使わない帯や着物のリメイクの是非
着物や帯のリメイクには反対意見もあるようだハサミを入れるのは着物の反物を作った職人さん達に失礼だと自分は着物を着ようとは思わなかったので母の残した綺麗な帯に見惚れ、リメイク屋さんに頼んでバックに仕立てていただいた。自分の物作りとはイメージが違ったので自分にも出来るのではないかと、試しに作ってみたこれが始まり。着物はジャケットやブラウスに仕立て、毎日着ている。絹の素晴らしさを感じる毎日だバックに仕立てた帯は、お気に入りで毎日使っている使わない帯を箪笥の肥やしにして、シミだらけに風化させるのか毎日のお気に入りにするのかどちらが良いか?確かに、着物を着るようになり、反物の知識がついた今着物の事を知らなかった頃より、ハサミを入れるのにかなりの勇気がいる帯として使ってからにしようと、保留している物も随分あるシミだらけになって捨てられる運命にある着物昔作られ、現在は使い道のない帯そんな帯や着物が、古着屋さんにはごろごろしている。先日もオークションで、新古品の帯留めのセットを買ったが新品を買う値段より安く、20本も入っていた気に入った物は帯締めとして使い古い礼装用の物などはリメイクに使う。まだまだオークションには山ほど出ているどれだけの着物関係の物が使われずに埋もれているのかとびっくりするほどだ。着物は着物として、帯は帯として使われるのが一番良いが全てがその運命を全うされる訳ではない。それでも着物にハサミを入れる事は罪か?