カテゴリ:手仕事
ほっこりとした絣のバックが出来上がりました。 脇の部分は久留米絣。珍しい黒の反物です。 ***************************************** 久留米絣(くるめがすり)は、福岡県南部の筑後地方一帯で製造されている絣。 生産されているもののほとんどは着尺(きじゃく)の綿織物。 織幅が1尺(約38㎝)の織物。括り(くくり)とよばれる技法であらかじめ染め分けた糸(絣糸)を用いて製織し、文様を表す。 伊予絣、備後絣とともに日本三大絣の一つともされる。久留米絣の技法は1957年に国の重要無形文化財に指定され、1976年には経済産業大臣指定伝統工芸品に指定されている。 ************************************************* 工程を調べると気の遠くなるような作業で、柄を織っていく。 真綿って綿ではなくて、まゆから採れる絹だったんですね。 真綿の布団って、ものすごい量のまゆが必要かと................ 手間ひま掛けて作りあがった生地は、現代にはない、ふんわりとした肌ざわりです。 オレンジの部分もかすりです。 ゴロゴロある反物から 母は絣や、紬が好きだったようで、大島をはじめ白山紬、黄八丈、結城紬、 作り手の少なくなった塩沢紬など色々あり、 手つむぎ、手書きの物が多いです。 母と祖母、義母と、自分の着物 大正時代からの反物の山を、少しずつひも解いていこうと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.04.19 21:00:06
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