カテゴリ:着物のこと
着物の仕立て寸法は
裄、胸幅、腰幅から割り出し、仕立てる。 この3点から割り出した着物は異常に大きい。 右前は後ろまで行っちゃう。 羽織りも腰幅から割り出すようだが、 これもぶかぶかな物が上がって来る。 どうしてこんな事が起きるのか? 骨格ストレートは打ち上げの位置が腰周りとなる。 打ち上げ部分がおはしょりとなり、 足の付け根まですっぽり。 これがトイレに行かれない原因となる訳だが。 着物で言う腰幅は足にあたる。 と言う事は、着物を作る時、裄と胸幅だけ知らせて 腰周りは無視すれば良いか、 5センチ少なく申告するかのどちらかだ。 結局自分の着物は8センチ大きく仕上がっている。 羽織りにおいては、帯の位置を考えて仕立てるのか、 その帯の位置にくるだろと仕立てた所は足に来るので、 縦のラインの縫い方が違う。 昔の人に合わせた着物の仕立て。 現代の人に合うのだろうか? 着物は着付けで何とかなるが、 上物や長襦袢はかなり無理があるのでは? 仕立てられた羽織りなら仕方ないが、 わざわざ反物から仕立てるのだから、厳しい目で判断してほしいものだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.01.22 15:07:04
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