20,30,40の恋・・・台北が舞台
今日はいい天気のはずが、日中雪がちらついていました。気温は2度ぐらいかな?真冬日じゃないだけいいですよ~。雪で孤立している秋山郷へ、物品を届けようとしたら雪が降っていて天候が悪くいけなかったようですね。心細いだろうなと思いますよ。早く天候が回復して、もちろん道路も開通して欲しいですよね。☆20,30,40の恋☆(2004)シルビア・チャン監督シルビア・チャン・・・・・・・・リリーレネ・リュウ・・・・・・・・・・シャンシャンアンジェリカ・リー・・・・・・・シャオジエアンソニー・ウォンレオン・カーファイストーリー20歳の小潔(アンジェリカ・リー)の夢は歌手になること。歌手になるためにマレーシアから台湾にやって来た彼女は、複雑な社会の中で自分の夢を叶えるために模索している。30歳になったスチュワーデスの想想(レネ・リュウ)は結婚を夢見ている。しかし、彼女には妻子持ちと遊び人の恋人しかいなく、しだいに疲れを感じ始める。40歳の莉莉(シルビア・チャン)は亭主に浮気をされて離婚を決心する。独身生活を始めた彼女は第二の青春を追い求める。~~~~~~~~~なかなかいい映画でした。女性向ですけどね。監督も女性ですから。この、シルヴィア・チャンは「レッド・バイオリン」や「過ぎゆく時の中で」「上海ブルース」などにも出演している女優さんですね。実はどの映画も見ていないので、ここで始めて拝見。とっても魅力的な女優さんでしたよ~。監督もするなんてすごいですね。見る側が、それぞれの年代の女性に共感するのではないかなあ。自分の年齢に照らし合わせるので、若い女性などは20代30代の主人公達に思い当たる所があるでしょうし、私のように結婚して子供も大きくなっているとやっぱり40代の主人公に気持ちがいっちゃうんですよね。~~~~~~~~~20代のマレーシアからきたシャオジエ。とってもかわいいの。でも20代というよりも10代の女の子って感じでしたけど。一緒にデヴューするはずの香港から来た女の子と、楽しくじゃれあって過ごしているのが、とってもかわいい。こういう時期あるよね~。夢と希望に膨らんでいる風船のような時期ですね。ここで、マネージャーでもありこの彼女達を連れてきたシュウさん。これが、なんとアンソニー・ウォンでした。渋い刑事役のギョロメの彼ですが、ここでは長髪にGパンの一昔前のフォーク歌手みたいです。ちょっと笑えます^^)30代のシャンシャンはフライトアテンダント。仕事であちこち飛び回る彼女には、年下の彼と、不倫の彼がいるのです。二股かい~!だけど、どちらの彼も自分にしっくりしていないんですよね。子供の頃、母親から教え込まれた「男性不信」がトラウマになっているんでしょうかね~。でも、そんな自分に嫌気がさしているんです。40代のリリーは台北で花屋を営んでいる。娘は留学中、夫とも何の不満もなく生活していたのだけれども、ある日ひょんなことからその夫が別の家庭を持っている事が発覚するのです。そして、離婚。もう男は真っ平?いいえ、もっといい男が居ればいいじゃないというわけで、青春を楽しもうと奮闘するのです。そうそう、このリリーのちょっと御相手にレオン・カーファイが出てくるのです。普通っぽいんだけど、渋いおじさんでしたよ。~~~~~~~~~~シャンシャンは、妻と仲良くしている不倫相手にもイライラするし、年下の彼ならフリーだからいいかと思えば、この彼も頼りないうえに浮気しているみたいだし・・でもね、シャンシャンも自分の都合で振り回しちゃったりしているのね。風邪をひいて具合の悪いときに「今チャイムを鳴らして訪ねてきた男と結婚しよう」なんて考えちゃう。しかし、誰も来ないんですよ。誰からも見捨てられて一人で死んじゃうんだわ~!愛しているんだか、愛されているんだか・・・そもそも、この関係に愛があるのかもわかんないんですよね。時々、コミカルに描かれているんですよ。さて、そしてリリーはこれまた、思い込んだりチャレンジしたり、積極的に愛を求めていこうとするのです。でも、何でもかんでも良いわけではないとだんだん気がつくのですね。自分にあった男性はどこにいるの?なかなか、居ないもんですよ~そりゃ。ここでも、またこのリリーが時にチャーミングに時にドタバタとコミカルに奮闘していて、「分かる分かる」と思いながら笑えちゃう。彼女が甘い物をぱくつきながら、また泣きたい時は韓国ドラマを見て泣いているっていうのが、どこの国でも同じだなあと思いました。やっぱり、思いっきり感情移入して泣ける韓国ドラマってストレス解消になるのでしょう。ラストもそれぞれなんだけど、それぞれに次のステップに進めそうなそんな終わり方だったように思いますね。************* レッド・バイオリン 上海ブルース・・ツイ・ハーク監督 過ぎゆく時の中で・・・これはジョニー・トー監督の作品なんですね。