぱりそこにも落とし穴が・・・ 夫婦そろって、どうにもならない状態になっちゃうのだ。 せっかく豪邸に住んでいたのに、兄の借金のせいで家財道具一切合財持っていかれちゃった。 弟は勿論女に貢いでいて、金なんてあるはずがない!と威張る(笑) さてこの二人、その後どうなる? 兄弟愛、感じるよ^^) いがみ合っても、大喧嘩しても、やっぱり兄弟。 たとえ大事な時に「右と左」が分からなくても~~! しかし「左右」って結構間違えるもんなんだと思うよ。 自分から見て「右」なのか、相手から見て「右」なのか? でも、普通確かめるもんだよねって思うんだけどね。 ルド(ディエゴ) サッカーで母親に家を建ててやる!と言い続けた兄弟は結局すべてを失い、義弟(麻薬王らしい)の建てた母親の家を眺めながら「奴はすごいよな」と素直に感心する。 この母親の態度も、なんだかおかしいんだよね。 金が手に入るとみな変わっちゃうもんよ。 でも、それもイヤミなく見せているんだよね。 こんなもんかも、人生の浮き沈みって。 でも、いいじゃないか、なんとかなるさって、フッと力を抜けるそんな映画なのだ。

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