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テーマ:映画館で観た映画(8349)
カテゴリ:2010洋画
この映画8月から公開されている。
アカデミー賞外国語賞を取った作品。 aoさんの所で紹介されていて、そういえばこちらでも公開していたっけ(しかも今週で終わる)と気がつき慌てて見てきた。 そうか~~、これがアカデミー賞かあ(いや、いいんですけど) DVDは2011年2月発売よ
☆瞳の奥の秘密☆(2009) スペイン/アルゼンチン フアン・ホセ・カンパネラ監督 リカルド・ダリン ソレダ・ビジャミル パブロ・ラゴ ハビエル・ゴディーノ カルラ・ケベド ギレルモ・フランセーヤ ストーリー ブエノスアイレス--刑事裁判所を引退したベンハミン(リカルド・ダリン)は、忘れ難いある事件を題材に小説を書き始める。それは、1974年に結婚間もない女性が殺害された残虐な事件だった。妻を奪われた銀行員の夫の深い愛情に突き動かされたベンハミンは、判事の制止を振り切り、犯人を捜し始める。そして、ようやく容疑者にたどり着くが・・・。それから25年。タイプライターを前に自身の人生を振り返るベンハミンに、上司だったイレーネ(ソレダ・ビジャミル)の存在が鮮やかに甦る。いまだ過去に生きる自分と決別するために、彼は事件の裏側に潜む謎と、今も変わらぬイレーネへの想いに向き合うことを決意する。果たして、ベンハミンは失った歳月を取り戻すことが出来るだろうか? ~~~~~~~~~~~~~ 「情熱」 犯人の情熱、被害者の夫の情熱、そしてベンハミンのずっと秘めていた情熱・・・ 渋いお話だよね。 殺人事件とベンハミンとイレーネの秘めた想いが絡み合ってるよね。 殺人事件の方とどう絡めていくんだろうかって思ったんだけど、この事件で二人の関係が近づいたという思いがあるんだろうな。 しかし、イレーネは大学卒でベンハミンは高卒、学歴の差が彼を一歩引かせたということなんだろう。 アルゼンチンという国、よく知らないからね、どんなふうに殺人事件を追うのかよく分からなかったんだよね。 検事であるベンハミンたちが直接犯罪現場に出向き捜査するみたいだね。 しかも、ライバルや上司から足を引っ張られたりする。 そこら辺、ちょっとやきもき。 誰が犯人なのか?という謎解きも楽しませてくれた。 犯人の目星がつきながら、何故か捜査が打ち切りになっていたというのは、ひどい話だよね。 でも、その理由が良く分からない。裏で何があったんだろう?? 被害者の夫は1年経っても毎日駅で容疑者が現れないかと執念を燃やしているの。 そこで、ベンハミンは再び捜査を始めることになるんだよね。 夫の執念に触発されたのだ。 夫はいう「死刑は反対だ。犯人にはずっと生きていてほしい。虚無の世界でずっと生き続けてほしい」 確かに・・・・ しかし彼が取った「復讐」は、これは本当に自分自身もしんどいものだろうな。 自分自身も強固な意志がなければできないんじゃないだろうか。 私に彼のようなことができるだろうか?? 考えてしまったな~~。 執念、復讐、情熱、形が変わってもその奥にあるものは一緒かもしれないと思わせられた。 このシーンは、ハラハラしたね~~。 う~~、やきもき~~ってさせられたシーン。セリフが無くても二人の気持ちが表れている。 25年後のベンハミン 25年後のイレーネ 俳優さんたち、みんな若い時と25年後と両方演じているのだ。 渋さと情熱と執念、そして愛・・感じさせてもらえる。 日本人とはまたちょっと違った感じかな~とも思った。 盛り沢山な内容なんだけど、うまくまとめてあるよね。 みた直後より、あとからじわっと来る感じ。 ☆☆☆・・という感じです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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