風を感じて（着物の不思議）

着付け教室に通い始め、初めて買ったのが、ポリエステルの長襦袢
先生に必要と言われ、サイズはL

これが、身体にあっているのかいないのか
良く分からず、とりあえず白い物を購入した。

今日の門を叩いたのは、母の残した着物が沢山あったから
自分で着られたらいいなと思って。

春から始め、夏を迎える頃、ようやく2ヶ月が過ぎた。
着付けはこんなに汗だくになるものかと不思議だったが、
肌着から長襦袢までびしょびしょの状態。

お洋服は自分で作るので、ポリエステルという素材自体を
あまり肌に付けた事がなかった。
ネットで長襦袢の事を調べたら、夏は涼しい麻素材や
ポリエステルでもピンからキリまである事に気づいた。

安い(といっても10000円はしたと思う)から暑いのか？
さっさとポリエステルは脱ぎ捨て、
半衿がファスナー仕立てのきらっくを購入してみた。

半衿だけ取り外して洗えるし、
袖も取り替えられる。
素材は見頃の部分が綿で、ウエストから下の部分がキャプラとポリエステルの混紡だったかな？

肌に当たる部分が綿なので、ポリエステルよりは暑さも気にならない。
ポリエステルの長襦袢は、僅か4ヶ月でポイした。

後にこの微妙なサイズのきらっくを自分でお直ししたが。